知的成長戦略論-クールに生きる

かっこよく生きるためのメモ。
知的に成長し、どんな状況でも平静を保てる力を身につける。

豊田真由子問題について考える。

2017年06月23日 | スキルアップ
概略

豊田真由子衆議院議員

桜蔭高等学校
1993年 東京大学 文科一類法学部
佐々木毅教授の政治学ゼミ
1997年 厚生省
2000年 ハーバード 国費留学
2012年12月 埼玉4区 当選  厚生労働関連
2014年 再選

当選2回
(以上、「ウィキペディア」参照)
2017年5月22日 暴言暴行問題で自民党離党。


騒動の発端
政策秘書が、支援者の誕生日の挨拶状を別の人に送付した。
そのほかにも政策秘書が、連絡をし忘れ、パーティーでの挨拶の時間がなかった。
移動の車内で暴行、暴言。


中小企業の社長ならば、ありそうなケース。
ミスした際の罵声のみではニュースとしての価値は少なかった。
今回は、国会議員であったこと、
暴力があったこと、
政策秘書が録音をしており(その内容が過激)、
週刊誌に持ち込んだことから
騒動になっている。

ポイント
①エリートほど、気をつけるべき。
自分のスキルが高いと、
 人にも同様の努力やスキルを要求したくなる。

 なんでこんなミスをするんだ!!
という自分にも他人にも厳しいタイプは、
 パワハラになりやすい。

②録音・録画されていることを頭に入れておくべき。
録音は用意になっており、性能も高い。
指導する際の言葉遣いには注意する。
手は絶対に出さない。ものにも当たらない。

③復讐に気をつけるべき。
こちらが指導であると思っていても、相手は恨んでいることがある(今回は不明)。
録音、録画され、拡散された場合のリスクは甚大。

そのため、言動には常に気を配り、誤解を招くことも行わない方が安全。


他方、パワハラ被害者にとっては、
 証拠が重要である
ということ。

その上で、弁護士に相談。


ただ、今回のケースは、事情はどうであれ、
政策秘書としての今後のキャリアは厳しい。

結果としては、録音、タレコミで、
 元ボスの首を絞めた
ことになるため、
 そんな人物を秘書として雇いたいと思う政治家は少ない
はず。

政治家内では、
 自分もあれくらいの暴言は吐いている
と戦々恐々としている人もいるはず。

議員本人は入院しているとのことであるが、
 早めに弁護士に依頼してリスクマネジメントに努めた方がよい
ケースです。

ただ、厚生労働関係の政治畑を歩んでいたため、
今回の事件は、
 パワハラの抑止に努めなければならない立場の人間が、
 過激なパワハラを行った
ということで、
 政治家のキャリアとしては痛すぎる。

自民党は都議会議員選挙のため、
 離党させたものの、イメージは悪い。


学び
一時の感情に流された結果、
今までの努力が無駄になってしまうおそれがある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする