巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

東笠取稲出のカヤ

2006-12-08 | 京都府

 

宇治市東笠取の地は、宇治市の中心から大津方面へ車で20分程も山の中に入った里山で、上の醍醐や岩間山などの西国三十三ヶ所霊場の山懐に当たる土地です。

僕の家からだと一度滋賀県に入ってまた、京都府内に戻ってこの地を訪れた方が早い。

琵琶湖から流れ出す瀬田川が宇治川と名前を変えるのは多分京都府に入ったところ、この東笠取へと入っていく道路付近からだと思う。

現在ではこの奥に京滋バイパスの笠取インターが出来ていて道路も広く走りやすくなっている。

インターを越えてしばらく行くと、左手に笠取小学校が見え、次の交差点を右折、山手に向かって進むと、左山裾にそれと解る大きな枝ぶりがみえてくる。

その樹のおくに、一軒の旧家の立派な石垣が見えて、なんとも里山の風情が感じられるところです、おまけにここを訪れたときは少し盛り過ぎた彼岸花が里山彩りを添えていた。

このカヤの巨木は、旧家への進入路脇の林の中に在って、小さな雑木などが根元を囲み、被写体としては絵になりにくい場所にあった。

神社や、寺院の巨木のように手入れは行き届いては居ないが、自然の中で目いっぱい生きてる巨木です。

表示板によると、推定樹齢400年、幹周り約5m、高さ25mとあり、巨木と呼ぶには少し物足りないが、京都府内では有数の巨木だとされています。

撮影2006.9.30

MAP

 

 



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