三千院へ行った帰り道探しあぐねてやっと見つけたケヤキです。
江文神社(えぶみじんじゃ)は大原の産土神を祀る古社、神社は「大原の里」最西端、金毘羅山(江文山)の山麓に鎮座、御旅所もその近くに在るものだと探しあぐねた末、国道まで出てくると目の前にそれらしき木立があって、その前に小さな祠も鎮座していた。
大原の里を縦断する国道367号線、旧鯖街道が高野川の小さな流れを越えて右手山側、花尻の森と呼ばれる台地にあって、江文神社からは2km近くも離れて居る。
冬枯れのケヤキの巨木はその頂部を気の毒なほど欠損、僅かな小枝残しているに過ぎない。
目通り約5.7m、表皮には苔がまとわり着き、樹勢も決して良くは無さそうです。
樹いっぱいに枝を張り、緑陰に爽やかな風の通り抜ける日が来る事があるのだろうか??
撮影2008.12.23