京都「大原の里」、上野町に立つ一本杉の巨木です。
大原上野町は京都の一大観光地「大原三千院」進入路付近の山裾棚田に囲まれるように軒を並べる小集落・・・。
三千院にはシーズンになるとそれこそ列を成して観光客が訪れるが、ここに足を伸ばす人など皆無です。
この地は「惟喬親王(844~897)」故地であり、近くには墓も残っている。
集落入口に「浄楽堂」と呼ぶ惟喬親王ゆかりのお堂が有り、道を挟んだ公民館脇に「上野の一本杉」と呼ばれる巨杉がどっしり腰を下ろしている。
無指定故の哀しさか??何のデーターも有りませんが、目通り約5m足らず、樹齢も300年内外だと思われます。
しかし幹には「しめ縄」が巻かれ、集落のシンボルとして大事にされていて居る様子がよく解ります。
撮影2010.9.4