巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

白馬寺(はくばじ)「衣掛けの杉」

2006-06-15 | 奈良県

                                                 

 奈良県東吉野村滝野に曹洞宗、天冠山「白馬寺」があります。

白馬寺には弘法大師空海が、ここの境内の「投石(なげし)の滝」で修行の際に衣を掛けたといわれている樹齢千年の「衣掛けの杉」があります。

この境内の奥まった所、「滝野川」沿いに暫く行くと、「投石(なげし)の滝」があり、落差約15mあり、付近はマイナスイオンに満ち満ちており、心も洗われるような心地よさです。

不動堂前の巨杉

滝つぼの手前、左側に不動堂があってその前にも杉の巨木がある、目当ての「ころも掛けの杉  」は、滝つぼ左ての斜面から天を突いて聳えている。

森閑とした奥山の聖域で多くの大木が立ち並ぶ中でも、ひときわ目立った杉の巨木で、環境庁調査(1991)によると、樹高50m、幹周5.76mとあり樹齢1000年といわれている。

弘法大師の話はともかくとしても、樹齢を考え合わせて見ると、時代的にはおかしくは無い。

しかし、このての話は数多くあって、いつもの事ながら、一体、空海は何人いたんだろうと苦笑せずには居られない。

 

 

撮影2006.4.21

場所はここ。



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