国道369 号線、開路トンネルの手前をトンネルに入らないで旧道を登っていくと 県道28号線の分岐点があって、その28号線へと進んでいくと、やがてこの狭い県道は吉野杉のうっそうとした杉木立の中を暫く進む、杉木立ちから開放されて視界の開けた辺りが東吉野村滝野で目的地。
この集落の入り口に近い所に白馬寺という古刹があって、小さな水分神社が同居していて、社の裏手に巨大なケヤキが聳えている。
大ケヤキは、説明板によると推定樹齢1000年、樹高32m。村の指定天然記念物で、地上10mのところで二股に分かれています。幹周りは6.5m。
根元付近の樹肌は波のような模様を見せており、樹齢の多さを感じることができる。
僕がここを訪れたのは4月の後半、しかしこの老木には未だ充分に若葉が芽吹いてなく寂しい姿しか収める事は出来なかった。
今年は春の訪れも遅く、この滝野の地が山深き山里ゆえ、余計に芽吹きが遅いのかも知れない。
撮影2006.4.28