巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

十津川村 玉置神社玉石社の大杉

2013-04-05 | 奈良県

前回の玉置神社参拝では見逃していた玉石社。

玉石社は玉置神社の基となったと伝えられ、丸い玉石を祭祀する原始信仰の様式を今に良く残しています。

神武天皇が神武東征のおり、この石の上に神宝を置いて勝利を祈ったと伝え、大峯修験道では玉石社を聖地と崇め、本殿に先んじて礼拝するようです。

所謂玉置神社の名称は、この神武天皇の話が因に成って居ます。

<玉置神社本殿>

玉置神社の御神体で社名の起こりとなりました。

境内を奥に進むと玉石社へと続く参道登山道が有り・・・・

急な登りを15分も登ると

玉石社と書かれた結界、簡素な木柵に囲まれた三本の巨杉が見える。

玉石社の巨杉は玉置神社に数多くある巨杉群に比べれば、正直見劣りします。

しかし霊石、玉置の玉を根元で抱くように建つ三本杉にも、どこか近付き難い霊力が宿って居る様な・・・。

何代目に成る霊杉かは?知りませんが・・・、やっぱり霊力を宿したようにすくっと屹立して居ます。

撮影2010.7.24



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