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滋賀県西浅井町塩津中の應昌寺にシラカシの巨木が在る。
湖北を北陸に向けて走る国道8号線と湖西から湖北へつなぐ国道303号線が交わる辺り、塩津の信号を東進、旧集落へと入る。
応昌寺は地図で調べても解らず、近くの人に聞いて尋ねあてました。
しかし寺は訪ね当てても今度はシラカシの巨木が何処にあるのか解りません・・。
境内を何度かウロウロしてみたのですがやっぱり不明。
そうこうしているうちに出かけられて居られた、住職家族が帰ってこられ案内していただきました。
庫裏と本堂の間をすり抜けて裏に廻った山裾にこの大物のシラカシは根を張っていました。
山裾のがけ上から立ち上がっていて真近くまで寄る事が出来無いのでその幹周りの大きさを実感できません。
幹の根元には大きな洞があって、つる性植物が何重にも巻きついています。
周りにも杉や、雑木が重なり殆ど手入れは出来てなくあるがままの巨木です。
幹周り9m、樹齢約450年ということですが、表示板などの設備もありません
撮影2007.6.10
樹の生命力と一言ではいえない、なにか大きな恐ろしいもの、「畏怖」すべきものとしての自然が、あるように感じます。
日本で多神教が生まれたのも、うべなるかな。
と思いました。