日本三大名勝の一つ天の橋立を一望する高台に西国三十三ヵ所第二十八番札所として知られた成相山成相寺があってR178号線沿いにある丹後国分寺跡の信号から一気に駐車場まで辿りつく事が出来る。
駐車場の係員に聞いてもこの奥山にある逆杉の事は知っていてもタブの木に関しては全く知らないようでした。
勿論ここまで来て本道に参拝しない手はないと本堂に人並みの参拝、どこかにタブの巨木への案内があるだろうと探して見るが
全く見当たらず、NETで見た記憶を頼りにキンピカピンの真新しい五重の塔を目当てに探し当てたのがこのタブの木。
平成十七年十月二九日に落慶法会が営まれたと言う五重の塔は、本堂よりかなり離れた広場に、まるで取って付けた様に建ち尽くしている。
どうも元々有ったものの再建ではなさそう??
タブの木はこの五重の塔の南側、小高く残した台地上に立ち、目通り5.9m、樹高14m、枝張りは南北22m、東西17mと言われ、京都府指定の天然記念物に指定されています。
乾燥しやすい台地上にあっても根張りは発達、ひこばえも多くまだまだ元気一杯のように見えた。
しかし、五重の塔の新築に如何ほどの金をかけたのかは知らないけど??
寺側にしても京都府にしても全く何の案内板も掲示板も設けていないのはちょっと不親切極まりないんじゃない。
撮影2008.5.17