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車なしではとても行けつけないような山又山の谷あいの町、今は三重県津市美杉町、つい最近までは一志群美杉村だったところ、そんな辺境の太郎生(たろう)にある国津神社にケヤキの巨樹がある。
旧国道から神社境内への石段を登り鳥居をくぐると左手にその老巨木が聳えている。
手水舎の横手にある大きな平石を巨大な根が飲み込むようにうねっている。
南北に並んだ2本が根元で癒着してして1本の樹となっていて、南側の大きいほうが目通り7.6m、北側の方は4 mの大きさで、樹齢800年以上と言われていて、県の指定文化財。
しかし、この老体の主幹には大きな裂け目が出来ていて、サポーターは当てているものの、ワイヤーで締め付けている様がいかにも痛々しい。
この神社には巨樹がおおくて、拝殿左手には大きなカゴノ木がある。
撮影2006.4.23