伊勢市、近鉄宇治山田駅 すぐの繁華街の真ん中に在ってこじんまりした森の中に有る。
境内は道路代わりに使われているのか人通りも多く厳粛さには欠けるが緑は濃く揺らぎの一画を市民に提供してるのではないだろうか??
内宮、外宮を始めとする伊勢神宮やその摂社の多い中でなんとなく親しみやすく、一息つける佇まいが嬉しい。
豊受稲荷社と箕曲中松原神社は同境内に有って、この大楠は西側入り口から入って直ぐの正面、境内の真ん中辺りにドンと腰を据えている。
根元より大きく数本に分かれた大枝にシダ類を一杯大枝に纏い、根幹は大きな洞を有している。
推定樹齢800年と言われ、楠正面には鳥居が建てられ楠神社として神格を与えられた大楠です。
目通り 7.7m 樹高 25mの大楠は神そのもののような厳粛さを有している。
根元の洞には守り神の白蛇が棲みついているという話だが確認は出来なかった。
撮影2008.10.4