![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/70/5a73f413616e90c8cec11208c46ef60d.jpg)
多賀大社の神木といわれている杉の巨樹です。
多賀大社から車で約30分、距離にして7~8km北東の山の中、杉坂峠に在る。
峠に至ると、右側に小さな駐車スペースがあり、この杉の案内板がたっていてます。
道路よりも一段下がった斜面に立つ大杉は多賀大社の御神木で、樹高37m、幹周り11.9m、樹齢400年。
巨大な根元は一体化していますが複雑に三分枝した樹形から合体木だろうと言われています。
滋賀県で最大級の巨樹であるとされています。
案内板によると、多賀大社の祭神伊邪那岐命(いざなぎのみこと)がこの地に降り立ち、この峠を下って栗栖の里に鎮まられましたが途中村人に栗飯を出され、そのとき地面にさした箸が芽吹いて現在のご神木になったと言われています。
多賀大社は、もと杉坂山頂に始まり、麓の調宮に遷り、ついで田宮とでも言うべき現社地に遷ったといわれており、この杉が神木だとされているらしい。
勿論、樹齢と神話の時代とはまったく適合しませんが、滋賀県ではなぜか箸が育って、大木になったと言うこのての話が多くて面白い。
撮影2006.7.15