巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

揖斐川町 日坂春日神社大杉

2012-06-21 | 岐阜県

ここは春日神社の巨杉もさることながら、付近の景観が何とも目を見張る程の素晴らしさでした。

福井県境に近い岐阜県の秘境、徳山ダムから流れだす揖斐川渓谷に沿うように走る国道303号線、その名倉大橋から更に支流の日坂川沿いに遡ると軒を連ねる旧久瀬村日坂の集落。

県道から、旧道の在所道に入って行くと左手にすぐそれと分かる木立の春日神社、しかし真正面にでんと構える偉容な民家の景観に目を奪われる。

民家は高橋家住宅として岐阜県重要文化財に指定されているほどで納得の景観を誇っています。

江戸期文化六年の建築とされ、この山深い山村に在って、この規模の大庄屋屋敷に出合えるなどとは思ってもいなかったので本音で驚きの一語に尽きます。

杉の屋敷林と長い長い石垣と板塀・・・・、この地に来てこれだけでもう満足してしまいそう・・・・。

ところで本題の春日神社は此処から振り向くとこんな感じ・・・・、背の高い杉の木が何本も聳え立っている。

手前は小学校の跡地だろうか、もう廃校して永年がたち新しい施設の建物が建っている。

日坂川脇を通る旧道沿に杉の巨木が林立、どれも姿良く高く聳えたっている。

注連縄を掛けられた大きい樹瘤を持つ連理の巨杉。

境内瑞垣付近にもこんな巨杉、別に際立った大きさでもなく際立った特徴が有るわけでもないが・・・・。

しかし巨杉の林立する境内には20数本にも上る大杉が記録され、まさしく巨杉の杜を為している。

撮影2009.11.14



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