行っても行っても、何処へ行っても楠の巨樹ばかり。
西鉄甘木線北野駅の直ぐ南、筑後川に注ぐ陣屋川の迂回枝流右岸に鎮座する北野天満宮、朱塗りの太鼓橋を渡って直ぐ左手、特徴のある石鳥居脇に聳える大樟。
なんと形容すれば良いのか見事なしもぶくれ、まるで巨大な土団子に枝付きの串でも突き立てたような・・・・
巨大な根回りはその根元で約22m、樹高は17.5mと以外にちんちくりん。
因に樹齢は900年余りとか??とにかく異様な樹姿を誇って福岡県天然記念物に指定されています。
一方だだ広い境内の突き当たり、楼門を真ん中に一対の巨楠が立っていて素晴らしい景観を醸し出しています。
この一対の樟も中々の巨木ぶりですが、この地域では特別に取り上げるべき存在では無いのかも??
因にこの北野天満宮は天喜二年(1054)に京都の北野天満宮の分社として建立されたと云う事です。
撮影2011.12.16