前回の玉置神社参拝では見逃していた玉石社。
玉石社は玉置神社の基となったと伝えられ、丸い玉石を祭祀する原始信仰の様式を今に良く残しています。
神武天皇が神武東征のおり、この石の上に神宝を置いて勝利を祈ったと伝え、大峯修験道では玉石社を聖地と崇め、本殿に先んじて礼拝するようです。
所謂玉置神社の名称は、この神武天皇の話が因に成って居ます。
<玉置神社本殿>
玉置神社の御神体で社名の起こりとなりました。
境内を奥に進むと玉石社へと続く参道登山道が有り・・・・
急な登りを15分も登ると
玉石社と書かれた結界、簡素な木柵に囲まれた三本の巨杉が見える。
玉石社の巨杉は玉置神社に数多くある巨杉群に比べれば、正直見劣りします。
しかし霊石、玉置の玉を根元で抱くように建つ三本杉にも、どこか近付き難い霊力が宿って居る様な・・・。
何代目に成る霊杉かは?知りませんが・・・、やっぱり霊力を宿したようにすくっと屹立して居ます。
撮影2010.7.24