巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

庄原市熊野 熊野神社の老杉

2011-06-24 | 広島県

中国自動車道の「庄原IC」より、国道183号線県道254号線と乗り継いで、ここ古事記にも残る「比婆山御陵」の遥拝所として建つ「熊野神社」は、また広島県下では名高い老杉群が聳え立ち、神話伝説と共に広く信仰を集めて来たと言う。

大鳥居をそのまま越えて奥に進めば巨杉の聳え立つ参道

厳粛さと古い歴史を感じさせる巨杉の参道は流れる空気もどこか違って、時間が停まっている感覚すら憶える。

参道入り口近く右手に一段と大きく石柵で囲まれて立つ巨杉は、「天狗の休み木」と呼ばれ、「比婆大神」(イザナミノミコト)使いの天狗がこの樹の梢で羽を休めたと伝えられる。

この巨杉は根元で合着したものか二本の梢を持っている。

樹齢約1000年、目通り8.2mで広島県下第2位の大きさと成っている。

境内へ登る石段脇にも・・・

正面に拝殿を見て・・

脇から見る拝殿と渡り廊の有る本殿。

本殿脇の一本・・・樹齢1000年、目通り7.4m、この鳥居の奥は「比婆山御陵」への道となっている。

広島県下の巨杉50傑の内、この地のものが26本を占めると言い「熊野神社」の老杉群として広島県の天然記念物に指定。

紀州「熊野那智大社参道大門坂」にも似通う雰囲気を感じる。

撮影2009.4.18



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