宇陀市と奈良市の境に大和富士の名で呼ばれる一際は姿の良い額井岳(ぬかいだけ)山裾にある。
走り慣れた大和高原を縦断する国道369号線、いよいよ大和高原最後の峠、香水峠を越え宇陀市に入った所が赤瀬。
付近は斜面に棚田が広がり、裾野に民家が密集しているが・・・このあたりから見る眺望は、はるか室生山系や大台山系までまで見渡せる絶景です。
国道369号線玉立(とうだて)橋を左折、左手山裾に有る民家脇から山手に入るとこのケヤキの巨古木に出逢う。
「愛宕さん」のケヤキと呼ばれ地域の人々から親しまれ崇められて来ました。
ケヤキは一段高い台地状の斜面にどっしり根を降ろし力強く踏ん張っているように見えますが・・・・
根元で五支幹ほどに岐れた株立ち、しかし裏側から見ると根元が相当傷んで居ます。
総幹周約12m、樹齢は不明ですが、奈良県の保護樹木に指定されて居ます。
撮影2010.8.15