この大杉も四本杉と呼ぶようにやはり根元で合着した連理杉の神木です。
前回紹介の千光寺より戻り道、県道89号線より 丹生町方交差点で国道158号線に右折、直ぐ次の信号、南東角に緑豊かな鎮守の杜があり、御崎(おざき)神社が鎮座している。
驚く事に、この御崎(おざき)神社の有る地はあの乗鞍岳稜線の最終尻らしいが・・・、此処からは遠すぎて、その主峰の姿など何処が何処やら。
石段を登ったがらんとした境内の一角に有る四本杉は見事にすんなり伸び、この雪の多い地に有っても、杉らしい杉の姿そのものです。
昭和40年代に落雷に遭い、うち一本が欠損、現在は写真のような三本杉に成っている。
すっきり、シンプルに見えるこの杉は樹齢約300~年、目通り約10m、樹高約25m、高山市の天然記念物に指定されている。
まだまだ元気で杉らしい杉です。
撮影2009.9.21