前回紹介の岩座神地区より国道427号で北上する事約15分、道の家「R427かみ」の向い側にそれと解る鳥居があって、その奥に直立する杉郡の参道が
見通せる。
目の前が道の駅だという事もあって、名も知れ渡ってない地方の神社にしては滅多に見かける事の無い参拝客を何組か見かけた。
境内のスギ林の内7本が県指定天然記念物であるようですが、中でも社殿左側奥にある夫婦スギと呼ばれる大杉は圧巻で、樹齢約1000年、樹高60m、根回り11m戸なっていますが、一方別の表示板には幹周り12mとなっていたりする。
根回りより目通りが大きい杉の木というのはどうも解せない、見た目やっぱり根回りの方が太く、いずれかの表示板が間違いではないのだろうか??
とにかく数値はともかく、その姿は威厳と共に神々しさはゆるぎない。
地上8mのところから二股に分かれており、夫婦杉の名で呼ばれ夫婦和合の象徴、神社の神木として地域住民から親しまれ、信仰の対象ともなっています。
二股に分かれた主幹には亀裂保護措置としての鉄製鎖が巻かれ少し痛々しく見えるが、見上げる夫婦杉は、はるかな頭上にその葉をつけている。
撮影2009.7.4