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巨樹、巨木巡礼

僕が訪ねた大きな樹を紹介していきます。

糸井の大カツラ

2007-12-09 | 兵庫県

 

この地は思い出したくも無い苦々しい経験の地でも有るが、その苦々しさを忘れさせてくれるに充分な素晴らしいカツラの巨樹と出会わせてくれた土地でも有ります。

今年の5月、丹波、但馬の遅い春も夏への衣替えの季節、丹波篠山からこの和田山町まで足を伸ばし、もうすぐカツラの近くの集落に差し掛かる田舎道の交差点で一旦停止違反でつかまった。

おかげで僕は免許停止になるという苦々しさ、知らない土地での車の運転はまさしく要注意。

気を持ちなおしての、この大カツラの訪問となりました。

集落の奥、糸井渓谷を数キロ遡りさらに林道の砂利道を少し走ると目の前にこのカツラがでんと構えてて待っていてくれる。

桂の周りは綺麗に整備されていて駐車上も整備されている。

空いっぱいにわかばを広げたカツラの樹は巨大で、まるで絵本の表紙から抜け出たような親しみの有る巨樹に見えました。

主幹はすでに朽ち果て、周りのヒコバエだけが元気にその命をつないできたようです。

中心部はぽっかりと大きな空間が占めていて、その中から見上げるカツラの若葉には感嘆の声を上げずには居られない素晴らしい光景でした。

カツラの巨木の常であるが、沢沿いの水の豊かな場所に生育するため根を洗い出され、長大な根が地面を這いまわる姿はカツラの生命力の強さを感じる。

国の天然記念物に指定されていて樹齢2000年、幹周19.2m、樹高35mの威容さです。

こうしたカツラが永久の命を得たかのようにいき続けられるこの環境が破壊されないことを願いたいものです。

2000年生きた命を絶やさないことを願うのみです。

撮影2007.5.26

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追手神社の千年樅、他

2007-12-03 | 兵庫県

 


クリスマスが近づくとこの樅の木はもてはやされ、この時期なら誰もがこの木の名前を何度も耳にすることだろう??。


一時、山本周五郎の時代小説でも一躍有名になったこの樅の木、僕はクリスマスの飾りつけをする木だから北欧原産の樹木だと思っていたら日本にだけ自生する樹木だと聞いて唖然とした。


それでは外国のあのクリスマスツリーの樅の木は一体何なんだろう



何はともあれ、この樅の日本最大の樅の木が丹波篠山に有ると聴いてそれならばと出かけて見ました。


篠山から但馬に掛けては巨樹の多い地域で、とても1日や2日では代表格の巨樹だけ訪ねても廻り切れたものではありません。



旧丹南町の追手神社は篠山市街から国道176号線を福知山方面に走ると左手にそれと解る看板が出ていて左折するとすぐ真正面に神社の鳥居が見えて、大きなイチョウの木が聳えている。


車は何処にでも止められるからまったく問題はない。



境内の左側、威容名樅の木がその幹をねじりながら天を突き上げている姿はまさに圧巻、威風堂々、まさしく名前のとおり、日本一、千年樅の貫禄充分です。



樅の株付近には小さな社が祭られていてこの樅自身が神そのものとして崇められているのがよく解る。



この樅の木は国の天然記念物に指定されており、樹齢800年、目通し幹周り7.8m、樹高34mとされている。




鳥居のすぐ奥に並んだ2本のイチョウは夫婦イチョウと呼ばれていて雄木と雌木だそうです。


樹齢躍300年目通り約3.8m。



また、樅の木の奥の斜面にも椋の巨木が聳えていてこれも見ごたえの有る大きさです。


幹周り、やく5m、樹高30m。樹齢は不明。


しかしやっぱり樅の木は圧巻でした。


撮影2007.5.4


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藤坂の大カツラ

2007-11-28 | 兵庫県

 

丹波篠山の藤坂春日神社に兵庫県下一位の幹周りを誇る桂の巨木が有るというデーターを頼りに馬鹿ナビにその由打ち込んで車を走らせた。

家を出てから下道ばかりを約2時間、ついに着きました藤坂の春日神社・・・

境内を見回しても付近を眺めて見てもそれらしき巨木など見当たりません。

たまたま通りかかった老婆に訊ねて、それは春日神社の神木だけど境内じゃなく山の中に有るという・・・。

神社より2~3分神社の前の道を走ると左手に「藤坂の大カツラ」の道標があって一安心。

案内に沿って車を山手に進入させるがすぐに車止めのゲートがあってここで車は乗り捨てる。

ここからは歩いて山道を登るが、ここを訪れたのは新緑が濃い緑に変わる5月の末、

山道はウツギの薄ピンクの花が満開、さわやかな風が吹きぬける心地よい散歩道でした。

10分ほど登ると右手にカツラへの道標があり狭い急なのぼりの沢道となり、ヒイヒイ登ること5分ぐらいで前方に巨大なカツラが姿を現す。

周りは若い杉の植林で昼なを暗いといった感じがしますがこのカツラは谷の水源からすくっと大空目指して何本もの幹を突き上げています。

滴り落ちる桂の若葉が谷川野狭い空をうずめ尽くして居るさまは、たとえようも無くすがすがしく又頼もしい。

カツラの巨木は主幹を取り巻くひこばえと共に成長して独特な樹形で、巨木を愛でる僕たちの眼を楽しませてくれる。

目通り13m、樹高25~35mと表示されているが樹齢は不明。

根元にはおびただしい数のひこばえが立ち上がりまたいつの日かこの主幹を取り巻く大きな幹になることだろう。

まさに森の巨人としての風格が漂うが,森の巨人百選には入っていない。

毎年5月10日に藤坂の春日神社で行われるお田植え祭りには、この大桂の生命力にあやかろうと、この木の枝を24本切り取って祭礼に用いられるようです。

地域住民と共に有るカツラの巨木は樹勢も盛んでまだまだ若々しい姿でした。

 撮影2007.5.26

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木の根橋のケヤキ

2007-11-20 | 兵庫県

 


旧兵庫県氷上郡柏原(かいばら)町、現在は丹波市柏原町、この何年かかの間に平成の大合併やらと住所変更がめまぐるしく僕のアホナビではとても検索し切れません。



この日は丹波篠山で、何本かの巨木にあってそのままここまで足を伸ばして見ました。


丹波篠山市から国道176号線を北上すると、山間に柏原(かいばら)町という静かな町がある。かつては柏原藩という小さな藩で、市街地の中ほどにはわずかながら武家屋敷の面影が残っており、小さいながらも趣のある町です。



旧町役場の隣、小さなバスターミナルのような広場の目の前の小さな奥村川をこのケヤキの根が跨いでいる。


根といってもそこいらで見かける気の根っことは比べようもなく、幹の変形かとも思えるようにたくましく太く、まるで橋のように向こう岸まで延びて対岸の土中に潜りこんでいます。


その長さ約10m、その昔間違いなくこの木の根は橋の役割を果たしていたであろうことが、簡単に創造できるほどの巨大な根っこです。



川の流れまで降りてこの木の根を見上げるとそれはやっぱり橋そのもので有ることが納得できる。



世の中には本当に面白い物が有るものだと、ほほえましくもなって来ます。


今は隣に道路ができ、車が行きかう橋が掛かっていて、この木の根を渡ることはできませんが・・。



この山間部の風光明媚な、小さな町のシンボル的存在になっているようです。


この辺りは近くの柏原八幡神社の参道にもあたり、万寿元年(1024年)に創建された当時から、奥村川に架けられていた土橋に沿ってこの根が延びたものと考えられているようです。




目通り幹径6m、樹高21m、枝張各25m、樹齢1000年以上とも推定されていて県の天然記念物にも指定されています。


撮影2007.5.26


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常龍寺の大銀杏

2007-06-17 | 兵庫県

兵庫県も丹波や但馬辺りに来ると、山城人の僕にとってはまったくなじみが薄く右も左も解らず状態、そこはやっぱり近代文明とやらを頼りにナビおばちゃんのお世話でつれて行っていただきました。

兵庫県丹波市青垣町常龍寺跡の大銀杏。

家を出てから約く2時間、乙訓、亀岡、篠山、柏原、経由しての青垣町入りです。

ちょうど、常龍寺にお年寄りが二人居られて、道を訊ねてからの山登りとなりました。

寺のどう横から登る山道は歩行も不能、大銀杏までのハイキング道も途中で崩落しているという??。

しかしここまで来てあきらめる事は出来づ、てくてく出発、かなりの登り、かなりの悪路、その上公孫樹に近づく頃にはヤマヒルがジーンズの下にもぐりこんで血を吸ってる始末。

ほとんど訪れる人とてないのか、山道も倒木や下草が邪魔をしている始末です。

 「乳の木さん」と呼ばれて居るそうだが、そんな生易しくはない。

道の突き当りがこの大銀杏、ほとんど人もこないのか柵や休憩所もあれるに任せていて少し不気味。

目的の大銀杏がこれまた怪物がのたうち回っているような異形さで、何か得たいの知れないおどろおどろしさ感じる。

主幹は落雷で空洞化、しかし大きな枝が真横に走りそこから出た気根が地中に垂れて芽を吹き大樹となり、枝から突き出した枝がまた大きな幹となって天を目指している。

まるで永遠の命を確保したかのような生の執着。

1300年と言う膨大な時間は植物を神に変えてしまうのかも知れない。

この地に常瀧寺を開いた法道仙人お手植えの公孫樹だといわれていて、推定樹齢1300年、幹周り11m、樹高30m

主枝からの気根が育った2本のひこばえも1本は幹周り3.5m、ほか1本は3mと、もう巨樹の域。

撮影2007.6.16

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