8月13日号の The Economisit の記事 " Emergency manoeuvres" に挿入されてあったチャートですが、改めて日本の特殊性が浮かび上がる。
日本は、街角で暴動が起きる事もなく、歳出カットどころかまともな政治的な議論すらなく、平和な日々が続いている。
15年以上も前から(当時は GDP の100%位)、水谷研治とか、井堀 利宏とかを読んで、真に受けているのだが、これらの人々の意見は黙殺されている感じがする。アメリカより日本の方を心配してしまう私は、何か根本的に間違っているのだろうか?
このチャートを冷静に見ると、ぞっとすると思うのだが、納涼効果は如何でしょうか?
もしそんな事態となったら、平成版「預金封鎖」と考えてよろしいのでしょうか?
明治維新、終戦、もしそうなったら150年で3回目の国家破産(?)という事ですよね。
しかも今の日本の経済力なら例えば円の価値が半分くらいになれば、輸出するものはいくらでもある。従って外貨取引や海外送金を禁止するような事態になる可能性はほぼないです。
何か微妙。
現実に起きそうには無いですが、外為法にそんな仕掛けがあるなんて、考えても見ませんでした。
PIIGS→ デフォルト、ユーロ放棄。
米国 → ドル安誘導。いざとなったらデフォルト。
日本 → 海外送金停止。
というのが自然な帰結だと思います。
で、PIIGSのデフォルトの可能性は極めて高く、米国は極めて低く、日本は更に低いというのがまあ無難な見方でしょう。
日本のお金持ちも、ユダヤ人とか華僑(イメージで言ってますけど)と同じ感覚のようで面白いですね。
日本人に本当の貧乏はいない様な気がしますが、両極端では、国際化せざるをえないのが様ですね。
お金があると国籍とか住むと事か自由に考えられるのは素晴らしい。
海外送金停止の心配は、他の人からも聞いた事があり、何か動きがあるのかもしれませんね。