YS Journal アメリカからの雑感

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アメリカ中西部の日本食レストラン事情

2017-11-20 10:29:19 | 概念的ビジネスプラン
昨週末、娘のチアリーディングの大会でシンシナティに一泊。オハイオ川を渡りケンタッキー州側の MIYOSHI で夕食。

グレーターシンシナティ周辺は、長年トヨタが本社を置いていたので何件か日本食レストランがある。MIYOSHI は、後発ながら本格的な日本食レストランとの認識だったが今回はガッカリ。豚しょうが焼きの味付けが、日本人の味覚では考えられない代物であった。

このガッカリ感は、アメリカ中西部の日本食レストラン状況を象徴している。最近、デトロイトを含めた中西部の日本食レストランは、オーナーが韓国系、中国系に変わりつつある。その上、日本人シェフの高齢化も進み若い日本人シェフの補充も無い。特に、昔からあった日本食レストランは、オーナーが替わり日本人シェフが辞めるパターンでダメになり、新規開店は最初からオーナーが日本人では無い。日本食がグローバルになりつつあるらしいが、少なくともアメリカ中西部では真っ当な日本食にあり付けなくなってきている。MIYOSHI もオーナーが変わったのだろう。

一方で、結構マシなのが元々韓国系のレストランの日本食メニュー。ガッカリする程の不味さに遭遇した事が無い。

中西部の日本食レストラン、以前(10年以上も前に話になるが)は比較的価格が高く設定してあった。駐在員が若くなったりした影響で客が減り、単価を下げても売り上げが保てず、経営に行き詰るのがパターン。(単価とともに味も落ちた)

日本で鍛えられた和食チェーンが進出すれば、メニューそのままでも上手くいきそうな気がする。

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