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次期主力戦闘機選定予想

2011-12-07 12:56:11 | 雑記
今年中に次期主力戦闘機が決定するらしい。候補は、F-35, F-18, EurofighterTyphoon の三機種。

40-60機の調達が予定されており、総額で $4B (約 3,100 億円)、今年の軍事商談としては、世界最大級との事である。

なぜ、唐突に、こんな事に興味があるかというと、東日本大震災の津波で被災した航空自衛隊松島基地(宮城県)のF2戦闘機18機を136億円掛けて分解調査をし、そのうち6機を購入費よりも高い計約800億円をかけて修理して使うという記事を読んで、なんでそんな事をするのだろうと、ずっと思っていたからだ。

現在日本の主力戦闘機は、ベトナム時代からという年代物のF4で80機あるが、順次退役する予定らしい。

F2は、F16をベースにロッキード・マーティン社と三菱重工の日米共同開発の歴史があり、三菱重工で生産されていたが、今年9月に生産打ち切りとなっている。

(F2は支援戦闘機、F4は要撃戦闘機という役回りらしい。現在配備されているのはこの2機種とF15(これも要撃戦闘機)との事)

津波での修理で感じた不自然さは、次期主力戦闘機選定が遅れて遊ぶ事になった三菱重工の工場を稼働さす為の苦肉(格好?)の策で、次期主力戦闘機選定と絡んでいるのではないかと思ってしまう。(F2を追加調達する予算は見送られている)

その勢いで、次期主力戦闘機選定を全く無責任に予想してみよう。

まず、いくら日本生産に協力的(95%までまかせると言っているらしい)てあっても EurofighterTyphoon は無いだろう。F35が有利だと考えられているらしいが、開発が遅れいる(また三菱重工の工場が遊んでしまう)、高いし(財政難だし)、日本での生産も制限付きという事なので、ズバリ、F18で如何でしょうか?


参考記事:WSJ 12-5-11 Japan Weighs Options for Pricey Fighter Jets

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