先日亡くなった Ruth Bader Ginsburg (RBG、彼女はリベラルのシンボル的な存在であった) の後任としてトランプ大統領が最高裁判事に指名したのが、Amy Coney Barrett (ACB) 。現在は U.S. Court of Appeals for the Seventh Circuit (控訴裁判所)の判事である。
今週からアメリカ連邦上院の司法委員会で審理が始まった。
彼女が就任すると保守判事が5人(判事全員で9人)となるので、民主党としては何としても阻止したい所である。但し、憲法上何の問題も無く、上院の過半数は共和党なので大統領選挙前に承認、就任となる見通しである。
民主党が言う事は全て御託である。
前回の Brett Kavanaugh(トランプ指名で保守系)の時は、民主党が性的なスキャンダルをでっち上げたがトランプ大統領、Kavanaugh本人も屈っせず共和党も団結が崩れず紆余曲折があったが就任となった。
今回は女性候補なので民主党はその手が使えない。前回は共和党がまとまった事で、民主党の狙いとは裏腹に中間選挙で共和党が上院の過半数を維持する原動力の一つとなった。
ACBには、子供が7人おり(そのうち2人はハイチからの養子)自分で生んだ5人目はダウン症であり、判事をやっていること自体が奇跡の様な人である。(超優秀なのは言うまでも無し)
彼女が就任すれば、もし、トランプが敗れても最高裁判所は保守色が強く、憲法、法律に基づく判断を下す事になるので、少しはバランスが取れると思われる。
そう考えると、アメリカの政治システムは上手く出来ていると言わざるを得ない。
追記:アメリカ連邦上院の司法委員であるハワイ州選出の Mazie Hirono は、日本人として恥ずかしい。(関連エントリー ”日系人の恥” (9/25/2020)
今週からアメリカ連邦上院の司法委員会で審理が始まった。
彼女が就任すると保守判事が5人(判事全員で9人)となるので、民主党としては何としても阻止したい所である。但し、憲法上何の問題も無く、上院の過半数は共和党なので大統領選挙前に承認、就任となる見通しである。
民主党が言う事は全て御託である。
前回の Brett Kavanaugh(トランプ指名で保守系)の時は、民主党が性的なスキャンダルをでっち上げたがトランプ大統領、Kavanaugh本人も屈っせず共和党も団結が崩れず紆余曲折があったが就任となった。
今回は女性候補なので民主党はその手が使えない。前回は共和党がまとまった事で、民主党の狙いとは裏腹に中間選挙で共和党が上院の過半数を維持する原動力の一つとなった。
ACBには、子供が7人おり(そのうち2人はハイチからの養子)自分で生んだ5人目はダウン症であり、判事をやっていること自体が奇跡の様な人である。(超優秀なのは言うまでも無し)
彼女が就任すれば、もし、トランプが敗れても最高裁判所は保守色が強く、憲法、法律に基づく判断を下す事になるので、少しはバランスが取れると思われる。
そう考えると、アメリカの政治システムは上手く出来ていると言わざるを得ない。
追記:アメリカ連邦上院の司法委員であるハワイ州選出の Mazie Hirono は、日本人として恥ずかしい。(関連エントリー ”日系人の恥” (9/25/2020)