午後から本降り、大山＆塔の岳

登りと下りでは、同じ場所でも印象が異なる。
右回りを左回りに変えてみると…。
いつもは大倉、塔、表尾根、ヤビツ峠、大山、鶴巻温泉だが、今日はその逆回り。
スタート間もなく、蓑毛・大山の道ではなく、弘法山に道に行ってしまう。
人間の記憶とはあやふやなものだ。

「いつもは快適に下れる」ということは、登りはきついと言うことで、結構急な登りもあり、走るよりは登山モード。
ヤビツ峠からのロードは、緩やかな下り、道理で逆から行くと辛いはず。

表尾根は三の塔までは、しっかり登りで滝汗。
そのことろになると、ポツポツと雨が落ちてきた。
風も少し出てきて、涼しくなるが、登り基調の表尾根はきつく、足も攣る寸前。

塔に着くころには、すっかりガスの中で雨も本降りに。
大倉尾根の下りは、階段で走り難い。
下れば下るほど雨も激しさを増したが、無事バス停に到着。
６時間半ちょっとなので、登りの距離が長い分、逆回りより若干、時間が掛かっている。

今日の丹沢はガスと雨。学生時代によく丹沢に行ったが、やはりガスと雨の印象が強い。
当時は、重たい荷物と重たい登山靴だったから、塔と大山など考え付かなかった。
３０数年後に、こうして６時間半ぐらいで、塔と大山行けるのも、何か感慨深いのだが。