野菊その2は,同じく薄紫色の花が基本のノコンギクです。
カントウヨメナはキク科ヨメナ属,
ノコンギクはキク科シオン属と属が異なるのですが,
両方ともよくみられる野菊そしてよく似ています。
カントウヨメナは水田の畦や川岸などによくありますが,
ノコンギクは少し高い場所にもあるようです。
上二つは,10月25日,南山にて。
カントウヨメナに比べ一茎につく花数が多いのも
区別のポイント,
そして,その分,花径はやや小さいように思えます。
葉も微妙に異なるように思います。
実際の野には白花が多く見られますが,
じっくり見ると淡く紫色がかかっていたり,
蕾はかなり濃い紫色です。