行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ニラの花にキタテハ夏型と秋型

2022-10-26 20:00:42 | 花と虫
谷戸の草原に花を開き出したニラの群生に
キタテハなどたくさんの蝶が集まっていました(9/8)。
よく見るとキタテハには夏型に秋型が混じっていました。


小さな谷戸の草原、
群生して咲いたニラの花にキタテハが何匹も吸蜜していました。


雌雄なのでしょうか、
なぜか一頭がとまっているところを狙うように、
二頭目がやってきます。
逃げるのもいれば、仲よく並んで、吸蜜しているのもいます。


黄色地に濃褐色紋のキタテハ、
夏に発生する夏型は地色がくすんだ黄色となります。
初秋といってもまだ9月8日、ほとんどが夏型のキタテハです。


その中に一頭、地色がオレンジ色になっている個体がいました。
秋型のキタテハの発生が始まっているようです。
秋型はこのまま成虫で越冬し、来春に姿を現します。


ベニシジミ、
キタテハ同様、春早くから秋遅くまで目にする蝶です。
しかし、成虫越冬ではなく、幼虫で越冬します。


ヒメアカタテハも吸蜜していました。
春から秋までいますが、
夏の終わりから秋にかけて特に多く見られます。
よく似たアカタテハは成虫越冬の蝶ですが、
この蝶は関東以西の暖かい地域では成虫越冬、
関東などでは幼虫での越冬するようです。


アゲハチョウ(ナミアゲハ)もニラの花にやってきました。
10月の中下旬になると、成虫は姿を消します。
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