2/22(金) 「こばやし霧島連山絶景ウォーク」で高原町で行われる、せっかくウォーク「霧島の麓神武天皇御生誕の地を巡る」に参加しました。
朝7:00福岡を出る時は、曇り空でしたが、宮崎に入ると雨が降ってきました。
高原町は、宮崎県の西南部霧島連山の主峰「高千穂の峰」の麓にあります。高原(たかはる)と読み、日本の神々がお住まいになられる高天原(たかまがはら)の名に由来しています。
我が国の神話で、天孫降臨の地とある「日向の高千穂」は、私達の町では高千穂峰のことと伝えられ、山頂の天逆鉾はご降臨の際、ニニギノミコトが突き立てられたと伝えられています。
その後、ニニギノミコトのご令孫として我が国の初代天皇で在らせられる神武天皇(カムヤマトイワレヒコノミコト)が高原町でご生誕になられたと伝えられており、その地と伝えられる「皇子原神社」を始め、
町内には数多くの伝承地が有ります。平成の御代の今上天皇様が125代目であり、皇室の始まりが私達の町と伝えられていることに誇りを持った町です。 (高原町観光協会HPより)
会場は、高原町総合運動公園。この公園は、今、河津桜が満開です。
このせっかくウォークは、神武天皇がこの地で誕生され、東征(大和の地)されるまでの町内の遺構を辿るコースです。
神武天皇(カムヤマトイワレヒコノミコト)は、天孫瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の曽孫。彦波瀲武鸕鶿草葺不合命(ひこなぎさたけうがやふきあえず の みこと)の第四子。母は玉依姫(たまよりびめ)。
兄に彦五瀬命、新羅の王の祖である稲飯命、三毛入野命がいる。『日本書紀』神代第十一段の第三の一書では第三子とし、第四の一書は第二子とする。庚午年1月1日(庚辰の日)に日向国で誕生。
15歳で立太子。吾平津媛(あひらつひめ)を妃とし、手研耳命(たぎしみみのみこと)を得た(Wikipediaより)。 御幼名は生まれた所の地名をとって「狭野尊(さののみこと)と名付けられました。
12:30 せっかくウォークスタート。雨の為ポンチョ、傘をさしてのウォーキングです。
高原町からは、高千穂峰が間近で見えるのですが、今日は雨で視界が霞み見ることができません。
狭野渡・・・・神武天皇がこの地を出発し、東の方に行かれる際に最初に渡った川と伝えられています。
湯之元温泉が接待所です。飲み物、クッキー等のおもてなしがありました。
湯之元温泉は、明治35年(1902)に創業された町内で最も古い歴史ある温泉です。高濃度炭酸泉をそのまま湯船にいれた、高濃度の炭酸温泉かけ流し風呂が特徴です。ラムネ温泉とも呼ばれています。
この炭酸泉温泉水は、飲めますので一口飲んでみました。口の中が苦い感じがします。美肌にいいらしい。この温泉には、福岡ソフトバンクホークスの選手も時々来ているそうです。
宮の宇都・・・・神武天皇の父彦波瀲武鸕鶿草葺不合命(ひこなぎさたけうがやふきあえず の みこと)の皇居があった所で、神武天皇が父とともに幼少時代に住んでいた跡と伝えられています。
2時間半のウォーキングでゴールの「狭野神社」に到着。
狭野神社は、祭神が神武天皇(カムヤマトイワレヒコノミコト) 第5代孝昭天皇の御代に神武天皇ご生誕の地にご創建されたのが始まりと伝えられています。
神武天皇はご幼名を狭野尊(サノノミコト)と申し上げますが、皇族のご幼名は生まれ育った地名を付ける慣習があった事から、当地の地名の狭野が由来すると伝えられており、当社より西に1キロ程に有る末社の
皇子原神社がご生誕の地といわれます。
また、直線の参道では日本で一番長いといわれる狭野神社の参道沿いは美しい杉並木となっており、ご参拝前に歩くと心が清められる感じが致します。
当社の氏子が中心となり行われる祭祀に、2月18日の苗代田祭(ベブがハホ)、5月16日の御田植祭、12月第1土曜日の狭野神楽がございます。 (高原町観光協会HPより)
15歳になった神武は、皇太子となり高原を巣立って宮崎に移り(宮崎神宮)、45歳の時に美々津の港から大和地方に出発します(神武東征)。舟軍を率い宇佐、埃宮(えのみや)、吉備国の高島宮などに
立ち寄りながら有力者からの支援を獲得していき、兵を整え浪速(なみはや)の渡りに上陸すると、ナガスネヒコ(長髄彦)との壮烈な戦いが待ち受けていました。皇兄イツセノミコト(五瀬命)は戦場で負った傷がもとで
亡くなり、同じく皇兄ミケイリヌノミコト(三毛入野命)とイナヒノミコト(稲飯命)もまた遭難してしまいます。
アマテラスや高木神(タカミムスビ)等の応援もあって、作戦を変え熊野に上陸し、ようやく荒ぶる神たちを服従させ大和を平定した神武は、畝傍(うねび)の橿原(かしはら)で第一代天皇に即位しました。
日向を発って7年が経過していました。(高原町まちづくり推進課パンフより)
何か神武東征を聞くと、邪馬台国の東征論と似ているような気がしますね。
今度は天気がいい日に行ってみたいです。また、湯之元温泉にも入りたいです。