よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

『奈良公園の紅葉』

2011-11-30 20:09:14 | 旅行
11/25奈良大和路まほろばウオークに参加するため前日より奈良に入りました。
ホテルにチェックインのあと奈良公園を散策しました。
今年の紅葉はあまり色がよくなく諦めていましたが、やはり奈良公園のモミジは
綺麗でした。
この紅葉をデジブックにしてみました。


デジブック 『奈良公園の紅葉』

今年の紅葉は何か変?(福岡県糸島市雷山千如寺)

2011-11-24 10:53:59 | 自然観察
2,3日前の新聞に雷山千如寺の大楓が色づいたと載っていましたので
今日の早朝見に行きました。




このお寺は紅葉の名所で知られています。
休みの日となると大勢の見物客で賑わいます。


残念ながら開門が午前9時からですので中に入ることができず
外からの鑑賞になりましたが、何か今年の紅葉は変です。
この大楓も真っ赤になるんですが、何か茶っぽいような赤です。



因みに昨年の11/13日に撮った写真が下記です。



違いがわかるでしょう?

別のモミジはきれいに咲いていました。

下関海峡ウオーク

2011-11-21 19:48:27 | ウォーキング
11/20は、下関海峡ウオークに参加しました。
本来は19日、20日と二日間参加予定でしたが四国旅行の疲れが出たのか風邪を引いて
しまい、19日はゆっくり休養にあてました。

薬を飲んで早めに休んだせいか、体調もよく早朝より車で下関に向かいました。
昨日は日本シリーズ最終戦でした。
先週の高知龍馬ウオークではソフトバンクホークスの応援旗を持って歩きましたが、
負けてしまいましたので今回はホークスのジャンバーを着て歩きました。
(この歳になっても縁起を担いでいます)

この日の下関は風が強くじっとしていると寒さが応えます。

9時GPSをセットしウオーキング開始です。

コースは先ず関門橋の下の関門トンネル人道を通ります。
この歩道は、関門トンネルの工事用道路として作られたのですが
現在福岡県と山口県を結ぶ歩道として解放されています。
エレベーターで海底まで降りそこから歩きます。
長さは約800mぐらいでしょうか、途中に県境があります。

関門トンネルを折り返したあとコースは関門海峡沿いに歩きます。
海峡には大型船が行き交い今日は風があるので遠くには大分の街も見ることができます。


10km地点の忌宮神社がチェックポイントになっています。
忌宮神社は、神功皇后を祀っていて文武の神、安産の神です。
文武の神ということで私も今日の日本シリーズのホークスの優勝を祈願してきました。

忌宮神社から古江小路を通ると功山寺があります。

ここは長府毛利家の菩提寺でまた、高杉晋作の挙兵の場所としても知られています。

また、このお寺は紅葉のスポットとしても有名です。
2年前のこの時期に行った時は紅葉が綺麗で楼門の前のモミジが綺麗でした。
で、今回は、・・・・・・・・・
まだ紅くなっていませんでした。
境内を見て廻ってもちょっと紅くなったぐらいでそうですね、2分というところでしょうか?
境内のモミジを見てるとモミジの先端が白く枯れかかっていて今年のモミジは期待できないかも
しれません。


功山寺を過ぎると少し上り坂になっています。
景色も今までと景色が一転し田園地帯が広がっていきます。
この辺りが「野久留米道」といって旧山陽道(西国街道)です。
幕末には長府城下町と赤間関の港をつなぐ幹線でした。
そのころは沢山の兵士がこの道を行き通ったことでしょう。

今は、季節柄、皇帝ダリアが空高く咲いています。

この先の前田から火の山にかけては幕末長州藩が諸外国との戦に備え
砲台を建てたところです。
今は火の山公園にその砲台が展示されています。

火の山を下ると下関の街中に入ってきます。
往年の女優「田中絹代」さんは7歳までこの下関で過ごしました。
その下関には現在「田中絹代記念館」が建っています。

田中絹代記念館を海側に行くと下関市民の台所の「唐戸市場」があります。
ついでですので市場の中を通ります。
唐戸市場は、今日も観光客の方で賑わっています。
市場で買ったにぎり寿司をおいしそうに食べる人なんか見ていると
お腹がグーとなってきます。
時間も12時半を廻っています。

12時50分ゴールしました。所要時間3時間50分
病み上がりとしては早いペースでゴールしました。


日本シリーズ最終戦
何と我が福岡ソフトバンクホークスが優勝しました。
これも忌宮神社でお参りしたからでしょうか?
今日はコンビニに行ってスポーツ紙を買ってきました。
もう最高です!


『宮島の紅葉』(広島県)

2011-11-17 16:53:54 | 旅行

今年の紅葉は遅いといわれていますが、
11月15日紅葉で有名な宮島の紅葉谷公園に行ってきました。
朝9時ごろ宮島に着いたのですが、もう観光客の方や修学旅行生で
賑わっていました。
下記デジブックを作りましたのでご覧下さい。


デジブック 『宮島の紅葉』

夏目漱石「草枕」を歩く

2011-11-07 18:45:55 | ウォーキング

山路を歩きながらこう考えた
智に働けば角がたつ 情に棹させば流される 意地を通せば窮屈だ
とかくこの世は住みにくい・・・・・

こんな冒頭で始まる夏目漱石の「草枕」
その草枕の舞台である熊本・河内~天水町を11/3歩きました。
ここは「草枕の道」とも言われています。

スタートは鳥越の峠の茶屋です。
上熊本駅からバスでここに移動します。


漱石は、明治29年熊本第五高等学校の英語教師として熊本に赴任します。
その年の大晦日に奥さんが作ったおせち料理をお客さんが来る前に
書生達が食べてしまったので怒り、翌年30年の大晦日に友人と小天温泉に
(小説では那古井)数日間逗留したことを小説にしました。


お~いと声をかけたが返事がない。軒下から奥を覗くと
煤けた障子が立て切ってある・・・・・


これは草枕の第二章の始まりです。
草枕の道には2箇所の御茶屋さんがあります。
ここ鳥越の峠の茶屋と野出の峠の茶屋です。
漱石は二つの茶屋を一つとして書きました。ここは鳥越の峠の茶屋です。
こちらが復元されています。

峠の茶屋を過ぎると急な坂になってきます。
私も何か考えながら歩こうと思いましたが、この峠急過ぎます。
今朝、ブログ仲間が出した「謎かけ」でも考えようかなと思いましたが
とてもきつくて考える余裕さえありません。

石畳の道を通りやっと峠の頂上に着きました。
峠からは熊本の三角半島、雲仙の普賢岳が見れます。
晴れていたらきっと見晴らしがいいのではと思いましたが今日は
生憎の曇り空、時々小雨も降っています。


この河内~天水はミカンの産地です。
山の斜面にはたくさんのミカンが植えられています。
歩いているとミカン農家の方からミカンの差し入れがありました。
このミカン南側の斜面に植えられ日当たりもよくとっても甘いミカンです。

しばらく歩くと那古井の宿(前田家別邸)に着きました。

宿に着いたのは夜の八時ごろ・・何だか回廊の様な所をしきりに引き回されて
仕舞いに六畳ほどの小さな座敷に入れられた・・・・・


漱石が逗留した那古井の宿は、前田家の別邸になっていて小説には回廊に
なっていると書いてありますが、現在漱石が泊まった離れだけが残っています。

広い風呂場を照らすものは小さき釣り洋灯のみである・・・・
何とも知れぬものの一段動いたとき、余は女と2人この風呂場の中に在ることを
覚った・・・・
離れには風呂場があり漱石が入浴していると、もう誰も入っていないと思った次女那美が
男湯に入ってきました。実は女風呂もあったのですが、こちらは追い炊きがなく
ぬるいお風呂でしたので那美は熱い男風呂に入ってきたのです。


この那美は、志保田のヒゲの隠居前田案山子の次女「卓(つな)」でした。
銀行員の人と結婚しましたが銀行が倒産し実家に帰ってきたのでした。
この「卓」の妹が宮崎滔天(しょうてん)の妻であり中国革命の孫文と
深交のありました。
前田案山子は、衆議院議員も務めた人です。

こうやって草枕の舞台を訪ねると何か自分が漱石になった気がしてきます。
もっともこの小説で漱石は「洋画家」となっていますが私は絵の才能が
全くありません。

草枕の道のゴールは草枕温泉「てんすい」です。
私も漱石と同じ温泉で汗を流しました。


デジブック 『漱石「草枕の道」』
 http://www.digibook.net/d/4404c51f9098acd427e1cd84daa81a0c/?viewerMode=fullWindow


田川石炭・歴史博物館(福岡県田川市)

2011-11-01 18:31:26 | ウォーキング
10/29は、JRウオーキングで福岡県田川に行きました。
現在、石炭・歴史博物館で今年ユネスコの世界記憶遺産に登録された
山本作兵衛の炭坑画」が展示されています。
それが見たくて参加しました。

我が家を6時前に出て地下鉄、筑豊本線、日田彦山線を乗り継ぎ田川・伊田駅に着いたのが
8時33分。

石炭・歴史博物館は、JR伊田駅から10分の所にあります。
ここは歴史公園になっていて三井田川炭鉱の赤い大きな煙突が迎えてくれます。
その横には、立坑跡が・・・・





炭住も復元され、その頃の食事風景などが再現されています。





田川というと五木寛之さんの「青春の門」の舞台です。
炭住などを見ていると山ハコさんの「織江のうた」が浮かんできます。

♪遠賀川土手の向こうにボタ山の
 3つ並んで見えとらす
 信ちゃん 信介ちゃん
 うちはあんたに逢いとうて
 烏尾峠(カラス)ば越えてきた
 そやけん
 逢ってくれんね信介ちゃん
 すぐに田川に帰るけん
 織江も大人になりました ♪ 


「青春の門」は若い頃読みました。確か映画にもなりましたね。

盆踊りの定番の「炭坑節」のルーツはここ田川です。
炭鉱の選炭場で歌われていたのがレコード化されたそうです。
この公園には炭坑節発祥の地の石碑が建っています。






博物館に入ってみると1階が炭鉱の歴史や発掘に使った道具などが展示されています。
2階には山本作兵衛さんの炭鉱画が627点展示されています。



山本作兵衛さんは尋常小学校を卒業後炭鉱に入り日記や手帳に炭鉱の記録を残し
リタイア後、60代半ばに子や孫にヤマの生活や人情を残したいと絵筆をとったそうです。
その炭鉱画が今年ユネスコの世界記憶遺産に登録されました。
世界記憶遺産とはユネスコの三大遺産の一つで記憶遺産には「アンネの日記」などが
登録されています。


山本作兵衛さんは、尋常小学校を卒業して炭坑に入り日記や手帳に炭坑の記録を残し、
60代半ばに子や孫にヤマの生活や人情を残したいと絵筆をとるようになったそうです。
この博物館には627点の炭鉱画が展示してます。
細かい筆タッチで書かれ絵の横にはそのときの状況を書かれています。