よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

温泉津(ゆのつ)温泉町歩き(島根県太田市)

2010-10-14 07:20:00 | 旅行

松江神在月だんだんウオークの会場を後にしたのが2時過ぎ、
お昼は、まだでしたが、途中で蕎麦を食べようと車を出雲方面に走らせました。
山陰道は、現在、社会化実験で無料区間です。

午後5時前、太田市の温泉津(ゆのつ)に到着。
温泉津は、その昔石見銀山の産出港として栄えた町です。
また、江戸時代、北前船でも賑わった所です。
それと、日本の難読町村の一つです。
私は、今年の6月に石見銀山に行ってそのことをブログに書きましたら、
kumasanから「温泉津」のことを教えていただきました。
正直言って、私はそれまでこの町を知りませんでした。

車を止め、温泉街の方に歩き出すと、何と言うか、大正、昭和初期にタイムスリップ
したみたいです。庄屋さん跡、お宮、お寺、お菓子屋・・・・・・・
どれも懐かしく、ドラマのセットみたいです。

 

 

 

 


温泉街は、100mぐらい歩いて右側の道路沿いにありました。
この温泉津温泉は、1300年前、狸が傷を治すためこのお湯に浸かっていた
ことから発見されました。これが元湯です。長命館です。
また、明治5年の浜田地震で湧き上がったのが「薬師湯」。
この薬師湯は、日本温泉協会の認定でオール5(5点満点)の評価も
受けています。

私達が入ったのは「薬師湯」。
入湯料300円を払い、湯船へ。(洗髪代50円別途徴収されます)
湯船は一つしかありませんが、入っているとだんだんポカポカしてきます。
今日のウオーキングの疲れが一遍で吹っ飛んでいくみたいです。
この湯は、薬効にいいということで湯治客の方もいらっしゃいます。
原爆症治療にも使われているとか・・・・・
30分ぐらい入ったでしょうか、もっと入っていたかったのですが、
湯船が混み始めましたのでしぶしぶ上がりました。

     



お湯から上がるとあたりは暗くなっています。
前から浴衣姿で下駄を履かれたご婦人達が歩いてきます。
「カラン、カラン・・・・・」
下駄の音と町並みがぴったりです。
私が若しコピーライターならば、この町をきっと
『下駄の音の似合う温泉』とでもするでしょう。

入口にあった「沖泊」には行きたかったのですが、暗くなってきましたので
止めにしました。
ホテルは太田駅前に予約していました。
明日は、津和野、萩です。
早くホテルに帰って明日の準備をいたしましょう。