よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

年末の風景「志摩の朝市」(福岡県糸島市志摩町)

2010-12-30 09:39:24 | 日記
今年もあと2日。
今日は、朝早く起きて「志摩の朝市」に行ってきました。
6時開店なのですが、もう15分前には人がいっぱい。



この志摩の朝市も5年ぐらい前は、年末になると人でいっぱいでしたが、糸島に「伊都采彩」という
産直店が出来ると客足もそちらの方に行くようになりました。
それでも私は、生産者の方と直接お話が出来るこの朝市が好きで毎週浮気することなくこの朝市に
通っています。
今日の買い物の予定は、注連縄、野菜、お花、牡蠣・・・・・・



注連縄も、都会では、紙に印刷されたのを使われているそうですが、やはりお正月には注連縄がないと始まりません。
お花もこの時期は高いのですが、それでも縁起物、松、竹、梅、千両、万両、梅疑き、・・・・・
それとお正月用のお飾りを。



博多のお雑煮には、カツオ菜、金時人参は、欠かせません。


カツオ菜は、高菜みたいな野菜ですが、カツオみたいな味がするということでカツオ菜と呼ばれたそうです。

また、博多のお雑煮には、ブリが欠かせません。
朝市でも大きなブリが売られていました。



天然物でkg/@1200~1300ぐらいです。

別なコーナーでは、赤ナマコも売られていました。



博多のお雑煮の中身は、丸餅のほかにブリ、カシワ、里芋、大根、人参、椎茸、カツオ菜、蒲鉾、焼き豆腐、と
具沢山です。
出汁は、平戸の焼きアゴ(飛び魚)でとったすまし汁。
それをこの栗箸でいただきます。(栗箸を使うのは、今年一年やりくりがうまくいくようにということからです)



お正月が楽しみになってきました。早く来ないかなお正月。




今津干潟のカブトガニ(福岡市西区)

2010-12-28 17:50:47 | 自然観察
クロツラヘラサギを見に今津干潟に行きました。
残念ながらクロツラヘラサギは、別なところに行っていてここにはいませんでした。
ここ今津干潟は、クロツラヘラサギなどの野鳥の宝庫です。


野鳥とは、別に2億年以上前からその形を変えないまま現在まで生き延びている「カブトガニ」もここ今津干潟に
生息しています。
カブトガニは、「生きている化石」とも言われています。
日本では、瀬戸内海沿岸から北部九州の海岸線にいます。

ここ今津干潟には7月から8月の大潮の時に産卵にやってきます。
地元では今津干潟協議会などが中心にカブトガニの保護活動を行っています。

(産卵場所)

カブトガニは、カニと名がついていますが、クモ、サソリなどの仲間と同じ節足動物です。
体に兜を被ったような形をしています。しっぽには棘がついています。

カブトガニを探そうとしましたが見つかりませんでした。
写真は10年前地元の広報誌に載っていたカブトガニです。

網とかにかかったカブトガニを放流している写真です。


ここ今津干潟は、日の出、夕陽のきれいな所としても有名です。
この日は、夕陽がきれいでした。

餅つき

2010-12-27 08:57:33 | 日記
昨日(12/26)は、福岡地方寒波が襲い、各地で雪が降りました。
高速道路は、通行止めになり、また、一般道でも山間部方面は通行止めになりました。
寒かったです。
その寒い中、昨日は、親戚が集まって毎年恒例の「餅つき大会」をしました。

前日からもち米をといでおき、蒸篭で蒸します。

蒸しあがったらこの餅つき機でつきます。

この餅つき機、手作りです。ウマみたいな格好ですが、つくというより、踏んでつきます。
杵の部分は、直径20cmぐらいあるでしょうか・・・・・・

今は、餅ちぎり機もあるようですが、ここでは手でちぎります。

丸めた餅は、台の上へ・・・・
(九州は、丸餅です)

鏡餅も作りました。

9時半から始め、1俵の餅をつきました。
終ったのは、1時少し前でした。

志登支石墓群(福岡県糸島市志登)

2010-12-21 14:35:03 | 糸島の歴史
糸島市産の宮の信号を右に入った所に「志登」があります。
ここは、弥生時代、糸島水道があったころ、ここが入り江でした。
近くには、国の史跡「志登支石墓群(しとしせきぼぐん)」があります。


田んぼの中に建っており、ややもすると見逃してしまいます。


支石墓は、辞書で調べてみると、
「巨石を使用した墓の一種。
中国東北部、朝鮮の系統のものが九州北部の弥生時代にあり、支石の上に巨石を据える。
巨石の地下には、石棺、土壙、甕棺などの埋設施設がある。」


この支石墓は、昭和28年から発掘が行われ、支石墓10点が確認されました。

この糸島市は、魏志倭人伝の伊都国の場所です。
弥生の昔より、大陸からの渡来人が来ていました。
この支石墓も渡来人の墓ではないでしょうか?

可也山(かやさん:通称筑紫富士)もここからの眺めが一番いいです。


支石墓の雷山川を挟んだ向かい側には、「志登神社」があります。
この神社は、海神の豊玉姫神をお祀りしています。



福岡・桜井神社までウオーキング(福岡県糸島市桜井)

2010-12-15 19:48:20 | ウォーキング
12月12日日曜日、天気も良く、久しぶりにウォーキングに出かけました。
行き先は、お正月に初詣客で賑わう「桜井神社」。

九州大学のキャンパスを通り、桑原の峠を越えると右手に採石場が見えてきます。

谷のバス停を過ぎると桜井の町に入ってきます。
桜井神社は、農協の先の方から右に入ります。
しばらく行くと右側に鳥居が見えてきます。

鳥居を潜り、山の方に歩き出すとそこが桜井神社の入口です。

境内の入口にはまだ紅葉が残っています。

桜井神社の創建の基は、慶長15年(1610)。

「この地方が大暴風雨に襲われた時、桜井の三郎畑という
小高い丘に大きな岩屋が出来ました。これを見ようと村人が大勢集まりました。その中の山伏が
「神様の岩屋だから人は出入りしてはならない」と厳かにいうと、人々は跪き拝むのでした。
その人たちの中に時の岩松城主浦新左衛門の妻女がいました。
その夜妻女が眠りについていると夢の中にその岩屋が現れ、その中に運ばれていきました。
奥深い所で神々のお姿にふれ、伏し拝みますとキラキラ輝く小石が飛んできて額に当たりました。
夢から覚めた妻女は神のお告げの元、5年の辛い修行を行い、正確な予言をするようになりました。
その後、「浦姫様」と呼ばれ評判が福岡藩二代藩主「黒田忠之公」にまで届きました。
忠之公は真偽を確かめるため、使者を遣わしましたが、「私には人の心の中がわかるのです」と言って
使者の浦姫への疑念や城を出るときの様子を見透したように言い当てたのです。
敬服した使者が福岡に戻り、忠之公に事の始終を報告しますと忠之公はすっかり感心されました。
その後、黒田藩にはお家騒動が起こり、幕府から呼び出されることになりました。
忠之公は、家老を江戸に上らせたのですが、不安でならず、浦姫のもとへお忍びで行かれました。
江戸の成り行きを尋ねますと浦姫は、庭にある榎の大木に登り、江戸の方をみつめ、一心に思いを
凝らします。しばらくすると浦姫の心に江戸城の裁きの様子が映り家老の明快な返答ぶりを教えてくれました。
忠之公は、その信じられないような能力に驚かれ、後に浦姫の話が事実と少しも違わないことを知ると、
その信頼は益々深まり難しいことがおこる度に相談されたそうです。」(浦姫伝説より)

(浦姫宮)
忠之公は、大いに神威を感じて社殿造営を発願され、寛永9年(1632)ここに御神殿が完成しました。


(桜井神社全景)

(桜井神社本殿)
本殿の中には、色も鮮やかな造りになっています。


(楼門)


(御神橋)


(大神宮)

伊勢神宮を模しているといわれています。

私は、この神社の近郊に住んでいますが、初めて境内の中に入りました。
いやぁ、こんなにりっぱな神社があったなんて正に灯台下暗しです。
久々にパワーを頂きました。

このあと、大口海岸に出て、糸島サンセットロードを歩きました。この分はまた後日アップします。




柊の花が咲きました。

2010-12-04 16:39:57 | お花
我が家の柊(ひいらぎ)の花が咲きました。
小さな花が沢山ついています。


柊は、モクセイ科で高さが3mぐらいになります。
この木を植えたのが、約30年前。
もう老木になっています。
そのため、柊の葉っぱが丸くなっています。


新しい枝には、まだ尖った葉っぱがあります。



節分の夜には、この枝と鰯の頭を門戸に刺すと悪鬼を払うといいます。
花言葉は「先見の明」です。


忘年会

2010-12-02 17:26:05 | グルメ
12月に入りました。
忘年会のシーズンですね。
11/27の土曜日、ソフトボールチームの仲間と忘年会をしました。
場所は、料理の多さで有名な福岡県糸島市のとある旅館。
テーブルに着くとすぐに「カニ」が・・・・

会席には、

カニを食べているとすぐに

ヒラメのお造りです。勿論縁側もあります。
それからしばらくすると、

伊勢海老のお造りです。
伊勢海老は、まだ動いています。

また、ここ糸島は、福岡でも牡蠣で有名です。
休みの日なんか、このあたりは、牡蠣小屋で賑わいます。(牡蠣焼き、牡蠣フライ)



私、食べるのが好きですので、もう大満足です。
締めは、伊勢海老の味噌汁、とご飯。
もう腹いっぱいでした。




クロツラヘラサギ

2010-12-01 08:00:13 | 
今年もクロツラヘラサギがやってきました。
ここは、福岡市西部の干潟。
20羽近くのクロツラヘラサギがいます。(写真右下は、サギです)


クロツラヘラサギは、コウノトリ目トキ科です。
サギと名前がついていますが、サギとは種類が違います。
クロツラヘラサギの特徴は、くちばしです。
しゃもじのような形をしています。
餌を捕る時も、サギのように獲物を狙って捕るのではなく、このくちばしで頭を右左に
動かしながら土の中を掘って捕ります。


クロツラヘラサギは、渡り鳥です。
朝鮮半島の非武装地帯などで繁殖し、冬になると日本に渡ってきます。
尚、環境省の絶滅危惧1A類になっています。