10/23(月)台風21号は、午前3時ごろ静岡県御前崎に上陸し、ここ甲府も暴風雨になりました。
ただ、速度が速かったせいか、午前6時ごろには、晴れ間も見えるようになりました。
今日は、昼前の電車で山形に移動する予定でしたが、中央本線、山形新幹線などが運転を見合わせています。この日中に山形に着けるかどうかわかりません。
従って、甲府に延泊し、明日の朝の電車で山形に行くことにしました。
天気もだんだん回復してきましたので、レンタカーを借り、再度富士山を見るため、河口湖、山中湖に行ってきました。
甲府から河口湖の方に走ると、富士山はまだ雲の中です。
忍野(おしの)村に来ると、やっと富士山が顔を出してくれました。富士山は、今日の早朝初冠雪を記録しました。写真には、頂上付近に少しですが、白いものがあります。
忍野八海にも行ってみました。
その昔、忍野湖は富士山の噴火活動を何度も経て、徐々に富士 裾野と御坂山系との狭間を水触、掘削排水され長い期間の後、ついに湖は涸れました。
しかし、富士山の伏流水に水源を発する湧水池がいくつか残りました。その代表的な湧水池が「忍野八海」です。
富士山に降り積もる雪解け水が、地下の不透水層という溶岩の間で数十年の歳月をかけてろ過され、澄み切った水となりました。美しく神秘的であり、
移り変わる四季に彩られた富士を水面に映しこんだ姿は訪れた人々に水本来の姿と護るべき美しさをそっと訴えているようにも感じられます。
忍野八海は「形状、水質、水量、保全状況、景観、仏教思想(富士信仰)など」の観点から、昭和9年(1934年)に国の天然記念物に指定され、昭和60年(1985年)に、
環境庁から全国名水百選に選定されました。また、平成6年(1993年)には、県富岳百景選定地にも指定されました。(おしのナビより)
水の色が違いますね。やはり、晴れていると色が違うのでしょうか?
榛ノ木林資料館
お釜池
このあと足を延ばし「山中湖」に行ってきました。山中湖は、富士五湖の中でも一番大きな湖で、湖面に映る「逆さ富士」でも有名です。
この際、土曜日に入った「紅富士の湯」にももう一度行ってみました。 土曜日は、お風呂が人で混雑していましたが、今日は平日。ゆったりと入ることができました。
この湯の見どころは、露天風呂から見る富士山です。写真が撮れないのでパンフより抜粋しました。
富士山を見ながらのお風呂は、癒されます。昔、銭湯で富士山の姿が描かれていましたが、ここは、本物の富士山です。
西湖
西湖は、河口湖もみじマーチ2日目のコースに入っていました。
西湖は、864~866年(貞観6~8年)に起きた貞観噴火によって、溶岩流が本栖湖及びセの海に流れ込み、分断してできた堰止湖です。フジマリモの群生地。
南側には、青木ヶ原樹海が広がっています。
西湖いやしの里紺場は、かつては美しい富士を背に茅葺き屋根が並んでいた西湖畔の根場地区。
しかし、今はほとんどその姿を見ることができなくなってしまいました。富士河口湖町では、そんな日本の原風景である茅葺き屋根の集落を甦らせようと、
「西湖いやしの里根場」に約20棟の茅葺き屋根の家屋を復元しています。
精進湖
精進湖も西湖と同様に 貞観噴火によって溶岩流が本栖湖及びセの海に流れ込み、分断して出来た堰止湖です。
以上駆け足で富士五湖周辺を見て回りましたが、富士山は、日本一の山、心を和ませてくれます。
来月は、旧東海道(島田~府内)を歩きますので静岡県側からの富士山も見てみたいと思っております。