6/11(水)ふくおかウォーキング協会楽しいウォークは、「福間海岸散策と宮地嶽神社の菖蒲園を巡る」でした。
先週土曜日は、久留米石橋文化センターの花菖蒲鑑賞でした。今回は、宮地嶽神社の菖蒲園鑑賞ウォークです。
花菖蒲についてまとめてみました。
花菖蒲は、比較的水はけのよい場所を好む(ただし開花期には特に水分が必要である)6月ごろに花を咲かせる。花の色は、白、桃、紫、青、黄など多数あり、絞りや覆輪などとの組み合わせを
含めると5,000種類あるといわれている。花弁の付け根は黄色である(アヤメは網目模様、カキツバタは白い一筋の線)。葉幅はアヤメ(葉幅が狭い)とカキツバタ(葉幅が広い)の中間ぐらいと
される。系統を大別すると、品種数が豊富な江戸系、室内鑑賞向きに発展してきた伊勢系と肥後系、原種の特徴を強く残す長井古種の4系統に分類でき、古典園芸植物でもある。
第二次世界大戦後は系統間の交配も進んでいる。他にも海外、特にアメリカでも育種が進んでいる外国系、キショウブとの交配によるキハナショウブ(アイシャドウアイリス)、
原種ノハナショウブの自然変異タイプがある。(wikipediaより)
江戸系
江戸ではハナショウブの栽培が盛んで、江戸中期頃に初のハナショウブ園が葛飾堀切に開かれ、浮世絵にも描かれた名所となりました。旗本松平定朝(菖翁)が、60年間にわたり
300近い品種を作出し、名著「花菖培養録」を残し、ハナショウブ栽培の歴史は菖翁以前と以後で区切られます。こうして江戸で完成された品種群が日本の栽培品種の基礎となりました。
花びらの間に隙間がある三英咲きが多く、江戸っ子好みのキリッとした粋な感じを持つのが特徴です。
また、庭園などに群生させて楽しむ目的を持って改良されてきたため、病気や直射日光に強く栽培も容易で見事な群生美を見せます。
伊勢系
現在の三重県松阪市を中心に鉢植えの室内鑑賞向きに栽培されてきた品種群です。伊勢松阪の紀州藩士吉井定五郎により独自に品種改良されたという品種群です。
昭和27年(1952年)に「イセショウブ」の名称で三重県指定天然記念物となり、全国に知られるようになりました。
花弁はちりめん状で深く垂れる三英咲きで、女性的で柔和な感じの印象を与えます。鉢植え栽培を主とし葉と花が同じ高さにまとまることが特徴です。
肥後系
現在の熊本県を中心に鉢植えの室内鑑賞向きに栽培されてきた品種群です。肥後熊本藩主細川斉護が、藩士を菖翁のところに弟子入りさせ、門外不出を条件に譲り受けたもので、
「肥後六花」の一つです。満月会によって現在まで栽培・改良が続けられています。菖翁との約束であった門外不出という会則を現在も厳守している点が、他系統には見られない習慣です。
しかし大正に会則を破り外部へ広めてしまった会員がおり、現在では熊本県外の庭園などで目にすることができます。
草丈は低めで花は堂々たる大輪で、花弁が僅かに重なり合う六英咲きが多く、花、葉とのバランスもよく男性的な風格を備えているのが特徴です。しかし、風雨に弱く群生美の点で
やや劣る欠点がありますが、肥後系の特徴を生かし庭植えでもよく咲き競う優れた品種が作出されています。注)肥後六花・・・・芍薬、椿、朝顔、山茶花、菊、菖蒲
長井系(長井古種)
山形県長井市で栽培されてきた品種群です。1962年(昭和37年)、三系統いずれにも属さない品種群が確認され、長井古種と命名されたことから知られるようになりました。
江戸後期からの品種改良の影響を受けていない、少なくとも江戸中期以前の原種に近いものと評価されています。現在、34種の品種が確認されています。長井古種に属する品種のうち
13品種は長井市指定天然記念物です。江戸系より古い時代に栽培されたもので古種系とも呼ばれています。
草丈が高く花形も小さく野性的であるが花色が変化に富み清楚な美しさがあるのが特徴です。(以上東京菖蒲会HPより引用)
今日の集合場所は、JR福間駅、参加者33名。前日から雨でしたので天候が心配でしたが、何とか今日一日は持ちそうです。
今日のマップ
宮地嶽神社菖蒲園
宮地嶽神社では、5/24~6/15まで菖蒲祭りが開催されていました。100種10万株の江戸菖蒲が咲き誇っています。
紫陽花も見頃です。
再び菖蒲園へ
参加者皆で記念写真
境内には、フクロウが2羽います。
宮地嶽神社では正直者がフクロウの鳴声に誘われ金の玉を授かった。そんな黄金伝説が有ります。そこで、フクロウは神の使いとして崇めています。
テレビCMで有名になった宮地嶽神社の「光の道」
毎年2月末と10月末に海の方から沈む夕日が参道を照らします。これが「光の道」です。
宮地嶽神社から宮地浜へ
鳥居の先が相ノ島
宮地浜から松林を通りゴールのJR千鳥駅へ
12:30JR千鳥駅に到着しました。