よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

古河(こが)まくらがの里花桃ウオーク(茨城県・古河市)1日目20KM

2016-04-05 07:07:34 | オールジャパンウオーキングカップ

3/26~27日 茨城県古河(こが)市で行われた「古河まくらがの里花桃ウオーク」に参加しました。古河は、初めての地です。

古河では、今、花桃祭りが行われています。出発式まで時間がありましたので満開の花桃を楽しんできました。

                

  

古河というと、すぐ、財閥の「ふるかわ」と読んでしまいますが、ここは、「こが」と読みます。私も福岡で古河までの切符を買う時「ふるかわ」と言ってしまいました。(笑)

古河は、古くは「許我」と呼ばれ、万葉集にも詠まれています。奈良時代から渡良瀬川の渡し場として賑わいました。

「まくらが」とは、万葉集の古河にかかる枕詞と言われています。

会場は、古河公方公園。参加者名簿がないため、誰が参加されているかわかりませんでしたが、会場内では、とほ娘さんご夫妻、地元茨城のKさん、藤沢のSさん達が参加されていました。

1日目のコースは、20K・・・・・・古河名所旧跡コース

            15K・・・・・・桜と街道コース

             7K・・・・・・歴史と美術館コース

私達は、20KMコースに参加しました。出発式のあと、9:00スタート。

  

古河公方公園内には、古河公方館跡があります。

古河公方館跡(県史跡)は、御所沼と呼ばれた沼に突き出た所に位置し、「鴻巣御所」とも呼ばれていた。ここは古河公方足利成氏が古河城の別館として築城したものといわれる。

また最後の古河公方義氏の遺児氏姫が古河城からここに移され、その死まで住んだ所でもある。現在は「古河公方館跡」の碑が立っており、近くには堀と土塁を見ることができる。

  

公方公園を出て、コースは、渡良瀬川河川のサイクリングロードに出ます。渡良瀬川は、利根川の支流の一級河川です。

渡良瀬川というと、熊本出身の森高千里さんが歌った「渡良瀬橋」があります。

     渡良瀬橋で 見る夕日を  あなたはとても好きだったわ きれいなとこで育ったね  ここに住みたいと行った・・・・・・

その渡良瀬橋を探しますが、残念ながら古河ではなく、栃木県足利市の方にあるそうです。

河川敷に来ると、一瞬火事」 かな?と思うぐらい煙が上がっています。これは、「ヨシ焼き」といって渡良瀬遊水地のヨシを焼いて害虫駆除をするそうです。

   

7,6KM地点が1回目のチェックポイントです。このあとコースは、古河第二高校内を通ります。

  

13,3KM地点の野木神社が2回目のチェックポイント。この野木神社は、栃木県です。

およそ1600年前、仁徳天皇の時代の建立。平安時代の征夷大将軍、坂上田村麻呂が延暦21年(802年)にここに詣で、勝どきをあげたといわれています。

坂上田村麻呂は、蝦夷の反乱を抑えられたのは「神の助け」として、そのお礼に社殿を新築し、宮地を現在の場所に定めたのです。

鎌倉時代になると、源頼朝が社領として田地を寄付したり、源実朝が神馬を奉納するなど、源氏の信仰が厚かったようです。

江戸時代には、古河藩主の崇敬も厚く、現在の社殿は、文政2年(1819年)に土井利厚によって再建されたものです

    

境内を見ると、「二輪草群生地」とあります。

二輪草というと、川中みゆきさんが歌った「二輪草???」

   あなた おまえ 呼んで呼ばれて 寄り添って・・・・・・

キンポウゲは、見たことがありましたが、その仲間の「二輪草」は、初めて見ました。そうですね、歌の歌詞みたいに寄り添っているように見えますね。

 

  

コースは、再び渡良瀬川河川に。

ここには、「古河」を歌った万葉歌碑がありました。

  「まくらがの 許我(こが)の渡りの からかじの 音高しもな 寝なへ児故に」

      意味は、(まくらがの古河の渡りに唐楫(からかじ)の音の高いように、噂が高くたったなあ あの子と共寝したわけではないのに」 ※唐楫・・・唐風の楫、柄のついた楫

  「逢はずして 行かば惜しけむ まくらばの許我(こが)漕ぐ船に 君も逢はぬかも」

     意味は、(あなたと逢わずに行ったら心残りだろう。まくらがの古河を漕ぐ渡り船であなたとお逢いできないものかな)

    

コースは、日光街道の方に行きます。「雀神社の大欅」があります。この欅は、元来2本あった木が合体したので「夫婦欅」とも呼ばれています。

目通り周囲8,8M、根元周囲18M、樹高25M。

  

  

  

古河歴史博物館の所が3回目のチェックポイント。このあたりに古河城出城があったそうです。

   

鷹見泉石記念館は、歴史博物館の別館として開館されました。もともとは古河藩の武家屋敷でしたが、鷹見泉石が晩年を送った住まいで古河に現存する唯一の武家屋敷です。

   

長谷観音に来ました。長谷観音は、鎌倉、奈良の長谷観音と共に日本三大長谷と呼ばれています。

古河城の鬼門除けとして明応2年(1493年)、古河公方足利成氏が鎌倉の長谷寺より勧請したもので、累代古河城主が祈願をこめたところとされています。

背丈2メートルあまりの十一面観世音菩薩立像が安置されています。日本三大長谷のひとつです。

ここでも朱印をいただきました。

    

香取神社を過ぎると国道沿いに大きなファミレスがあります。「ばんどう太郎」です。お店の前の駐車場は、お昼時で車がいっぱいです。

確か、テレビの「ケンミンショー」で見たような気がします。ばんどう太郎は、茨城が発祥地なんですね。

公方公園に戻ってきました。公園内は、花桃の花見客でいっぱいです。アトラクションでバルーンも上がっています。

古河では、花桃のあとは、桜の花見ですね。ここを歩いた時は、桜は蕾の状態でしたが、もう満開になっているでしょうね。

このように古河の人は、花見が2回できるのですね。

  

13:28 無事ゴールしました。今日は、膝の痛みもそんなに感じなく平均速度5K/hぐらいで歩き、ました。全快までもう少しです。

 本日20KMのGPSです。