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よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

第10回下総・江戸川ツーデーマーチ1日目18km(千葉県市川市)

2016-04-14 10:40:24 | オールジャパンウオーキングカップ

4/9(土)千葉県市川市で行われた「第10回下総(しもうさ)・江戸川ツーデーマーチ」に参加しました。

会場は、JR市川駅からバスで約10分の所にある「市川市スポーツセンター」。

   

市川の桜もピークは過ぎましたが、まだまだ綺麗です。

第1日目は、大町自然観察園コース     33km

        堀之内貝塚コース        18km

        野菊の墓文学碑コース     11km

        水と緑の回廊コース        6km

この中の18kmコースに参加しました。33kmのコースには、とほ娘さんご夫妻、Kさん、神奈川のSさん、セロリさんの御親友R・Sさんなどの方が参加されていました。

18km出発前、ブロ友のホロホロさんが会いに来てくれました。ホロホロさんとは、何年か前のSNS仲間です。

鳥に詳しく、ブログには、珍しい鳥、希少な鳥などをアップされています。    ※ホロホロさんのブログ名「tek-tekウオーキング」

ゴール後またお会いしようと約束し、18kmスタートしました。

  

約1kmで「じゅんさい池公園」に到着。千葉県公式観光情報によると、池の名の由来は、国府台と国分の台地間に深く入り込んだ古くからの沼があります。

これを国分沼といいましたが、この沼にはじゅん菜がたくさん生えていたことから、じゅん菜池と呼ばれるようになりました。市川市では、公園の名にふさわしく、

じゅん菜の栽培につとめています。

  

公園の中は、まだ桜が楽しめます。また、池には、たくさんの種類の鴨が元気に泳いでいました。

  

 

 

北国府駅が18k、33kの分岐点。18kは、ここから矢切を通り葛飾大橋を渡り、東京都の江戸川沿いに歩きます。このあたりは、千葉県松戸市です。

矢切神社が右側にあります。

矢切の民家は江戸川沿岸にありましたが、宝永元年(1704年)6月の長雨により、江戸川が大洪水を起こし多数の死者を出しました。そのため、村民は、

災害から逃れるように台地に移住し、京都東山より稲荷を勧請して「稲荷五社大明神」を建立しました。祭神は、倉(うか)稲(の)魂(み)命(たま)で、食物・稲などの穀物を司る神です。

今日では、矢切神社と名を改め、社殿に向かって右側には、菅原道真を祀った天満宮の小社があります(松戸市の歴史から引用)

矢喰村庚申塚」ここでは、矢切村でなく、矢喰村と書かれています。案内板を見てみると、

温暖で平坦な下総原野が川と海に落ち込むこの矢切台地に人が住んだのは約5千年前朝に魚や貝を採り夕べに鳥や獣を追う平和な生活も下総の国の国府が

国府台に置かれた千3百年ほど前から武士たちの政争の場となりなかでも北条市や里見氏の国府台合戦は、この矢切が主戦場となり戦没者は一万余を数えました。

家は焼かれ田畑は荒らされ女子供年寄りは逃げまどい男どもは人足に狩り出され傷つき一家は離散。

この塗炭の苦しみから弓矢を呪うあまり「矢切り」「矢切れ」「矢喰い」の名が生まれ親から子 子から孫に言い伝えられ

江戸時代中期に二度と戦乱のないやすらぎと健康を願い庚申仏や地蔵尊に矢喰村と刻み朝夕お祈りをしてきました

このたび先人たちの苦難と生きる力強さを知り四百年前の遺蹟と心を次の世代に伝えるため平和としあわせを祈りこの塚をつくります

               昭和六一年十月吉日              庚申塚保存会」

 

  

先へ行くと、「野菊の墓」文学碑があります。

政夫と民子は仲の良いいとこ同士だが、政夫が十五、民子が十七の頃には、互いの心に清純な恋が芽生えていた。しかし民子が年上であるために、ふたりの思いは遂げられず、

政夫は町の中学へ、民子は強いられ嫁いでいく。数年後、帰省した政夫は、愛しい人が自分の写真と手紙を胸に死んでいったと知る。野菊繁る墓前にくずおれる政夫……。

    

矢切橋に着きました。ちあきなおみさんの唄で有名な「矢切の渡し」は、この橋をまっすぐ行った所にあります。

 つれて逃げてよ ついておいでよ 夕暮れの雨が降る 矢切の渡し~ 

江戸初期、江戸川の両側に田を持つ農民が、関所を通らずに江戸と往来したことから「矢切の渡し」が始まったそうです。

このウオーキング、18kmのコースには、矢切の渡しが入って下りません。(11kmコースには入っている)

行って歌いたかったのですが・・・・・・・・

   

矢切のネギ」は、江戸川の氾濫で出来た土壌がネギの生育に適していたため、明治時代から植えられました。

矢切のネギは、太くて甘みがあり、焼いてよし、鍋にもよしと言われる高級品です。

    

松戸市のマンホールには、コアラとユーカリの木がデザインされています。松戸市にコアラがいたのかな   

調べてみると、 松戸市はオーストラリアのビクトリア州ホワイトホース市と姉妹都市を 結びユーカリが市の木に指定されました。

江戸川に架かる葛飾大橋を渡ります。橋の中央部が東京都との県境。

葛飾大橋の歩道を歩いていると、後ろから来た自転車が「おい、そこどけ!」と大きな声で怒鳴ってきました。一瞬私はカチンときましたが、ここは、抑えて抑えて・・・・・

何様と思っているのでしょうか、あなただけの橋ではないでしょう。

 

  

東京都に入ってきました。江戸川の河川敷は、寅さんの映画にも出てきますね。特に映画のタイトルバックなどに使われています。

河川敷では、パークゴルフ、野球、サッカー、ラグビーなどのゲームが行われています。今日は天気もいいし、気持ちがいいでしょうね。

時刻も12時近くなりお腹もすいてきました。。この江戸川マーチには、休憩する所が設定されてなく、仕方ないので江戸川の河川敷に座り、昨日福岡で買ってきたパンを

頂きました。

 

  

江戸川コースは、途中帝釈天、寅さん記念館に寄り道できるようにはなっていますが、河川敷だと車の心配もしなくていいのでこのまま歩きます。

ただ、7~8kmも同じような河川敷を歩きますので飽きてきます。

1時間ぐらい歩いて市川橋に来ました。ここからゴールまであと3km。市川橋の所には、「関所」がありました。

  

市川市内に入ります。真間(まま)の継橋を通ると、正面に弘法寺の長い階段が待っています。これを登るの???と思っていたら階段の前に左折の矢張がありました。

 

  

弘法寺を通り、千葉商科大学構内を通ります。隣には、和洋女子大もあります。文教地区なんですね。

大学構内の桜は満開で綺麗でした。

   

  

13:00  18kmコースゴール!

  

ウオーキング会場の市川スポーツセンターは、昔「下総(しもうさ)国総社」があった所です。地名も市川市国府台(こうのだい)。

下総は、北で常陸国と下野国、西で上野国と武蔵国、南で上総国、内海を挟んで相模国と接していました。

  

会場で完歩賞をもらっていると、出発前お会いした「ホロホロさん」が待ってくれてました。ホロホロさんは、6kmに参加されたそうです。

ホロホロさんから頂いたビール、焼き鳥で歓談していると、33kmを歩かれたとほ娘さんご夫妻がゴールされました。

とほ娘さんご夫妻とホロホロさんは、ご近所だそうですが、今回初のご対面でした。

下関・はなまりんさんの言葉を借りるなら本当に「SNSの絆」ですね。

   

4/9 18kmのGPSです。