MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶらり散策~東京海洋大学越中島キャンパス

2015年07月30日 | まち歩き
東京越中島にある東京海洋大学(旧東京商船大学)の重要文化財の「明治丸」が大規模修復工事が竣工したばかりと聞き出かけてきました。
豊洲に住んでいた頃には、休日の散歩コースとして、また数年前にはスケッチポイントとして訪れていたが、実に懐かしい想い出の場所でもある。

海洋大(商船大)と言えば、「明治丸」 が代名詞になるほどシンボル的存在ですが、イギリスの造船所で製造された我が国唯一の鉄船で竣工後140年を迎える貴重な遺産となっている。
この日は、残念ながら船内は公開されていませんでしたが、秋の公開が楽しみですね。
明治丸は、構内の芝生の海に係留されていましたが、船体は真っ白に塗り替えられており、白鳥のようでした。

明治天皇が東北巡業の際に、青森から乗船されて横浜港に到着されたのが7月20日であったことから、この日を記念して「海の記念日」となり、現在の祝日である「海の日」となった経緯があるそうで、日本の海洋技術の生みの親にもなっているのですね。
この日も、信号機や万国旗が飾られた「満艦飾(まんかんしょく)」が見られました。

船尾へ回ると日の丸が掲げられており、喫水線から下部は地中に埋まっていますが、見応えありましたね~

百周年記念館の前には、「アンカーの塔」が設置されており、明治丸をポンド(港)内に定置するときに用いられたもので、アンカーの主観は北極を、ストックは天の赤道を指しているそうです。(説明版より)

一号館も国の有形文化財となっており、旧前田邸や東大の安田講堂にも似た竣工83年を迎えた素晴らしい建造物でした。
窓やエンブレムなどどれみても貫禄ありますね~

清澄通りに面した前庭には、商船大学時代の旧天体観測所であった「第一観測台」や「第二観測台」があり、竣工110年の歴史的遺産となっており、日本最古の天体観測所となっているそうで、内部には観測施設も残されているようです。

ドーム構造やレンガ壁などその文化的価値も高いですね。
またの機会にスケッチに訪れたい誘惑を覚えました。

観測台の隣には、「菅船長記念像」が立ち第二次世界大戦で長崎丸船長として活躍し、その後長崎港で機雷に接触して沈没したが、事故後にも遭難者への善後処理に奔走された歴史に名を残す船長だったそうです(説明版より)

キャンパスの歴史跡を巡り相生橋が架かる隅田川河畔を出てぶらついていると、中州には中の島公園がありましたが、越中島の名前の由来にもなっているようですね。

隅田川テラスをぶらついて後、深川の八幡様へと足を延ばしていました【続く】

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2 コメント

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Unknown (giinnohana)
2015-07-31 09:58:03
東京海洋大学素敵ですね!
一度行ってみる価値はありそうです。
明治丸も天体観測所も・・・・・・
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Unknown (korman)
2015-07-31 17:33:06
ginnohanaさん
昔は、商船大学でしたが、東大に劣らぬ伝統があり、会社も近かったのでよく出かけましたね。
10月には、明治丸船内も一般開放されるそうですのお出かけください。
我々もスケッチ仲間と行きたいと思います。
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