ツール・ド・フランスも連日のピレネー山脈の山岳コースの3日間を走り、第9ステージを終えて全コースの約1/3 を終了した。
今年のツール・ド・フランスは、史上初めて日本人選手2人が出場しており、非常に関心が高まり、NHKも連日報道している。
新城選手が第2ステージで5位、別府選手が第3ステージで8位入賞と大活躍で、いやが上にも人気が沸騰しているようだ。
特に、ピレネー山脈をこの3日間は、最長区間224Kmを含め、標高2,400mの峠越えという前半の山場であるが、
ここでも両選手は、素晴らしい活躍が見られた。
別府史之(FUMI)からは、連日生の声がインターネットで配信されており、
「最高の舞台で、想像を超える大応援団に力をもらって楽しい・・歓びを感じる・・・」と、心強いメッセージが届いている。
「第6ステージでは、落車などもあり最悪の日だったそうであるが、怖れずに果敢に攻めステージVを狙う」そうだ。
新城選手も、チームの落車なども経験したが、大健闘しており、着実にアシストの役割を果しているようだ。
ピレネー山脈は、連日快晴が続いており、テレビ画面から見る山岳光景は、息が詰まるような素晴らしいものである。
いつものことであるが、多くのギャラリーが前日から垰近くまでキャンピングカーなどで待ち構えており、
レースの妨げになるほど、狭い道路一杯に詰め掛けており、選手に触れんばかりに、旗を振り追いかけての声援である。
一方、総合優勝のマイヨジョーヌ争いは、チームタイムトライアル(TT)以降 がぜん面白くなってきた。
管理者が応援するアスタナが、上位10人中、5人が占めており、候補のコンタドール、ランス・アーム・ストロングなどが、
しっかりとマイヨを狙っており、時間の問題となっている。
それにしても、アスタナチームの力は、別格である。
レースを支配して、あのアスタナブルーが、集団を引いたり抑えたりして自由にコントロールしているように見え、
J-Sportsのレースレポでは、『ブルートレイン』と表現していて誠に言い得て妙である。
昨日の休息日を挟んでいよいよレースは、目を離せない佳境に入り、眠れない夜がつづきそうである。
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