今年の『新語・流行語大賞』が1日、発表されてマスコミで面白おかしく取り上げられている。
毎年、世間の関心度がどこにあるのか関心をもって観ており、話題性は大きいようだ。
年末恒例のイベント化しており、今年の世相を考えるには興味深いものである。
自分なりに各分野毎に選んでいたが、トップテンに3点が入っていた。
中でも政治・社会関連の話題が多く選ばれたようで、何れも明るい話題が少ないのは、今年を象徴しているようだ。
大賞の『政権交代』は、言葉としては納得であるが、最近の報道による新政権の活動を見ていると、
「政権後退」ではないか?という話題まで連想する辛口評も出ているようだ・・・・・
「事業仕分け」、「派遣切り」、「脱官僚」などの言葉も確かに多く使われており、正に世相を映しており、
トップテン入りしたのも「何とかしてくれ」という期待感が込められてのものだろう。
「新型インフルエンザ」も、今まさに流行真盛りであり、政治・社会ジャンルの流行語は、「流行して欲しくない」言葉ばかりではないか・・・
スポーツ・芸能のジャンルは、全く意外であった。
野球の話題では、今年をWBC・3連覇・日本シリーズと完勝した原ジャイアンツの話題が独占していたので、原関連しかないと思いきや、何と『ぼやき』だという。
「ばやきは永遠なり・・・」と、うそぶいているのも可愛くない。
毎日の試合の勝ち負けに、マスコミ受けを狙っての「ぶつぶつ」が、報道に貢献したのだろうか
選定基準や審査の経緯などは、一切公表もしないし、問い合わせにも応じないそうであるが、何か裏事情があるのだろうか
所詮は、お遊びだと割り切ればよいと言う事か
まもなく今年の10大ニュースなど各ジャンルの総括が行われるであろうが、暗い一年を脱却して明るい話題が溢れる新年に期待したい。
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