地域社会体育指導協議会主催の今年初の事業である「地区対抗バドミントン大会」が地元の小学校体育館で開催し、寒い日でしたが地区住民の参加のもとで交流が行われた。
バドミントンは、どこでも誰でも手軽にできるスポーツとして、子供たちから中高年まで体育館や道路・公園などで楽しめるとあって多くの人が馴染んでいるが、近年は大会へ参加される人が減少傾向となっている。
この日も、地区対抗戦として多くの参加地区を期待したが、選手を集めるのが難しかったようで、参加地区は3地区と少なく、オープン参加チームを含めて約30数名での親睦交流戦として実施した。
集まった皆さんは、高齢者が多かったが、新春の羽子板に代えてラケットで羽根突きゲームとして楽しもうと、和やかな雰囲気でベテランにアドバイスを受けながらシャトルを打つ光景も見られていた。
試合が始まると、コートでは、悲鳴や笑いが絶えない熱い熱戦が続いており、汗が滴り落ちていたようだ。
熱戦を続けながら、ベテランもビギナーも技を競うとともに、充分に楽しめるスポーツとして、相手を称えながら相互コミュニケーションが弾んでいたようだ。
我が地域も少子高齢化とストレスの増加など社会構造が変化しているが、健康維持、体力増進と共に、運動を通じて爽快感、達成感、連帯感、ストレス発散などに役立つ生涯スポーツの必要性が言われているが、運動機会に参加する人はそれほど多くないのが現実のようである。
最近のデータを見ても、様々な条件が伴わず運動を継続したいが継続が出来ないと言う人が多いようで、参加率の低下傾向が見られている。
一方では、マラソンやサイクリング・ブームが続いているが、地域の交流や相互連帯による地域コミュニテイの醸成については、まだまだ不十分な状況であり、スポーツを通じて人間関係の希薄化を解消しなければならない。
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