長いペナントレースも、最後の最後143試合目に 我がGIANTSが大逆転で優勝を決めてくれた。
終盤から、俄然セントラル優勝争いが面白くなり、毎日毎日ハラハラどきどきしながら一喜一憂していたが、最後に決めたのだ。
振り返れば、最低の開幕5連敗でスタートして、あれよあれよと言う間に、前半は最下位をも経験して、下位に低迷していたのだ。
前半は、スンちゃん・ガッツ・由伸・上原・二岡・慎ちゃん・木佐貫などなど挙げれば切がないほど、主力が次々と故障離脱の連続だった。
7月には、なんとトップに13ゲームの大差で、誰しも「もうこれまでか?」と観念しつつも、「もしかして・・・」と一縷の望みを繋いでいたのは、G党は皆同じだったろう・・・・・
それが、8月に入るや主力が怪我から復帰し、調子を戻してきた。
加えて宿敵は、例年どおり夏に入るや、オリンピックを境に、故障者も出てきてがたがたと落ちてきたのだ。
9月に入ると、連勝が始まり 『メークレジェント』の声が上がり、あっと言う間にトップに肉薄した。
敵地での天王山3連戦では、背中を捕まえて3連勝・・・・一気に追いついたのだ。
その頃は、もう誰も止められない勢いと流れが出来ていた。
グラちゃん・ラミちゃん・ガッツ・スンちゃん・上原・慎ちゃん・谷佳・内海と次々と日替わり殊勲者が続出である。
そして、ジャイアンツ・デーの『10・8』決戦に東京ドームで勝負がついた。
最後のシーンでは、スタンドのオレンジ色の旗や歓声とイエロー色の悲鳴が交錯し、テレビ実況を見ながら感激で言葉が出なかった。
M2が点灯して、一気に『メークレジェント』は完結した。
タツノリコールが、神宮にこだまして、背番号の8度 空に舞っていた。
目を潤ませて『歴史を創り、伝説を作った選手たち・・・』と選手を称えているのを見ていて、こちらも涙が止まらない。
今朝は、早朝からコンビニへ走り、スポ紙を買い占めてきた。
どこかの一紙だけは、隅っこで「セ界最大の屈辱的な大逆転・・・岡田よ取り返せ・・・」と叫んでいた。
進退伺いを提出したそうだ・・・・
今シーズンは、若手の山口や坂本をガマンして、「勝って育てる」を見事に成し遂げ、
終始チームを引っ張ったのは、やはり『オガ・ラミ・グラ』だろう。3人にMVPを与えたい。
残るCSを勝ち抜き、日本一への道は出来ている
しかし、一つガマンならないのは、あの最終戦での横浜・大矢監督のラミちゃんへの敬遠策。
勝負を分ける場面ではないあの敬遠指示は、プロ野球ファンを冒涜するものだ。
なぜ、横浜が記録的な大敗したのか、わかったような気がする。来年も同じだろう・・・
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