波除稲荷神社「つきじ獅子祭」

築地の波除稲荷神社の３年に一度の本祭「つきじ獅子祭」が行われました。
今、築地市場の移転問題で話題の築地ですが、久し振りに懐かしい「つきじ獅子祭」を観に築地界隈をぶらついていました。

前日には１００年ぶりに復活した船渡御が行われ、築地市場から隅田川に出て浜離宮大手門までのコースを渡御が行われ、この日の「獅子祭」の宮出しは、午後から大手門前の「御旅所」から築地市場、築地本願寺界隈を練る氏子町内会を巡るコースで大変な賑わいでした。
山車の上には、為朝公の姿もみられました。



この日は今年一番の猛暑となっていましたが、築地市場の移転も控えて「これまでにない勢いのある祭りをやろう･･･」と担ぎ手の力が入った威勢の良い掛け声で、御旅所を発ち大手門橋を渡り、新大橋通りを進み朝日新聞本社へと練り進みます。






築地市場前には、「大黒天様」も大変な賑わいに驚きの様子でしたね～


築地市場正門を過ぎて市場橋に着くと、御休み所には、黒檜一木造りの雄の「天井大獅子」と雌の大獅子「お歯黒獅子」が宮神輿の到着を待っていました。








一休みの後、築地市場の波除通りに入り場外市場を進むと、狭い路も身動き取れない大混雑の中を山車、お歯黒獅子、天井大獅子が激しい動きで進みます






神輿を見送って市場内の「波除稲荷神社」へ向かうと、参拝客の長い列が出来て大混雑となっていました。




境内には、市場に近いため　すし塚、昆布塚、魚塚、海老塚、玉子塚やお狐様と十二支の石碑が置かれており、「干支めぐり」のパワースポットになっていました。


この秋に築地市場の豊洲への移転が予定されていますが、築地界隈の大変革が未定のままでこの日の伝統的なつきじ祭の光景を記憶に残しておきたいと願いつつ、築地界隈のブラ散歩を続けていました。