地上デジタル放送(地デジ)への完全移行まで残り2年を切って、アナログ停波までのカウントダウンが始まり、政府のPRが本格的になってきた。
これまでも関心をもって推進状況を眺めながら、対応受信機の機種の選択などを検討しながら購入時期を見計らってきた。
昨今の受信機も、各メーカーの製品が豊富な機種が揃い、選択に困るほどでレコーダーも含めて検討していた。
先月行われたツール・ド・フランスの時期に合わせて、地デジ対応機とブルーレイ・レコーダーを購入し、楽しんでいる。
管理者の受信環境は、ケーブルテレビ局の集合アンテナで地デジ対応の受信システムになっており、整っていた。
これまでも地上デジタル放送の受信状況は、量販店などで確認していたが、実際に毎日利用してみて、
その利用価値の大きさには、期待以上のものがあり非常に満足している。
特に、デジタルハイビジョン放送の画質や音質の良さには、ビックリである。
これまでは、アナログ放送では、テレビ局によりゴーストや雑音を感じていらいらしてきたが、これも解消していた。
アナログでは観られない風景やハイスピードスポーツの迫力には、素晴らしい感動を得る。
また、画面で2、3番組を同時に視聴できる機能や気象情報や交通情報などの文字情報で即座に得られるのにも納得。
スポーツ実況を見ながら、ニュース番組を同時に見ることも、しばしば利用している。
地デジ対応受信機の所帯普及率は、3月現在で60%に達したそうであるが、かなり地域格差が出ているようだ。
先週の読売新聞記事によると、何と普及率の第1位がまたもや我がふるさと福井県で、68.6%である。
関東近辺でも、普及推進キャンペーンが開催されており、今月は、わが街でも『地デジ説明会』が開催されている。
我が自治会でも、現状調査のアンケートを実施したが、デジタル、BS、受信環境などまだまだ完全に理解されているとは言えない。
加えて、地デジ対応受信機を初期設定し、機能をフル活用するには、非常に複雑で使い切れない難しさが伴う。
新しいテレビ時代を楽しむためには、「猫に小判」にならないように、かなり使い慣れていくことが不可欠だと実感している。