MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

税制改定議論に感じるところ

2008年09月07日 | 国際・政治

NHKの『日本のこれから、どうする税金』の特番を 興味をもって見ていたが、正直 議論の内容に落胆した。

議論の中でも、これは民間放送のバラエテイー番組ではないとの発言もあったが、

NHKが 今日の日本の経済破綻の状況に対して、国民はどう対処せねばならないかをマジメに考え、議論する場を設定したもので、中身に期待したが、正直がっかりだった。

司会の進め方にもよるが、殆どの回答は、国家財政の危機に対して今後の税制をどうしたらよいかを真剣に考慮しているのではなく、

自分は苦しいから反対だとか、他人から取ればいいとかの意見が多く、とてもこの日本の窮状をどうすればいいかが見えてこない。

一言でいえば、国家観が全く感じれられない

感情的に論じている方が多い。

招かれたゲストも、経済アナリスト?と自称する社会主義者の論調は、とにかく強い政府批判ばかり。

これでは、一般国民は何をもとに判断すればいいのか?

残念ながら、現在の日本は、累積債務残高が800兆円を超しており、何とGDPの1.8倍である。

先進国では、ダントツの状態で、まさに破産寸前の仮死状態である。

ここでの議論も、希望的な憶測ばかり論じる 先述の経済アナリストには、唖然とした。

今、希望的な観測を言っている状態ではない。国際的に、破産国として世界から相手にされなくなってからでは遅く、次世代にこのツケを回してはいけないと思う。

幸か不幸か、逃げ出し総理のために、政策論議が行われるチャンスが出来たので、今こそ社会保障費などの膨大な歳出増大に対して、財政危機をどう対処するか、真剣な論議を行わねばならない。

歳出削減も、大ナタを振らねばならない。我田引水は許されないのである。

これまでの延長線上での経済成長は、あり得ないし、望むべきではないの思う。

痛みは覚悟しなければならないと思う。

構造改革を途絶えさせてはいけないと考える。

個人家庭に例えれば、お店が破産状況になったら、家族の取るべき対処はどうすればいいのか?

コメント
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