アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

仲間作り

2012年01月20日 | みどりの雑記帖
 私が会長を務めている囲碁クラブの会員が先日亡くなりました。教育畑で永らく活躍されていた海老原正雄氏で、元つくば市立並木中学の校長をされていた頃、私の息子達もお世話になりました。温厚で、慈愛に満ちた指導で皆に慕われていたそうです。
 葬儀の式場にはプロ棋士が公式対局で使用するような立派な榧製の碁盤が飾ってありました。氏が退職後購入して大切にしていた自慢の遺品とのことでした。喪主のご長男によると、老後の氏は、囲碁クラブに通い碁を打つのを楽しみにしておられたとのことで、「囲碁クラブの皆さんには本当にお世話になりました」と挨拶されたときには、氏の生き甲斐作りの一助を果たせたと、とても嬉しく思いました。
 私は昨年度から高齢者クラブの会長も務めています。会則ではクラブの目的は「町内発展に寄与」となっておりますが、私は仲間作り、健康作り、生き甲斐作りを通じての「高齢者の福祉向上」を支援することと考えています。会長職2年目の今年度からは、会員相互の触れ合いの機会を大幅に増やし、引きこもりになりやすい独居高齢者対策への取り組みの要請が土浦市からもあり、「仲間作り」に力を入れています。
 海老原氏の老後の生き甲斐に私の囲碁クラブが貢献していたことを知り、私自身が社会福祉行政の一翼を担っているのだと言う責任感を改めて認識することになりました。今日も二つのチラシを高齢者クラブの会員に配布しました。一つは2月初旬に開催される公民館まつりの餅つき大会で、皆で集まってきな粉餅、餡子持ち、からし餅、雑煮などを作りましょうと言う呼び掛けです。もう一つは2月下旬に、市の無料バスで真壁ひなまつりを見にゆく行く企画です。どちらも歩行困難の会員のために車椅子を準備します。会員を絶対「独りぼっち」しないぞと言う思いが益々強まりました。

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