アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

椎茸植菌体験教室

2010年03月13日 | 霞ヶ浦浄化
 今日は日中温度が21℃に上がり、気持ちの良い春日よりでした。そんな中、霞ヶ浦環境科学センターでは「霞ヶ浦水環境フォーラム」が開催され、私はボランティアとしてそれに付随するイベントとして企画された「椎茸植菌体験教室」のお手伝いをしました。
 教室を訪れた人達には、霞ヶ浦水質浄化に関心のある市民団体関係者や小中学校の生徒さん方が多数居られました。教室で行うのは、30センチくらいに切断した原木のクヌギの丸太に、ドリルで多数の穴をあけ、棒駒菌を打ち込むだけの簡単な作業です。自分で作業した原木を無料で持ち帰ることができるとあって、来訪者が引きもきらず、2千個用意した棒駒菌も午前中には品切れ状態になってしまいました。
 来訪者の多くは、椎茸栽培の経験がおありですが、ほとんどの方が失敗しておられました。話を聞くと、原木の保湿に問題があったようです。駒菌を打ち込んだ原木は菌を活着させるため梅雨時まで筵などで覆い保湿しなければなりません。梅雨があけ夏になれば暑気・乾燥・直射日光を避け、夕方には潅水して熱を冷まし保湿する必要があります。このようなきめ細かい管理を2年間続け、やっと椎茸の収穫ができます。皆さん、嬉しそうに原木を抱えてお帰りになりましたが、2年後収穫に漕ぎ着けられる人はいかほどばかりでしょうか。

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