ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

マダラヤンマ 2019<9月②>

2019-09-23 | マダラヤンマ

<9.19>

再び不発

2日前のマダラヤンマは♀の目撃がなく、交尾、産卵どころではありませんでした。一旦帰って当然出直しです。
この日も探雌行動は活発でも♀が入ってきません。快晴で21℃で推移、夕方は19℃まで下がり肌寒い気候。
午前中に交尾と産卵を見たもののシャッターは切れず。夕方に産卵に来た♀はガマの奥に入って姿を消しました。
再びの不発で厳しい状況に追い込まれました。♂の飛翔撮影のみですが、光の具合で変化する体色が魅力です。

♂ 飛翔










♂ 静止

2019.9.19 長野県


<9.20>

3日がかり

翌日、最後のつもりで朝早くから待機しました。連日の快晴で前日より4℃高い25℃、湿度は低目の55%。
午前中、交尾態4対を目撃して3対を撮影。3日がかりでした。午後は交尾の目撃がなく、産卵は見失いました。

8時半頃、背後を交尾態が飛んだ気配がしてガマの奥にいた交尾態を発見。当所では数が少ない緑色型の♀です。
ガマの隙間から何とか撮ろうとしているうち、1分程で林に飛び去ってしまいました。

交尾態 緑色型の♀


9時50分頃、青色型の♀を発見。おそらく交尾した♂がゆっくり追って警護していましたが、繁みに消えます。
数分後、周辺を探して交尾態を見つけました。先の♀が別の♂に捕捉されたようです。約9分で林に飛びました。

交尾態 青色型の♀






10数分後、続いて緑色型♀の交尾態が飛来。ガマの奥に消えて撮れませんでしたが、♀の出がいやに順調です。
11時28分、ガマの繁みで♂が♀を捕捉して、今度こそは絶好の位置に止まりました。一気に挽回できそう。

交尾態 青色型の♀




運がよければ産卵まで撮影できそうな絶好のポジションです。息をひそめて交尾を解く時を待ちました。
すっかり落着いて移動せず、交尾時間はやや長い約22分間。交尾を解いて連結を解くまでは約7秒間でした。

連結態 交尾を解いた瞬間






連結態 飛立つ直前


♀は辺りを飛び産卵場所を探しますが、ガマの裏手に姿を消し、数分後に出てきて別の♂に追われて逃げました。
前2日に比べ、何故か♂の活動状況は低調で、夕方のホバリングも見られませんでした。正に行く日次第です。

♂ 静止


目掻き

2019.9.20 長野県


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