鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

関塚監督、契約満了にてジュビロを退団

2013年11月26日 | Weblog
服部GM、関塚監督、長澤ヘッドコーチの契約満了について
この度、ジュビロ磐田は、契約満了に伴い、服部健二ゼネラルマネージャー、関塚隆監督、長澤徹ヘッドコーチと来季の契約を更新しないことを決定いたしましたのでお知らせいたします。
尚、2013 J1リーグ戦の残り2試合に関しましては、関塚隆監督の下、引き続きクラブ一丸となって戦ってまいりますので、熱いご声援をよろしくお願い申し上げます。
後任につきましては、決まり次第、改めてお知らせいたします。

関塚 隆(せきづか たかし)監督のプロフィール

生年月日
1960年10月26日

出身地
千葉県

指導歴
1991年~1992年 早稲田大学ア式蹴球部監督
1993年~1994年 鹿島アントラーズコーチ
1995年 清水エスパルスコーチ
1996年~2003年 鹿島アントラーズコーチ
2004年~2008年4月 川崎フロンターレ監督
2009年 川崎フロンターレ監督
2010年~2012年 U-23日本代表監督
2013年5月~ ジュビロ磐田監督

資格
日本サッカー協会公認 S級


ジュビロを退任する関塚監督である。
ジュビロをJ2落ちさせてしまった責任を取った格好である。
これは致し方のないところ。
日本代表を擁する名門にしては不甲斐ない成績にあったことは紛れもない事実である。
監督一人の責任ではないが、責任を取るのは監督の仕事である。
関塚監督の指揮官としてのキャリアには少々傷がついたが、それは些細な事。
次なるチャレンジが待っておろう。
是非とも再び相まみえ、勝負をしたいところ。
関塚の去就に注目である。

大迫、FINEBOYSに登場

2013年11月26日 | Weblog
鹿島大迫がファッション誌デビュー
 鹿島FW大迫勇也(23)が、男子大学生向けファッション雑誌FINEBOYSに登場することが25日、分かった。同誌では来年1月号からナイキ社の連載企画を開始する予定でその第1号。大迫は「FINEBOYSって何の雑誌? よく俺に(依頼が)来たね」。担当者は「大学生にはスポーツに関心のある人も多いため、掲載を企画した」と話した。12月10日に発売される。
 [2013年11月26日7時9分 紙面から]

ファッション誌デビューする大迫である。
今季よりAdidasよりNIKEに替えた効果が出た様子。
とはいえ、Adidasも良いメーカーである。
ミズノもアンブロもまたそれぞれに味がある。
シューズの多様性もまたサッカーの醍醐味である。

鹿島、満男・本山・中田コ・曽ケ端に契約延長オファーへ

2013年11月26日 | Weblog
鹿島 功労の「79年組」4選手に契約延長オファー
 鹿島が小笠原、曽ケ端、中田、本山の79年生まれの4選手に契約延長オファーを出す方針を固めた。クラブ幹部が「(4人に)0円提示をすることはない」と明言した。

 小笠原、曽ケ端は今季も不動のレギュラーとしてフル回転。中田は前野とのローテーションで左サイドバックで起用されて23試合に出場、本山は試合の流れを変えられる貴重な存在として22試合でピッチに立っている。

 大迫、柴崎らが軸に成長するなど世代交代は進んでいるが、黄金世代の存在感は健在。今季は7季ぶりの無冠が決定的で、常勝のメンタリティーを引き継ぐために来季も79年組の力が必要と判断した。ただ、条件面の問題や来季も世代交代が進むことが確実な環境もあり、流動的な部分もある。クラブ幹部は「(79年組は)功労者だし、今後どうしたいのか、じっくりと話す必要がある」と語った。

[ 2013年11月26日 05:30 ]

満男、本山、中田コ、曽ケ端に契約延長オファーを出す鹿島である。
これは一安心。
やはり、かれらほどの選手の経験は貴重である。
満男、曽ケ端、中田コはレギュラーであり、ここで外すことは考えにくかったが本山はベンチ外もあり微妙であった。
しかしながら、試合の流れを一発で変える才能を手放すのは、大いなる損失と言えよう。
来季もベテランと若手が融合した戦力で勝利を目指していこうではないか。
楽しみにしておる。

大迫、2つ勝つだけ

2013年11月25日 | Weblog
鹿島】大迫切り替え「まだACLある」
 鹿島が25日、茨城・鹿嶋市内で練習を行った。23日の鳥栖戦で先発したメンバーは室内で各自調整した。

 鳥栖戦では痛い敗戦を喫し、優勝の可能性が絶望的になったが、残り2戦は上位勢との直接対決が控える。

 FW大迫勇也(23)は、「まだACLもあるし、2つ勝つだけ。(気持ちは)切り替わっているよ」と、ACL出場圏内の3位以内を見据えた。

 [2013年11月25日19時45分]

前節の敗戦から気持ちは切り替わったと語る大迫である。
残り二つを勝利で飾り、アジアへの挑戦権を得たいところ。
鹿島悲願のACL制覇に向けて、来季の戦いの舞台を整えたい。
大迫の活躍で勝利を目指すのだ。
楽しみにしておる。

杉本太郎くん、練習参加

2013年11月25日 | Weblog
2013年11月25日(月)

14時から鳥栖戦のスタメン選手は室内練習やランニングなど軽めのトレーニングを実施しました。その他の選手は、攻守のトレーニングやミニゲーム、シュート練習を行っています。

ミニゲームを行うメンバーである。
鳥栖戦はベンチから外れた本山が元気に躍動しておる。
その向こうには来季の新人である杉本太郎くんが見える。
練習参加しておる様子。
一日も早くプロの水に慣れ、実戦デビューして欲しいところ。
本山から多くのものを吸収し、試合にてファンタジーを魅せるのだ。
楽しみにしておる。

小笠原満男、J1通算400試合出場達成

2013年11月25日 | Weblog
鹿島MF小笠原満男がJ1通算400試合出場達成…史上12人目

鹿島MF小笠原満男がJ1通算400試合出場を達成 [写真]=Getty Images

 J1第32節が23日に行われ、鹿島アントラーズの元日本代表MF小笠原満男がJ1通算400試合出場を達成した。400試合出場は史上12人目。

 34歳の小笠原は、1998年に鹿島に入団。同年のファーストステージ第6節ガンバ大阪戦でJリーグ初出場を果たした。次第に出場機会を増やし、国内タイトル三冠獲得を達成した2000年からは定位置を確保。2001年にはリーグ連覇に貢献した。2006年8月にセリエAのメッシーナへ期限付き移籍。翌年7月に鹿島へ復帰すると、2007年からリーグ3連覇を達成し、2009年には年間最優秀選手に選ばれた。

 2002年には日本代表に初選出され、同年の日韓共催ワールドカップと2006年のドイツ・ワールドカップにも出場。キャリア通算で国際Aマッチ55試合に出場、7得点を記録している。


J1通算400試合出場を達成した小笠原満男である。
グッドプレイヤーというものは息の長いもの。
まだまだ活躍してくれるであろう。
満男と共に勝利を追求していきたい。
これからも、ずっと。

筑波大学・赤くん、スペシャル対談

2013年11月25日 | Weblog
ーGoing to the "J"ー 筑波大学蹴球部 谷口彰悟&赤崎秀平&上村岬 スペシャル対談


今年、筑波大学蹴球部からは3人の選手がJの舞台へ旅立つことが決まっている。佐賀東高校時代には"高校No.1 FW"と言われ、J1・浦和レッズからのオファーを断って筑波大学に進学し、関東大学サッカーリーグにおける歴代最多得点記録を更新中のFW・赤崎秀平は鹿島アントラーズに内定した。そしてその類まれなサッカーセンスと足元の技術で筑波の代名詞であるパスサッカーの中核を担うMF・上村岬はユース時代を過ごしたジュビロ磐田へ凱旋する。今季、筑波の主将を務める谷口彰悟は、大学1年時~3年時まで指導を受けた風間八宏監督が率いる川崎フロンターレへ活躍の舞台を移すことが決定している。
今回は入学時から卒業後の未来を嘱望されていたこの3人のプレーヤーに、3人がそれぞれに感じている思いや、描いている未来を語ってもらった。


―ではまずそれぞれの選手の評価をお願いします。褒めまくって下さい(笑)

谷口)秀平は見ての通り、ストライカーという感じで。シュートの意識とセンスと、パワー。それらを見たらJのFWと比べても、トップレベルにいる選手だと思うし、動き出しの質も高い。それは常に感じています。それ以外のところでも、自分が点を取って勝たせるんだ、という気持ちがすごい。一緒に試合をしていて、頼もしいですよね。最前線から引っ張ってくれる姿は、後ろの選手からしたらすごく頼もしい。岬はやっぱり、技術がすごく高いし、ボール扱いも筑波一上手いと思う。それにくわえて前への推進力。それが本当に強くて。この2人は本当に筑波の生命線だと思う。この2人の関係だけで崩して点をとったことはすごく多いし、かなり助かっています。

赤崎)彰悟は、見ての通りイケメンですし(笑) 男からしても"かっこいいな"と思うところがいっぱいある。それはもちろん私生活でも、サッカーでも。サッカーに対してすごく真摯に向き合っているし、それをみんなが見ているからチームから信頼感を得られることができている。プレーに関しては、僕がどうこう言う前にみんなわかっていることだと思うけど、ボールを中盤で奪えるし、CBをやったときもしっかり止めることが出来る。それで、そこから攻撃の起点にもなれる。そういう選手はJリーグでも重宝されると思うし、自分としてはボールを持った時点でFWを見ていてくれるので、動き出しやすい。”攻めるときなのか”"守るときなのか”というところの判断も出来て、ゲームをコントロールしてくれるのも良いところですね。岬は彰悟も言った通り、ボールを扱うということに関しては筑波で1番だと思うし、大学選抜とか別のチームに行ったとしても、どんな監督でも使いたくなる選手。監督がやりたいことをいち早く理解できるし、実際にボールを取られない。ボランチでもワイドでも、トップ下でも、一本のパスで打開することが出来る。FWとしてはすごくやりやすい。

上村)彰悟は攻撃もできて点も取れるし、かつ中盤で守備も出来て。本当にいいところでボールを取ってくれる。攻撃も守備も両方できるボランチはJでもあまりいないと感じているので、そういうところは上の舞台に行っても、色んな監督から評価されると思うし、代表にも顔を出してくる存在になると思う。今の筑波は、彰悟がいなきゃ物足りないというか。抜けている感じがなくはないので。大黒柱という存在ですよね。その存在は上に行っても変わらないとは思うし、今のチームでもそもちろん必要。どこに行っても必要とされる選手。秀平は、Jリーグを入れてみても、シュートセンスと動き出しと、決定力に関して言っても一番なんじゃないかとう。あとは、周りの選手とうまくマッチできればどんどん上に行けるはず。彰悟と一緒で秀平も筑波にとってはなくてはならない存在。自分が生きているのも、この2人がいるから。それを4年間、ずっと感じていました。もうちょっとでやれなくなるのは寂しいけど、またどこかでやりたい。


―それぞれ、初めて会ったときはどういう印象でしたか?

上村)秀平はナショナルトレセンで一緒になって、ちょっと変わったやつだなと思いました。高1に熊本でやったときですね。

赤崎)いや、あのときはユース出身の選手が固まっていて。高校サッカーでやっている選手はちょっと行き場がなかったんですよ。

谷口)僕は初めて秀平を見たのは高2の夏のインターハイですね。佐賀東と大津が3位だったのですが、凄いFWがいるな、と。

上村)高1のときからシュートはもちろんうまかったし、ドリブルも凄かった印象がありますね。


―いざ大学に来てみて再会したわけですが。

赤崎)大津の監督に「谷口が筑波に行くけど、お前はどうするの。」と言われていて。大津の監督も筑波の人なので”筑波にいけば一緒に出来るのか”とは思っていました。ただ、岬と玉城(峻吾 三菱養和) 、神舎(宏 広島皆実)に関しては雑誌とかネットで情報を得ていました。

上村)レッズを蹴ってこっちに来る奴がいるというのは聞いていて。あとは三菱養和で10番のキャプテンが来ると。逆に彰悟の情報は全く無くて。推薦入試のとき、自分はインフルエンザにかかっていたから行けなかったのですが、どういう奴が来ているかも知らなかった。本当に、練習参加するまで誰がいるか全く知らなかったんですよ。ただそこで秀平を見て、"あ、高1のときのあいつだ"とは思いました(笑)

赤崎)俺は全然覚えていなかったです(笑)


―では最初に褒めるところから始まったので、逆に"お前にはもっとこういうプレーをして欲しい"と不満や、"もっとこうしたほうがいい"などのアドバイスを遠慮無くぶつけてください(笑)

赤崎)彰悟はもうちょっとミドルを決められるようにならなきゃだめだね。

上村)秀平はもっとヘディングをしっかり競ってほしいし、彰悟はとりあえず退場を減らしてほしい(笑)

赤崎)ヘディングはあまり好きじゃないんですよね。肩が痛いので(笑)

谷口)今季の中大戦は2試合とも退場しましたからね(笑) 岬は、守備をもっとしてほしい。

赤崎)俺よりも前の位置にいることがよくあります(笑) あとやっぱり、岬は前で受けたほうが相手にとって脅威になるので。後ろから作ることは出来るけど、そこにはまた他の選手を置いて、前だけの仕事に専念すれば得点やアシストがもっと増えると思うんですよね。


―確かに、上村選手が前で持ったら得点の匂いはしますし、ペナルティエリア付近でFKを取ったら絶対に入る感じがします。

彰悟)もう、入る気がしますね。後ろから"どんなの蹴るのかな"って思いながら見入ってしまいます。

赤崎)もはや、入ると思うのでゴール前に詰めません(笑)

上村)もう、高校からずっとやってきた練習の成果ですかね。名波さんに見てもらって、蹴り方とかを教わっていました。

赤崎)名波さんに教えてもらえたら、そりゃ上手くなりますよね。


―他のお二人はそういった、有名な人に教わった経験はあるのでしょうか。

赤崎)山本昌邦さんですかね。自分の高校に来てくれて3日間ほど教わりました。この前、NHKの天皇杯のダイジェストで山本さんが解説をしていて、俺のことを指導したことあると言っていたので、”覚えてくれていたんだな、”って思いました(笑)

谷口)自分は、古沼貞夫さんですかね。高1のときから何度か来てくれていて、何日か教えたら帰って、また来たら何日か教えてくれるというような。それが1年の冬くらいから始まりました。古沼先生から"ダイレクトで繋げ"とよく言われて。そういう練習が多かったです。そこで判断力とかが高まったし 、受けて出したらまたもらう、というようなプレーを意識するようになりましたね。



―プロに決まって練習参加もしたと思うのですが、
「この人はうまい!」といった「プロの壁」を感じた瞬間はありましたか?

谷口)けっこうありましたね。(中村)憲剛さんだったら"あ、その体勢からそんなパス出せるんだ"といったように。今までのサッカー経験を通じて、相手と対峙するとき"こういう風に立っておけば、パスは出されない"という立ち位置や寄せ方が自分の中であったのですが、それが通用しないというか。驚きでしたね。(大久保)嘉人さんだったら"あ、そのシュート入るんだ"といったように。憲剛さんと同じですね(笑)

上村)いやでも、秀平もそういうのは多いと思う(笑) ジュビロでは(山田)大記さんはさすが、という感じです。ちょっと、周りとは違う感性とかタイミングを持っていましたね。意外性も正確性もありました。あとは、ピッチ外でも尊敬できる部分があります。

赤崎)鹿島だったら特に、自分が小さい時に応援していた代表のメンバーとかと一緒にボールを蹴っているだけで嬉しいですよね。


―大学とJで違う点で言うと、外国人がいるというところだと思いますが、そのあたりはどうでしょう。

谷口)レナトとかは、本当にボール取れないですよ。

赤崎)鹿島にはダヴィとジュニーニョがいますけど、2人とも日本語が上手いですよ。ダヴィのほうがきれいな発音で、冗談とかも多い。

上村)ジュビロは韓国人の選手が多くて、彼らはやっぱり日本語が上手い。プレーでは本当に、"韓国"っていう感じ(笑)


―目標や、憧れの選手はいるのでしょうか。

赤崎)こういうプレーをするからそれに憧れる、みたいな選手はいないのですが、存在だけで言ったら大迫選手は大きいですね。あれだけベテランがいる中でも、誰もがエースという風に彼を認識しているし、そういう立ち振舞ができる存在なので。ああいう存在になりたいとは思います。(同じ鹿児島で)中学生くらいから見ていますし。

上村)さっき秀平は自分のことを、"前にいたほうがいい"って言っていたけれど、自分はメッシよりもシャビになりたいタイプで。シャビだったら日本人でも、この体格でも努力次第でなり得る存在だと思うので。最近、Jリーグを見ていても"あ!この人上手い!"って思える選手は少ないんですよね。小さい頃から海外のサッカーしか見てこなかったというのもあるかもしれないのですが。親にはバルサかレアルの試合しか見せてもらえなかった。親からもずっと"シャビかイニエスタになれ!"と言われていたので。イニエスタはドリブルも速いしうまいじゃないですか。あれはできないなと思って。"じゃあシャビで"という感じで。

谷口)自分は昔から海外のサッカーを見ていましたね。好きだったのはパトリック・ヴィエラ(フランス)とか。最近はヤヤ・トゥーレ(コートジボワール)ですね。ああいう、身体能力もあって、なおかつ足元もある。"この選手がいればだいぶ楽なんだろうな"と思わせてくれるような選手は好きですね。


―次はJの舞台で戦うわけですが、多くの人たちに見て欲しいプレーというのはありますか?

赤崎)鹿島だと、ファンの人が"サッカー"を知っている。なので、シュートが決まった場面だけでなく、いいシーンがあったら拍手は起こる。もちろん自分の得意とするプレーはあるけれど、そこも含めた全てのプレーで拍手をもらえるような、ファンの人達に認めてもらえるような選手にならなければいけないと感じています。

上村)自分がピッチに入ったら、"何か変わったな"と思われるような、攻撃にアクセントとなれるような選手になりたいですし、まだまだ決定力というところは欠けているので、自分が決定的な仕事をしたいですね。自分がボールを持った時、周りの人が"こいつ、何かやってくれる"と思うような選手になりたいし、そういう雰囲気も作りたい。ボールを持つ度にスタジアムを沸かせたいです。

谷口)自分が1年目で試合に出ても、チームに違和感が生じないような、周りの選手と何年間も一緒にやっているような風に感じさせるプレーをしたいですね。"最近入ってきたの?"って思われないようなプレーヤーになることが目標です。


―最後に、自分以外の2人に向けて、恥ずかしいと思いますがメッセージを送って下さい。

赤崎)もう残っている代表はフル代表しかないので、そこで日の丸を背負ってまた3人で一緒に戦えたら、それ以上の喜びはないと思う。それに、そこでプレーするときは4年間一緒に戦った仲間なので、代表の中でも一番信頼できる存在になることは間違いない。彰悟に関しては、来年当たりますから。最初の対戦から2人とも一緒に試合に出たい。彰悟にはフロンターレの中盤に君臨してもらって、鹿島が手こずるような"あいつ、すげーな"とみんなが思うような選手になってほしいですね。まあでも最後は、鹿島が勝ちます(笑) 岬がいるジュビロは、日本一をかけた場所で一緒に戦いたい。そういう思いが強いですね。


上村)僕も秀平と一緒で。一緒に次出来るのはフル代表。何年後になるかわからないし、3人が揃うかどうかもわからない。だけど、この2人は間違いなく代表になれると思っているので。1年のときから2人の背中を見て、一緒に切磋琢磨してやってきたつもりだった。なので、常にそういう存在になってほしい。次に2人と同じピッチで会った際、始まる前や終わった後とかには抱き合ったりして、互いに"お疲れ"って言い合いたいです。


谷口)2人と代表でまたやれたら最高に幸せだと思うし、その前の段階でこの2人はチームの核となる、代表する選手になれると思う。そういった中で自分も負けないように頑張りたい。やっぱり、同じピッチで一緒にまずは戦うことができたら嬉しいですね。プロでは対戦前に試合分析とかをすると思うのですが、その中で自分のチームのスタッフが"この選手いいよ""こいつは厄介だぞ"とこの2人を評価するときがあったら、そのとき僕はすごく嬉しくなると思います。なので、そういった選手に絶対になってもらいたいです。それで、J1の舞台で試合ができたら、ユニフォーム交換なんかもしたいです。

[了]



筑波大学のJリーグ内定者インタビューである。
その一人である赤くんも応じておる。
「ヘディングはあまり好きじゃない」と弱点を露呈しておるのが印象的と言えよう。
まあ、このような場なので冗談交じりであり、プロとして戦うと決めたときから弱点克服に動いておると思われる。
また、大迫評は素晴らしく、赤くんもその背中を追いエースとして成長してくれるのではなかろうか。
鹿島でポジションを得、フル代表へ登っていって欲しい。
期待しておる。

シャルケ・篤人、1点取られると、ガラッと雰囲気が変わる

2013年11月24日 | Weblog
先制点を呼び込んだ内田 勝ちきれずがっかり
13/11/24 18:58



「うちは1点取られるとガラッと雰囲気が変わる」

 23日に行われたブンデスリーガ第13節でシャルケはフランクフルトと敵地で対戦し、3-3で引き分けた。フル出場で先制点を呼び込んだDF内田篤人は、試合運びのまずさを感じているようだ。

 代表ウィークを終えて、FWジェフェルソン・ファルファンがケガから復帰後初の先発となったシャルケは、14分に内田のキックが相手のオウンゴールを誘い先制した。その後1点を加えて2点リードで折り返したが、後半は一転フランクフルトペースとなり、逆転を許す。それでも終了間際に追いつき、かろうじて勝ち点1を手にしている。

 内田はペナルティーエリア右手前から左足で中に蹴ると、相手DFに当たったボールがゴールに吸い込まれた。このシーンについて日本代表DFは、「ファーに1人流れているのが見えたので。オウンゴールですけど、入って良かった」と振り返る。

 2点のアドバンテージを生かせなかった試合展開については、「うちは1点取られると、ガラッと雰囲気が変わる。それで前半戦、何度も試合を落としている」と課題に感じているようだ。その原因は「我慢しきれないこと」だと理解しているが、なかなか修正できずに苦しんでいる。

 日本代表での2013年の日程はすでに終了したが、シャルケではリーグ戦にチャンピオンズリーグにと、過密日程が続く。内田とシャルケにとっては、踏ん張りどころになりそうだ。

内田「入ってよかった」先制弾誘発し存在感示す
ブンデスリーガ シャルケ3-3フランクフルト (11月23日)


フランクフルト戦の前半、攻め込むシャルケの内田(左)
Photo By 共同


 右サイドバックでフル出場したシャルケのDF内田が攻守に存在感を示した。前半14分、クロスが相手のオウンゴールを誘って先制し「入ってよかった」と喜んだ。

 2―0の前半41分には相手シュートを滑り込んでブロック。それでもチームは後半に3失点で逆転を許し、終盤に何とか追い付いて引き分け。「1点取られたら、がらっと雰囲気も悪くなる。分かっているのだけど」と、もどかしそうだった。フランクフルトのMF乾はベンチで出番がなかった。
[ 2013年11月25日 05:30 ]


先発フル出場も引き分けに終えたシャルケの篤人である。
先制したものの、逆転され追いつくといった試合展開だった模様。
アウェイとはいえ少々不安定な試合運びであった。
安定した試合を行い上位を目指して欲しい。
期待しておる。

鳥栖戦レビュー

2013年11月24日 | Weblog
【J1:第32節 鹿島 vs 鳥栖】レポート:公式戦3連勝だった鳥栖が相性の良い鹿島を撃破!鹿島は痛恨の敗戦で7年連続タイトル獲得が遙か遠くに(13.11.24)
11月23日(土) 2013 J1リーグ戦 第32節
鹿島 1 - 2 鳥栖 (14:04/カシマ/17,030人)
得点者:64' 金民友(鳥栖)、84' 青木剛(鹿島)、90'+5 金民友(鳥栖)

静かに流れる涙は、拭っても拭っても止まらない。鳥栖の先制点に絡んだ青木剛は、つめかけたサポーターに挨拶する間、あふれる涙を押しとどめることができなかった。首位の横浜FMが勝利したことで、勝点差は6に開き、さらに得失点差は12。まだ可能性は残されているが、ヤマザキナビスコカップを逃し、天皇杯も敗れている鹿島にとって、7年連続のタイトル獲得が遠のく痛恨の敗戦となった。

序盤から相手ゴールに迫ったのは鹿島だった。鳥栖の攻撃を阻止すると、鋭い攻撃を繰り出す。多くの選手が同時に動き出す攻撃は迫力があった。守備の要である菊地直哉を欠いた鳥栖は、前半の比重を守備に置き粘り強く守ることを選択する。そして、背後を取られることを徹底的に抑えてきた。
とはいえ、それでもチャンスをつくる鹿島。11分には遠藤康がゴール右の得意の位置からミドルシュートを放つ。惜しくもバーに弾かれたが、そこに詰めたジュニーニョがハーフボレーを放つも今度は林彰洋の正面を突いてしまう。さらに21分には決定的チャンス。ジュニーニョのクロスに大迫が抜け出し林もかわしたが、バランスを崩しながら放ったシュートはゴール横へとそれてしまう。その4分後にはジュニーニョがネットを揺らすもオフサイドの判定。バイタルエリアから大迫が立て続けにシュートを放つも林が弾き出し、圧倒的な前半で得点を奪えなかった。

結果としては、これが後に響いてしまう。チャンスはつくるものの攻撃パターンが少ない鹿島は徐々に攻め手が少なくなり、後半に入ると鳥栖にエンジンがかかってくる。前半は、ほとんどできなかったポゼッションも、鹿島の守備に鋭さがなくなってくると落ち着きを取り戻し、相手を後追いさせるパスワークさえ見せるようになる。
すると64分、高い位置で青木剛からボールを奪った金民友が、そのまま左サイドをドリブルで駆け上がり体勢を崩しながらゴールに突き刺すシュートを見舞う。鹿島としては絶対にやりたくない先制点を奪われ、スタジアムの雰囲気が異様なものに変わっていった。

反撃に出たい鹿島だったが、勢いを増す鳥栖にビルドアップさせてもらえない苦しい状況に追い込まれる。疲れが見える遠藤康、中田浩二に代えて、土居聖真、西大伍を相次いで投入して流れをイーブンに戻すと、84分にフリーキックから青木が頭でねじ込みようやく同点に追いつく。しかし、前掛かりになったところ逆に狙われ、90+5分に再び左サイドを突破した金が決勝点を奪うのだった。

「まずは1回リフレッシュして、頭を切り替えること、まず休むことを考えなければならないと思います」
試合後、セレーゾ監督は切り替えることを強調した。それだけ受け入れがたい敗戦だったことは確かだろう。「自分たちが準備してきたものがうまくできていました」というとおり、練習してきたバイタルエリアを使った攻撃で形でチャンスはつくれていた。しかし、ゴールが奪えなかった。前半抑え気味だった鳥栖のプランが奏功したのも、前半の決定機を逃し続けたからこそ。

天皇杯の広島戦に続いて、公式戦ホーム2連敗は想定していなかっただろう。両方のタイトルが遠くなる敗戦だ。ただ、あと2試合の結果如何では来年のシーズンが大きく変わる。ACLへの出場権を逃すわけにはいかない。

以上
2013.11.24 Reported by 田中滋


青木の涙を書き連ねる田中氏である。
このような試合は「悔しい」という感情を通り越して「無念」と言えよう。
勝てた試合であった。
勝つべき試合であった。
しかし、結果は異なった。
これがサッカーという球技の妙である。
このような結果がしばし起こるが故、民衆は熱狂し、熱くなるのである。
今季は残り二試合、熱い試合を楽しみたい。

山形・中島、最後まで攻撃的サッカーを出したい

2013年11月24日 | Weblog
【山形】今季最終戦で中島決める、奥野監督「惜別弾」

シュート練習でクロスに飛び込みゴールを決めた山形・中島

 J2山形のFW中島裕希(29)が今季限りで退団する奥野僚右監督(45)の“山形最後の戦い”に花を添える。J2山形はきょう24日、東京Vと今季最終戦をホームで迎える。23日は軽めのシュート練習などで最終調整した。負傷中のFW林と並びチームトップの12得点をあげる中島は、「最後まで攻撃的サッカーを出したい。1点取られても2点、3点と取る。最後は自分で点を決めて終わりたい」。奥野流攻撃的サッカーの中心で躍動した男が、2季連続でチーム得点王となり、前回完敗(0―2)した相手に借りを返す。

 奥野監督が就任した昨季に山形に期限付き移籍し、今季完全移籍した。昨季41試合、今季はチーム最多の39試合に出場するストライカーは、「僕が来たときに、監督も来た。J1に一緒に行きたかった。最後は勝って、みんなで楽しく終わりたい」と、笑顔で締めくくることを誓った。
(2013年11月24日06時02分 スポーツ報知)


2013年シーズンJ2最終節に挑む山形の中島である。
悲願のJ1昇格こそ成し得なかったが、奥野監督の目指した攻撃的サッカーは根付いたはず。
強い気持ちで勝利を目指し、ゴールを決めて欲しい。
良い報を待っておる。

鳥栖戦コメント・報道

2013年11月24日 | Weblog
2013Jリーグ ディビジョン1 第32節


鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・残り2節だが、シーズンが終わったわけではない。しっかりと最後まで戦い抜くのは当たり前のこと。次はC大阪との直接対決で、その次は広島戦。ただ、今日考えるべきことではない。今はリフレッシュして、頭を切り替えること、休むことを考えるべき。

・試合に関しては、前半はチャンスを多く作っていた。数字だけを見れば、相手の方が上回っていたということになるかもしれないが、内容的には(そんなことはなかった)。強がるわけではなく、客観的に評価をしなければならない。自分たちが準備してきたものをやっていた。ハーフタイムには(選手たちに)言うこともあまりなく、「持続」ということを伝えた。相手の対策として準備してきたことはできていたと思うし、相手の武器の1つであるロングスローに対しても、しっかり対応できていたと思う。練習で想定したことを、選手たちは実行できていた。

・サッカーの試合の中で、勝ちに値するプレーをして勝つ時もあれば、内容的にひどい中で、運が味方して点が入って勝つこともある。内容が良くても、相手が事故のような形で点を取って敗戦することもある。シーズンの中ではそのようなこともある。

・1失点目については、ビルドアップのミスから、青木選手に対するファウルがあったかどうかというところでその部分から喫してしまった失点だった。1失点目の後、少し慌ててしまって、急ぎ過ぎた時間もあった。だが、その後は落ち着いて、引いた相手に対してサイドチェンジを多くして、スライドさせてそこを使うという部分を落ち着いて出せた。同点に追いついた後は、勝たなければいけない状況だったから、選手たちが前へ行ってしまって、競り合いのところからカウンターを食らう形になった」

・内容を総合的に見て、得点が入ったかどうかの部分が結果に影響したと思う。試合によっては、内容が悪くても、「蹴ったら入った」というようなこともある。今回、痛い敗戦であることは間違いないが、誰かのミスや、選手1人が起こしてしまった敗戦だとは捉えていない。勝った時はみんなで勝ったわけだし、負けた時は、自分たちで改善できた部分があったかもしれない。勝っても負けても、うちのチームはみんなで責任を取る。

・率直に言って、一番ひどかった選手を聞かれたとしても、浮かばない。チームとして良かった。もしかしたら、本来の、あるいは今以上のパフォーマンスを見せられたと思われる選手はいるかもしれないが、基本的には全員が動いて全員が戦って全員が走って、チームのためにプレーを続けたという事実は残っている。チームとして、機能的な部分は(やることは)やった。あとは効率というところで、あれだけ作ったチャンスで(ゴールを)決めていれば状況は変わった。

・相手の戦い方は称えなければいけない。ロングボールを使ってセカンドボールを拾うというのは、かなりの運動量を必要とする。それを彼らがやり続けたことは称えなければいけない。ただ、全てが彼らの思い通りに機能したわけではないと思う。我々も彼らの良さ、やろうとしているサッカーを防ぐことができた。決めるべきところ、チャンスで落ち着いてやれれば、違う状況になったと思う。

・相手よりも、チャンスやシュートの数、ポゼッションでも上回ったが、それでも勝てないのがサッカーの不思議な部分だと思う。



【青木 剛】
勝てなくて申し訳ない気持ちでいっぱい。たくさんのサポーターが応援してくれた中、勝ちで答えられなかった。前半は良い内容だったし、後半も継続して、勝ちに結び付けたかったが上手くいかなかった。最後まで試合に対して、勝ちを目標としてやる事は変わらないので、最後まで戦いたい。

【柴崎 岳】
残り2試合に勝つ事が大事だと思う。前半にチャンスはあった。運の無さも少しはあるかもしれないけど、嫌な流れだった。カウンターから決められ、1点返したが前がかりになり過ぎた。もう少し気配り出来れば良かった。まだチームとしてやる事が浅い。やるべき事がまだあると思う。

【遠藤 康】
決められる所で決められない。自分たちで苦しい状況にしてしまった。先制を許し、チームがドタバタになった。空いたスペースもあったので、上手くつければ良かった。内容は良かったと思うが、勝ちきれない。勝ちきれないのは、アントラーズらしくない。悔しい試合だった。

2013年11月23日(土)

本日行われたJ1第32節鳥栖戦は、1-2で負けを喫しました。

【J1:第32節 鹿島 vs 鳥栖】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(13.11.23)
11月23日(土) 2013 J1リーグ戦 第32節
鹿島 1 - 2 鳥栖 (14:04/カシマ/17,030人)
得点者:64' 金民友(鳥栖)、84' 青木剛(鹿島)、90'+5 金民友(鳥栖)

●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):

Q:前半はリズムよく攻めていましたが、攻めあぐねたことの評価をお願いします。あと残り2節をどのように戦いますでしょうか?

「残り2節と言ってもシーズンが終わったわけではないので、しっかり最後まで戦い抜くことは当たり前のことであり、やり抜くべきことだと思います。次はセレッソとの直接対決でもありますし、最後はサンフレッチェ戦のあります。ただ、それは今日考えるべきことではないと思いますし、まずは1回リフレッシュして、頭を切り替えること、まず休むことを考えなければならないと思います。また改めてお話しできる機会があれば、それに関してはお話ししたいと思います。

試合に関しては前半はチャンスを多くつくっていました。結果だけ、数字だけを見れば我々はひどい内容で、相手が上回っていたようになるかもしれません。ただ、内容を見れば、強がることではなく客観的に自チームの評価をしなければいけない立場ですのでそうではなく、自分たちが準備してきたものがうまくできていました。ハーフタイムで言うこともなかったですし、逆に『持続』ということを話さなければなりませんでした。今週、相手の対策でやってきたことができていましたし、相手のもう一つの武器であるロングスローに対しても良い対応ができていたと思います。練習で想定したことを選手たちが実行できていました。試合のなかで、勝つに値するプレーをして勝つこともあれば、全然内容がひどくて運や何かが味方して勝つこともあります。あるいは内容が良くても相手が事故から点を取って終わってしまうこともあります。その時は敗戦という見出しやレッテルが貼られるだけです。ただ、僕はそういう時もサッカーのシーズンの中ではあることを理解しています。1点目は、詳しく映像を見てませんが、青木選手へのファウルがあったのかなかったのかというところは、また後で見なければいけませんけれど、そういった場面から起きてしまった失点でした。1失点した後から慌ててしまった時間帯が失点した直後にありましたけれど、そのあとは落ち着いて、引いた相手に対してはサイドチェンジを多くして、横にスライドしたところを使うということを、僕はずっと言っていたので、落ち着いてからは徐々にその形ができるようになりました。同点に追いついた後は、どうしても勝たなければいけない状況ですので、選手たちがどうしても前へ行ってしまって、競り合いのところからカウンターを食らうことになりました。内容を総合的に見ても、得点が入るか入らないか、入ったかどうかの部分で試合の結果に影響しました。試合によっては内容が悪くても蹴ったら入ったということもあります。今回、痛い敗戦であることは間違いないですが、誰かのミスとか、選手一人が起こしてしまった敗戦とは捉えていません。勝ったときもみんなで勝ったわけですし、負けた時ももう少し何らかの形でもう少しよくできたことが、その場面においてはあったかもしれませんし、勝っても負けても、うちのチームはみんなでその責任をとってやり続けなければならない。

率直に、皆さんから『一番ひどかった選手は誰ですか?』と聞かれても、そう簡単には浮かばないし、それだけチームとしてよかったところがあります。当然、皆さんから見ても、一人か二人、ちょっと本来のパフォーマンスを考えると、今日以上のものを見せられたかもしれないと言うかもしれませんが、基本的に全員が動き、全員が戦い、全員が走って、チームのためにありつづけたことは事実として、映像にも残っています。チームとしてやるべき機能的な部分もしっかりやりました。あとは最終的な効率という部分で、あれだけ前半も後半もつくったチャンスのなかでゴールを決めれば状況は変わっていました。あとは讃えなければいけないのは相手の戦い方です。ロングボールを蹴ってセカンドボールを拾うというのは、彼らの運動量も要するし、それをやり続けたことは讃えないといけないと思います。ただし、だからと言って全てが彼らの思い通りに機能したかと言えば、そうではないと思いますし、我々も彼らの良さという部分、やろうとしている部分は防げたと思います。決めるべきところ、数多くあったチャンスを、もう少し落ち着いてやれれば恐らく違う状況になっていたと思います。相手よりもシュートの数では上回りましたし、チャンスの数、ポゼッションでも上回りました。ただ、それでも試合には勝てないというのが、サッカーの不思議な部分でもあります」

Q:今日、野沢選手、本山選手がベンチに入っていませんでした。いろいろな理由があってのことだと思いますが、その理由をご説明頂けますか?

「本山選手は先週の試合で内転筋などを怪我をしたので、今週に入ってからも練習はやっていましたが本来のパフォーマンスではありませんでした。シーズン終盤に怪我をさせるわけにはいかないので、大事をとっての選択でした。良いコンディションであれば、試合に出場できる選手、力を持っている選手です。野沢選手に関しては、たぶんチーム一のチャンスをもらった選手です。試合によっては期待した最低限の部分をやってくれた時もあれば、うまくできなかったときもありました。僕はチームを再建するという目的で招聘されたので、そこで豊川選手や中村選手という、今季加入したり新人の選手がいたりして、彼らに少しずつチームになれさせる、あるいはこのクラブの伝統に慣れさせることを考えてやっていかなければいけません。クラブはそういう方針で進んでいくことは紛れもなく隠しようがない事実で、入れ替えていかなければいけません。若い選手で、上を目指し、あるいは成功を手にしたい者が、そのチャンスをもらうべきだと思います。
日本の場合は、試合のメンバーは18名と決まっているので、私がその週のパフォーマンスや姿勢、そのシーズンの姿勢を含めながら、ベンチ入りの選手を決める権利があるので決めさせてもらいました」

以上

【J1:第32節 鹿島 vs 鳥栖】試合終了後の各選手コメント(13.11.23)
●大迫勇也選手(鹿島):
「チャンスはあった。あとは決めるだけだった。申し訳ないと思います」

●柴崎岳選手(鹿島):
「優勝についてはしようがない。ACLはまだ可能性がある。次のステップに進むためにあと2試合勝つことが大事と思います。前半はチャンスが多かった。運のなさもあった。嫌な流れだなとは感じていました。1点返しましたけど、ちょっと前掛かりになっていたのでああいうケースはあると思っていました。もう少し気を配れば良かったと思います。ちょっと前、前になり過ぎていた。後半途中からそういう部分もありました。まだまだチームとして、やるべきことが浅い、というかやるべきことがあるんじゃないかと思います」
●遠藤康選手(鹿島):
「優勝は厳しい状況になった。悔しいです。でも、次の試合もあるんで切り替えないといけない。ACL圏内もあるので、それを目指して切り替えないといけない。
(どこがうまくいかなかった?)
点を取るところで取り切らないと、というのがあった。相手もすごい頑張るチームなので、決めきれなかったことでヤバイとは思っていた」

[ J1:第32節 鹿島 vs 鳥栖 ]

優勝のためには負けられないホームの鹿島は84分、青木剛の今季2点目のゴールで試合を振り出しに戻す。

鹿島、土壇場の失点で逆転Vは絶望的に…
13/11/23 16:37

[11.23 J1第32節 鹿島1-2鳥栖 カシマ]

 4位鹿島アントラーズはホームでサガン鳥栖に1-2で競り負けた。逆転Vへ痛恨の黒星となり、連勝は2でストップ。順位も5位に後退し、首位・横浜FMとの勝ち点差は残り2試合で「6」に開いた。

 日本代表のオランダ戦で1ゴール1アシストを記録したFW大迫勇也。前半22分、MFジュニーニョからの左クロスを受け、フィニッシュまで持ち込んだが、シュートは大きく上へ。再びジュニーニョのクロスに左足ボレーで合わせるチャンスもあったが、今度はGKにキャッチされた。

 0-0で折り返した後半6分にも大迫がドリブルから右足ミドルを放つが、枠を捉え切れず、5戦連発とはならず。逆に鳥栖は後半19分、高い位置でDF青木剛からボールを奪い、MF金民友が一気にドリブルで駆け上がる。DFからプレッシャーを受け、体勢を崩しながらもPA内まで切れ込むと、そのまま左足でシュート。電光石火のカウンターで先制点を奪った。

 鹿島も後半39分、MF小笠原満男のFKに青木がヘディングで合わせ、1-1の同点に追いついたが、後半アディショナルタイムにまさかの結末が待っていた。鳥栖はシンプルなロングボールからこぼれ球をMF藤田直之がつなぐと、金民友がゴール前に抜け出し、左足でゴール右隅に流し込んだ。

 劇的ゴールで公式戦4連勝を飾った鳥栖は順位でも大宮を抜き、13位に一つ上げた。一方、5位に後退した鹿島の逆転優勝は絶望的となったが、残り2試合の相手は4位C大阪と3位広島。直接対決2試合を制し、来季のACL出場権獲得となる3位以内浮上を目指す。

【鹿島】大迫無得点「申し訳ない」/J1

前半、鳥栖DF坂井(左)にボールを奪われる鹿島FW大迫(右)(撮影・たえ見朱実)

<J1:鹿島1-2鳥栖>◇第32節◇23日◇カシマ

 鳥栖に敗れ、逆転優勝が絶望的になった。前半から再三チャンスを作ったが得点が遠く、逆に後半19分に先制を許した。

 同39分、この日400試合出場を達成したMF小笠原満男(34)のFKにDF青木剛(31)が頭で合わせて同点に追いついたが、終了間際に決勝ゴールを決められ万事休す。無得点に終わった日本代表FW大迫勇也(23)は「チャンスは作れたので、あとは(得点を)決めるだけだった。チームに申し訳ない」と反省しきりだった。
 [2013年11月23日20時14分]

鹿島大迫不発…7年ぶり無冠決定的/J1
<J1:鹿島1-2鳥栖>◇第32節◇23日◇カシマ

 鹿島は鳥栖に敗れ、優勝は絶望的になった。後半19分に失点。DF青木のゴールで追いついたが、後半ロスタイムにカウンターから決勝弾を許し万事休す。首位横浜との勝ち点差は6に開いた。07年から毎年獲得していた国内3大タイトルに手が届かず、7年ぶりの無冠が決定的となった。

 エースFW大迫勇也(23)は、不発に終わった。2トップの一角で出場し、前半22分に角度のない所から放った左足シュートはゴールをかすめた。同24、35、43分にはいずれもゴール右隅を狙ったが、相手GKの好セーブに阻まれた。日本代表の欧州遠征で得た自信を、Jリーグでの結果につなげることができなかった。

 試合後、テレビ取材にだけ応じて「チャンスは作れた。あとは決めるだけ。点が欲しい時に決めきれる選手になりたい。今日は本当にチームに申し訳なかった」と悔しさをにじませ、足早にスタジアムを後にした。セレーゾ監督は「1失点目の後にあわててしまい、同点後は前がかりになりカウンターを食らってしまった。痛い敗戦には間違いないが、1度休んでリフレッシュしなければ」と敗因を分析し、気持ちを切り替えた。

 FKから青木のゴールをアシストしたMF小笠原が史上12人目の400試合出場を達成したものの、勝利を飾れず、5位に後退した。青木は「勝ちを目指してやるということは変わらない。優勝は遠のいたが、ACLを目標にして最後までしっかり戦えたら」と前を向いた。残る可能性に、全力を注ぐしかない。【桑原亮】
 [2013年11月24日7時34分 紙面から]


鹿島7年ぶり無冠危機!頼みの大迫不発「本当に申し訳ない」

鹿島は痛い黒星で無冠の大ピンチ。鳥栖GK林(中央上)の果敢な飛び出しに大迫(右)、ダビ(左)もたじたじ

 J1第32節(23日、鹿島1-2鳥栖、カシマ)とぼとぼと引き揚げる鹿島イレブンには悲壮感が漂った。絶対に負けてはいけない試合を1-2で落とし、優勝は極めて難しくなった。

 「チャンスはあった。本当に申し訳ない」

 日本代表の欧州遠征で結果を残し、リーグでも4戦連発中と好調だったFW大迫は7本のシュートを打ったが不発。0-1の後半39分にFKからDF青木のゴールで追いつきながら、同50分に相手MF金民友にこの日2点目を決められ、力尽きた。

 5位に転落し、残り2試合で首位の横浜Mとの勝ち点差6、得失点差は11も開き優勝は絶望的。2007年以降J1、天皇杯、ナビスコ杯の主要タイトルのいずれかを獲得し続けてきた鹿島が7年ぶりの無冠危機。大迫は「残り2試合、全員で勝ちたい」と声を絞り出した。(伊藤昇)


鳥栖に敗れ、肩を落として引き揚げる大迫ら鹿島イレブン=カシマ

(紙面から)

鹿島 小笠原400戦出場飾れず黒星…7季ぶり無冠決定的に
J1第32節 鹿島1―2鳥栖 (11月23日 カシマ)


<鹿島・鳥栖>手痛い敗戦にガックリの大迫(左手前)ら鹿島イレブン
Photo By スポニチ


 鹿島はホームで競り負けて7季ぶりの無冠が決定的になった。前半11分にMF遠藤の左足シュートがバーを直撃。同27分はFW大迫の左足ボレーがGKの好セーブに阻まれるなど相手の2倍となる18本のシュートを放ちながら決定力を欠いた。

 後半19分に自陣深くでボールを失うミスから失点。同39分にはリーグ通算400試合出場となったMF小笠原のFKを青木が頭で合わせて同点としたが、前掛かりになったロスタイムにカウンターから決勝弾を許した。大迫は両チーム最多7本のシュートを放ったが、不発。5試合連続弾を逃し「自分が決めていれば勝てた試合。本当に申し訳ない」と振り返った。

 2試合を残して首位・横浜との勝ち点差は6。得失点差で12下回っているため、優勝の可能性が事実上消滅した。07~09年にリーグ3連覇、10年天皇杯、11、12年ナビスコ杯連覇とタイトルを積み上げてきたが、今季は天皇杯も敗れており、無冠が決定的。それでも来季続投が確実なセレーゾ監督は「まだシーズンは終わっていない」と訴えた。残り2戦はC大阪、広島との上位対決で連勝すれば自力での来季ACL出場権獲得が可能。常勝軍団のプライドを懸けて3位以内を死守する。
[ 2013年11月24日 05:30 ]

【鹿島】ロスタイム被弾!大迫「悔い残る」7年ぶり無冠濃厚

前半、ゴール前に飛び込む鹿島・大迫(右)

 ◆J1第32節 鹿島1―2鳥栖(23日・カシマスタジアム) 横浜Mが9年ぶりリーグ制覇に王手をかけた。DF中沢佑二(35)が後半24分に今季初ゴールを決めて磐田を1―0で下し、勝ち点62に伸ばした。同1差で追っていた2位・浦和をはじめ、3位の広島、4位・鹿島がすべて敗れたため、30日の次節・新潟戦(日産ス)で勝てば優勝となる。

 ロスタイムの被弾は、鹿島の“終戦”を意味した。日本代表FW大迫もショックを隠しきれなかった。「優勝争いの生き残りをかけた一戦だった。本当に勝つしかなかった」。痛恨の敗戦で5位に後退。残り2試合で首位・横浜Mとは勝ち点6差。得失点差は12も離されており、4年ぶりのJ1制覇が遠のき、天皇杯、ナビスコ杯を含む3大タイトルで7年ぶりの無冠が濃厚となった。

 リーグ戦で対戦した27クラブで唯一、勝利がない鳥栖相手に試合開始から決定機を何度も作った。前半10秒でシュートを放つなど、両軍最多の7本のシュートを放った背番号9だったが、クラブ日本人最多タイの5戦連発はならず。代表で結果を残し、欧州からも注目を集める存在になった。自信を得て合流したものの「決めるチャンスがたくさんあった。決めるところを決めていれば勝てた。悔いが残る。申し訳ない」と唇をかんだ。

 誰もがこの一戦の重要性を理解していた。J1通算400試合出場を達成した主将のMF小笠原は試合後、無言でスタジアムを後にした。後半39分に一時は同点となるゴールを決めたDF青木は試合後、悔しさで涙を流したという。

 わずかに残る可能性を信じるサポーターからは試合後、何度も「鹿島アントラーズ」コールが起きた。「全員で勝ちたい」と言う大迫がけん引し、残り2戦で常勝軍団の意地を見せる。
(2013年11月24日06時03分 スポーツ報知)


勝てた試合を落としたということで、落胆の感情はある。
しかしながら、それを引き摺るようでは常に勝利を狙う鹿島の伝統を受け継いでいくことは出来ぬ。
「まずは1回リフレッシュして、頭を切り替えること、まず休むこと」と指揮官の申すように、リフレッシュして、次なる試合に備えるのだ。
次の勝利を期待しておる。

新潟・岡本、メモリアルデーにて決勝ゴール

2013年11月24日 | Weblog
【J1:第32節 新潟 vs 仙台】試合終了後の各選手コメント(13.11.23)
11月23日(土) 2013 J1リーグ戦 第32節
新潟 1 - 0 仙台 (17:04/東北電ス/32,425人)
得点者:18' 岡本英也(新潟)

●岡本英也選手(新潟):
「ゴールシーンはいいところにボールがこぼれてきた。ミートを心がけて、ファーを狙った。サイドハーフをやるようになって、やっと決められた。今までは、守備の方に意識がいっていたが、今日はゴールに近いところでプレーしようと思っていた。ただ、チャンスがあったのだから、2、3点目を決められるようにならないと。10周年の試合だったが、スタンドの文字(アイシテルニイガタ)を見て鳥肌が立った。記憶に残る試合になると思っていたので、形を残せてよかった」

[ J1:第32節 新潟 vs 仙台 ]


ホームの新潟にとってはこの日は「J1昇格決定10周年のメモリアルデー」。
0-0で迎えた18分、新潟は岡本英也の今季6点目のゴールで先制に成功する。

[ J1:第32節 新潟 vs 仙台 ]


試合は新潟が岡本英也のゴールを最後まで守り切り1-0で勝利。見事「J1昇格決定10周年のメモリアルデー」を勝利で飾った。

[ J1:第32節 新潟 vs 仙台 ]WOWプレーヤーズアワード:岡本英也選手(新潟)


本日の試合で決勝点をあげた岡本英也選手(新潟)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。

【新潟】岡本また本拠弾「何で…」/J1
<J1:新潟1-0仙台>◇第32節◇23日◇東北電ス

 新潟がホーム8連勝を完封で飾った。前半から鋭い出足で仙台を圧倒。

 18分には左からのFKをFW田中達也(30)がニアで競り、こぼれ球をMF岡本英也(26)が左足で豪快に蹴り込んで先制。その後も激しいプレスからのショートカウンターでゴールに迫り続け、完勝した。今季6得点がすべて本拠地という岡本は「何でですかね…。アウェーでも決めたいと思ってるんですけど」と苦笑い。

 次節は優勝に王手をかけている首位横浜戦とあって「今日も2点、3点と決められるチャンスがあった」と気を引き締めていた。
 [2013年11月23日21時9分]

岡本メモリアル弾!!新潟 J1昇格10周年を3連勝で飾る
J1第32節 新潟1―0仙台 (11月23日 東北電ス)


<新潟―仙台>前半18分、岡本がゴールを決めて川又(20)と喜ぶ
Photo By スポニチ


 新潟は03年11月23日にJ1昇格を決めてから10年となる“メモリアルデー”にホームで仙台と対戦し、MF岡本英也(26)のゴールで1―0と勝利。今季2度目の3連勝をマークするとともに、ホームでは8連勝と記録を伸ばして勝ち点49。駆けつけた3万2425人のサポーターとともに記念日を勝利で祝うことができた。

 前半18分。MF田中亜が蹴ったFKを相手DFがクリアしたこぼれ球がゴール中央のペナルティーエリア付近にいた岡本のところへワンバウンド。岡本は「ファーのコースが見えたのでミートすることを考えました」と左足で左隅に鮮やかにゴールを決めた。「やっとサイドハーフ(SH)で点が取れました」。

 本来はFWだが遠い距離からでも打てるシュートセンスを買われて10月27日のホーム湘南戦からSHにコンバート。「今まで守備をする意識が高くてゴール前のプレーが少なかった」とSHになってから2試合でシュートはわずか1本しか打ててなかった。SHとして先発して3試合目のこの日は「ゴールに絡むプレーができればと思っていたし、きょうはJ1昇格10年の記念日。記憶に残る試合になるので形を残せればいいと思っていた」と積極的にゴール前でプレーしたことが奏功した。

 岡本をはじめ、この日は前線からの守備で仙台を圧倒したほか、パスをつないでしっかりと攻撃の形をつくることができた。柳下監督も「非常に集中していた。いいプレーがたくさん見られた。言うことはない」と普段は厳しく苦言を呈する指揮官がこの日はにこやかだったほど。そして「何人かの選手が本来のポジションではないが、こなしている。それぞれのポジションの役割が分かって修正できるようになった」とボランチからサイドバックで出場している三門や岡本らチームとしての成長を感じ取っていた。

 次節はアウェーで優勝が懸かっている横浜と対戦。ホーム横浜戦で決勝ゴールを決めている岡本は「相性がいいので、自分たちのプレーをすれば勝てる。目の前で優勝はされたくない」と優勝を阻止するつもりだ。
[ 2013年11月24日 05:30 ]


決勝ゴールを決めた新潟の岡本である。
MFとしてレギュラーポジションを掴み、このメモリアルマッチにて勝利に貢献する姿はサポーターの心に刻み込まれたのではなかろうか。
岡本の活躍は素直に嬉しい。
これからも良い報を待っておる。

曽ケ端、完封を狙え

2013年11月23日 | Weblog
【鹿島】GK曽ケ端、11戦ぶり完封狙う
 日本代表の欧州遠征のため中断していたJ1が、23日に各地で再開する。代表のオランダ戦で1得点1アシストの活躍を果たしたFW大迫勇也(23)=鹿島=は、鳥栖戦(カシマ)でクラブ史上日本人最多タイとなる5戦連発で逆転優勝へ望みをつなぐ。ベルギー戦で1得点1アシストのFW柿谷曜一朗(23)=C大阪=は、広島戦(金鳥スタ)でクラブ史上日本人J1最多となるシーズン19ゴールを狙う。2人の若きエースが今度はJの舞台でしのぎを削る。

 鹿島が、鳥栖戦で11試合ぶりの完封を狙う。守護神のGK曽ケ端準(34)は「セットプレーもロングスローも流れからのボールにも反応することが大事」と強調した。鳥栖には、日本代表も経験し、高さもあるFW豊田が所属。開幕戦では同点弾を許しているだけに、相手エースを抑えられるかが無失点のポイントになる。また、MF小笠原満男(34)が、史上12人目のJ1通算400試合出場を達成する。常に「自分の記録よりもチームの勝利」と公言する主将。DF山村も「精神的な面を含め、すべて力強い」と信頼を寄せる背番号40を中心に勝ち点3を手に入れる。

(2013年11月23日06時02分 スポーツ報知)

もう久しくクリーンシートを拝んでおらぬ。
ここは曽ケ端の奮起に期待したいところ。
怒号を放ちチームを鼓舞して戦うのだ。
力強い試合を楽しみにしてスタジアムへ向かう。
完封を期待しておる。

大迫、勝つしかない

2013年11月23日 | Weblog
大迫、代表効果で逆転Vへのろし上げる

チームメートとパス回しをする大迫(撮影・桑原亮)

 日本代表の活動で約2週間中断したJリーグは今日23日再開する。残り3試合で、首位横浜から4位鹿島までが勝ち点3差にひしめく混戦だ。

 鹿島FW大迫勇也(23)が欧州遠征で得た自信を胸に、今日23日の鳥栖戦に臨む。16日オランダ戦では、反撃の口火を切る1得点と1アシストで日本代表を活性化させた。舞台をリーグ戦に移しても、変わらない存在感でチームに勝利を呼び込む。

 この日は時折笑顔を見せながら練習をこなし、ミニゲームでは2得点を挙げた。練習後、鳥栖戦を見据え「勝つしかない」と静かに闘志を燃やした。首位横浜とは勝ち点3差の4位。「上位のチームの方が重圧はある。それよりもチームがまとまって勝つことが一番」と、残り3試合3連勝での逆転優勝を視界に捉えている。

 MF小笠原が今日の鳥栖戦に出場すれば通算400試合達成となる。勝利の祝砲を、と聞かれ「それが一番かな」とわずかに頬を緩めた。主将の節目に花を添える一発で、逆転優勝へののろしを上げたい。【桑原亮】
 [2013年11月23日7時45分 紙面から]


これが俺の歩む道!鹿島・大迫、欧州移籍視野にJ1優勝へ

来年1月の海外移籍を視野に入れる大迫。優勝を置き土産に海を渡る

 日本代表の欧州遠征で中断していたJ1は、23日に再開する。4位鹿島は22日、鳥栖戦(ホーム)に向け最終調整した。エースの日本代表FW大迫勇也(23)が、来年1月の欧州への移籍を視野に入れていることが判明。残り3試合で逆転しての4年ぶり制覇を置き土産に、海外に羽ばたく。

残り3試合で首位の横浜Mから4位の鹿島まで勝ち点3差と混戦の中、FW大迫が逆転優勝を誓った。

 「勝つしかないでしょ。自分が点を決めれば勝ちに近付くし、みんなでまとまってやりたい」

 この日は鳥栖戦に向け茨城・鹿嶋市の練習場でミニゲームなどで連係を確認。前日21日に日本代表の欧州遠征から帰国したばかりだが、「疲れも時差ボケもないよ」と表情は明るかった。

 タイトル獲得にかける思いは人一倍強い。大迫は来年1月にも、欧州への移籍を視野に入れていることが分かった。以前から「いずれはね。チャンスがあれば」と海外への思いを口にしており、昨年には代理人とも契約。プロ1年目の2009年以来4年ぶりとなるJ1制覇をもたらし、気持ちよく巣立ちたい考えだ。

 クラブ幹部は大迫の今冬の移籍について「正式オファーはまだ。ウチとしては出られたら困る」としながらも、「本人の希望もある。オファーがあればどうなるか…」。鹿島との契約は15年まで残るが、条件次第で容認することを示唆した。関係者はすでにドイツなどに渡り、欧州クラブとの交渉に道筋を立て始めたとの情報もある。

 W杯直前の移籍には出場機会の減少などリスクもある。しかし、「もっとレベルアップしたい」と話す大迫にとって、成長できる海外の環境は魅力でもある。

 前回南アフリカW杯準優勝のオランダと引き分けた16日の試合では、1ゴール1アシストと実力は証明済み。欧州クラブ行きが現実味を帯びるなか、まずは逆転Vを信じて鹿島での残り3試合に全力を注ぐ。 (伊藤昇)
(紙面から)


大迫 恩返しの白星贈る!小笠原400戦目となる鳥栖戦で
J1第32節 鹿島―鳥栖 (11月23日 カシマ)

 鹿島のFW大迫が尊敬する先輩の節目の試合に白星を贈る。23日の鳥栖戦は新人時代から面倒を見てもらっている小笠原のリーグ通算400試合出場となる一戦。日本代表の欧州遠征を終えて21日からチームに合流しており「リーグ優勝が一番近い目標なので頭を切り替えたい」と力を込めた。

 日本代表になった現在も小笠原からは「大迫?まだ小迫でしょ」と冗談交じりに激励されるなど気にかけてもらっている。小笠原への恩返しと逆転Vに向けて5戦連続ゴールを目指す。
[ 2013年11月23日 05:30 ]

【鹿島】逆転優勝へ大迫5戦連発だ!

欧州遠征の疲れも見せずチーム練習で軽快な動きを見せる鹿島・大迫

 日本代表の欧州遠征のため中断していたJ1が、23日に各地で再開する。代表のオランダ戦で1得点1アシストの活躍を果たしたFW大迫勇也(23)=鹿島=は、鳥栖戦(カシマ)でクラブ史上日本人最多タイとなる5戦連発で逆転優勝へ望みをつなぐ。ベルギー戦で1得点1アシストのFW柿谷曜一朗(23)=C大阪=は、広島戦(金鳥スタ)でクラブ史上日本人J1最多となるシーズン19ゴールを狙う。2人の若きエースが今度はJの舞台でしのぎを削る。

 大迫がゴール量産でチームの逆転優勝、欧州移籍、代表定着をたぐり寄せる。22日、鳥栖戦へ茨城・鹿嶋市内での前日練習。紅白戦でゴールを決めるなど代表からの好調を持続していることを見せつけた。首位の横浜Mとは勝ち点3差と射程圏。逆転Vへ「勝つしかないでしょ。勝つことが一番」と掲げた。

 オランダ戦で活躍も「もっと上を目指さないとW杯に出場して点を取ることはできないと思う」と満足はせず。代表で定位置を確保するためにも、目に見える結果を出し続けなければならない。加えて関係者によると、欧州各クラブが10月までに来年1月の欧州挑戦を目指す背番号9の視察を終え、その後も継続的にチェックしているという。目標の海外移籍を実現させるためにも歩みを止めるわけにはいかないのだ。

 再開の鳥栖戦は記録がかかった一戦でもある。現在、今季2度目のリーグ戦4戦連発中で、得点すれば98年に記録したFW長谷川祥之(現鹿島スカウト)に並ぶクラブ日本人最多の5戦連発となる。さらに最終節の広島戦(12月7日・カシマ)まで得点が続けば08年のFWマルキーニョス(現横浜M)のクラブ記録7試合に到達する。柿谷との代表での1トップ争いは激化。クラブの歴史に名を刻むゴールラッシュはアルベルト・ザッケローニ監督(60)にさらなるアピールとなる。

 鳥栖は鹿島が対戦したJ27クラブのうち、リーグ戦で唯一勝利がない鬼門(2分け1敗)だが、アウェーだった開幕戦(1△1)では今季のゴールラッシュの口火を切った。「勝てるでしょ」。リーグ戦18ゴールの実績に代表で得た自信。何度も繰り返した「勝利」の言葉も最後は確信に変わっていた。
(2013年11月23日06時02分 スポーツ報知)


大迫一色の各紙である。
それほど日本代表での活躍はインパクトがあった。
その勢いを鹿島に持ち込みJリーグを盛り上げようではないか。
そんな中で、サンスポは大迫の欧州移籍について触れておる。
「いずれはね。チャンスがあれば」
という大迫のコメントからは、1月の移籍は無さそうではある。
とはいえ、好条件のオファーがあればチャレンジを防ぐ障害はほぼない。
しかしながら、それは今考えることではない。
鹿島でのゴールを量産し、逆転優勝を目指すのだ。
大迫の大活躍を期待しておる。