鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

清水戦レビュー

2012年10月29日 | Weblog
【J1:第30節 鹿島 vs 清水】レポート:金賢聖が1ゴール1アシストの大活躍!ヤマザキナビスコカップ前哨戦は清水が勝利をおさめる(12.10.28)
10月27日(土) 2012 J1リーグ戦 第30節
鹿島 1 - 2 清水 (17:04/カシマ/14,125人)
得点者:7' 金賢聖(清水)、43' 岩政大樹(鹿島)、44' 大前元紀(清水)


「悔しいです…」
絞り出すように声を出すのが精一杯だった。悔しさに打ち震えながら小笠原満男はスタジアムを後にする。
「ピンチらしいピンチがそんなにないなかで決められてしまった」
ゴールを守った曽ヶ端準は多くのコメントを残したが、その表情は能面のようだった。
「失点したところ以外は相手のいい形もなかった。ただ、それは事実として受け止めないといけない。そこは清水の得意なところだった」
試合を冷静に受け止めていたのは青木剛。ピッチを広く使い、サイドからのクロスを武器とするのは清水が得意とするところ。後半は相手のシュートを1本に抑え、終盤には何度となく決定機をつくったがゴールは遠く、前半の2失点が重くのしかかる。あとに残されたのは厳しい結果だった。

翌週(11/3@国立)にヤマザキナビスコカップ・ファイナルを控えている両チームの対戦は、清水のゴドビ監督の心理戦から始まった。コイントスのあとにコートチェンジを指示。03年から勝利のないカシマスタジアムで凱歌をあげるため、打てる策は全て打つ姿勢を見せる。
それにより歯車を狂わされたのか、鹿島の守備が集中力を欠く。7分、清水最終ラインの平岡康裕から鹿島・ドゥトラの背後を突いた吉田豊にロングフィードが通る。大前元紀がインサイドに絞ってつくったスペースに飛び込んだ吉田に対し、青木剛が慌ててマークに寄せるが、吉田のちょこんとした折り返しがゴール右前に入ってきた金賢聖に渡る。後手を踏む鹿島の守備。岩政大樹がスライディングでシュートを阻止しようとしたが、左利きの金にとってはそれが逆に奏功する。左足に持ち替えて至近距離から打ち抜くとあっさり先制点が決まった。ドゥトラと新井場のところでマークの受け渡しが曖昧なまま後手を踏み続けた鹿島の守備には痛恨の失点となった。

しかし、トップ下として久々に先発した本山雅志にボールが集まるようになると、鹿島がチャンスをつくる。激しくボールを追う清水の選手たちを翻弄するパスワークを見せ、大迫勇也がDFラインの背後に抜け出す決定機をつくった。しかし、1度目の中途半端なループシュートは林彰洋の手におさまり、2度目のシュートはゴール左へと外れてしまう。そのまま前半が終わるかと思われたが、43分、右CKから岩政大樹が右足で合わせ鹿島に待望の同点弾が生まれるのだった。
攻めながらも得点が奪えない嫌な流れを断ち切る得点にスタジアムは沸き立つ。しかし、この日の清水は先発11人の平均年齢が22.82歳と非常に若いメンバー構成だったが、試合の機微を見逃さなかった。キックオフからすぐさま反撃に移ると、1度目のアタックは失敗したがセカンドボールを拾い、金が左から2度目のクロスを中央に送ると、大前が頭から飛び込み、あっさりと鹿島を突き放す。

後半、両チームともスピード感が減退したが、鹿島のジョルジーニョ監督が積極的な交代策を見せ始め、試合が動き出す。61分、西大伍に代えて興梠慎三を入れ、右サイドバックに柴崎岳を移すスクランブル態勢を敷くと、いきなりチャンスを作り出す。しかし、興梠のクロスに飛び込んだドゥトラのヘディングシュートはポストに弾かれる。80分、ドゥトラに代えてジュニーニョを送り出し、今度は左サイドから攻め立てたが最後までゴールを割ることができなかった。

試合開始前のコートチェンジが直接的な影響を及ぼしたとは思えないが、試合終盤の厳しい時間に選手や清水から駆けつけたサポーターの心理に微妙に影響したのは確かだ。
「私は運を信じていません。我々が自分たちで運をつくるんです。それは準備でしたり、組織をオーガナイズする、努力によってつくるものです。そして、特に姿勢が大事になってくると思います」
試合後、選手のパフォーマンスを誇ると同時に、勝利のために努力を惜しまなかったことを自負したゴドビ監督。「長い間勝ち取れていなかったトロフィーを手にしたいと思います」と、ヤマザキナビスコカップ優勝に向けても自信の程をうかがわせた。

一方のジョルジーニョ監督は「JリーグはJリーグであって、ヤマザキナビスコカップはヤマザキナビスコカップなので切り替えていこう」と、選手に切り替えを促した。攻撃は自信を得ただろうが、守備の綻びをどこまで修正できるか課題を残す。リーグ戦ではさびしい状況なだけに、カップ戦ではサポーターに歓喜をもたらしたい。


以上
2012.10.28 Reported by 田中滋


多くはないチャンスを確実に決めた清水を褒めるべきか。
ナビスコ杯準決勝第二戦のFC東京戦に於いてもそうであった。
若いながら決定力を持つチームと考えて良かろう。
逆に申せば、鹿島は決定力に弱点を持つと言い換えて良かろう。
それは、2010年シーズンからの課題であり、そこを克服することが求められておる。
この問題が1週間で解決する特効薬はない。
しかしながら、勝利を掴むために出来ることはある。
気持ちを切り替え、強き心で優勝を目指そうではないか。

徳島・アレックス、決勝点をアシスト

2012年10月29日 | Weblog
[ J2:第40節 徳島 vs 東京V ]

木曜日の京都戦から中2日での試合となった徳島は、プレーオフ圏内を狙う東京Vと対戦。
試合は、前半14分太田圭輔のCKからのオウンゴ-ルで先制すると、前半38分には青山隼の縦パスをアレックスがダイレクトでつなぐと津田知宏もダイレクトでシュート!これが決まり徳島が2-0とリードし後半へ折り返す。


決勝点をアシストした徳島のアレックスである。
好調を持続しておる様子。
徳島で開花したアレックスの攻撃力は頼もしい。
今後も良い報を待っておる。

山形・石川・中島、無念の凱旋

2012年10月29日 | Weblog
【J2:第40節 山形 vs 千葉】試合終了後の各選手コメント(12.10.28)
10月28日(日) 2012 J2リーグ戦 第40節
山形 0 - 2 千葉 (13:04/NDスタ/7,143人)
得点者:50' 竹内彬(千葉)、88' 荒田智之(千葉)

●石川竜也選手(山形):
「いつもどおり、勝点3を取るために90分間通して頑張る。いつもどおりの気持ちで戦いました。結果、点を取れるかどうか、それに尽きると思います。順位は近くて、残り試合を考えると、ホームですししっかり勝とうという気持ちはありましたけど、うまくいかなかったので、すごく残念でした。やっぱり、『点を取る』というところだと思います。今の順位というのは、上のチームから得点数がそのまま順位になっているような順位なんですけど、点を取れるチームというのは上に行けると思うし、点を取れるというところが守備の安定に繋がったり、全体のチームのモチベーションであったり、どうやって点を取るかというところが一番難しいですけども、そこに差があるかなと思います。簡単に点が取れるような方法というのはないので、しっかりコンディションを整えることと、しっかりいい準備をして、次の試合を全力で戦う。それで結果を持って帰ってこれるように。それだけですね」

Q:前半は高い位置からボールが取れて、悪い内容ではなかったと思いますが?
「試合の内容というのは、あまり悪いと思ってないですね。やっぱり、『点を取る』というところが一番大きな差だと思います。特に前半なんていうのは、すごくいい流れでボールも拾えて、いい形がたくさんできてたと思うので、あそこで取れないというのが、うちのいま結果が出ない、一番大きなところだと思います。それで後半、うちのほうが我慢できなくなってきて失点してしまいましたけど、そこだと思います」

Q:山崎選手は「ゴール前で雑なところが出た」と言っていましたが?
「個の能力だったり、チームの連係だったり、いろいろ原因はありますけど、思いきりシュートで終わったほうがいいかなというところでパスを選択したりとか、そういう選択のところで迷いというか。そういうのはすべて結果だったり、点が取れなかったり、いろんな原因はあると思いますけれども、そこをチームとしてもそうだけど、個人的にもクリアしていかないと、やっぱり点は取れない。それは今日の試合だけじゃないですけど、うちのスタイルを変えていま攻撃的にやっているなかで、得点が全然取れてないというのはやっぱり問題になってくるところだと思います」

Q:前半戦は複数得点の試合も多かったのですが、相手に研究されていることが大きいですか?
「それはひとつありますけど、研究だけじゃない。どのチームも成長してるし、連係も上がってくるわけだから、対策しただけで簡単にはならない。お互いに成長しているなかで、なかなかうまくいかないところもあります。うちが点が取れなくなってきたというのは事実ですけど。点が取れないと、少し大事にというシーンは出てくると思いますけど、それだけじゃないと思います。質だったり、基本的なところというのはどうしてもあると思います。点を取るというのは、最後に個というのはありますけど、そこはもっと高めていきたいなと思っています」

Q:後半開始から相手は少し前から来て、その流れのコーナーキックからの失点でした。あの場面はコーナーをしのげば問題がなかったのか、押し込まれたこと自体に問題があったのか?
「後半の最初のリズム的に、よくないというのは中でみんな感じてたと思うので、あのコーナーキックも危ないというのはみんな感じてたんですけど、相手もそういうチャンスというのはわかってるし、いろんなブロックしたりとかいろいろありますけど、そういうのでうまくやられてしまいました。結局、前半、先に僕たちの流れがいいときに点が取れなかったというのが一番もったいないかなあというのはあります。攻撃的にやろうというなかで点が取れないのが一番バランス崩れちゃうし、そういうところは難しいですけど、いかに点を取れるかというのはチームとして考えていきたいなというところです」

[ J2:第40節 山形 vs 千葉 ]


前節ゴールを挙げ好調の中島裕希を中心に攻め込むも、開幕戦と同じく千葉に0-2で敗れた山形。昇格が遠のく痛恨の黒星。


ホームで無念の敗戦を喫した山形の石川と中島である。
石川にしては多くを語っておる。
この試合を糧に成長を遂げて欲しい。

水戸・隆行、フル出場

2012年10月29日 | Weblog
[ J2:第40節 水戸 vs 岡山 ]

累積警告により出場停止だった鈴木隆行が3試合ぶりに出場した。

久しぶりに先発フル出場した水戸の隆行である。
やはりこの男は絵になる。
試合の方はスコアレスドローに終わり、寂しい結果となった。
とはいえ、隆行の出場はそれだけで話題である。
今後も活躍して欲しい。

神戸・野沢、引き分けコメント

2012年10月29日 | Weblog
【J1:第30節 神戸 vs 川崎F】試合終了後の各選手コメント(12.10.27)
10月27日(土) 2012 J1リーグ戦 第30節
神戸 3 - 3 川崎F (19:04/ホームズ/16,317人)
得点者:39' レナト(川崎F)、56' 都倉賢(神戸)、65' 小林悠(川崎F)、69' 楠神順平(川崎F)、76' 田代有三(神戸)、82' 都倉賢(神戸)

●野沢拓也選手(神戸)
「もう少し時間があれば逆転できたというのはありますし、よく引き分けで終われたなというのもありますけれど、ホームでの今日は選手自身も大事だというのは分かっていたし、そういう中で不本意な得点もありましたし、勝てたかなという試合でした。(吉田選手が抜けて戦い方は変えた?)特にそういうのは無いですけれど、みんな一つになって勝点3がほしかったので、そういった意味では前半に2人を変えざるを得なかったのはマッチングとしてはよくなかったと思います。ただその中でもみんなで90分を通して同点にできたのは良かったと言えば良かったですけれど、できれば勝ちたい試合だったですね」


勝ちたかったと語る神戸の野沢である。
一時は不調が伝えられておった神戸ではあるが、2点差を追いついての引き分けは復調の兆しと言っても良いのではなかろうか。
野沢の攻撃力を活かし、調子を戻すところを観てみたいとは思う。

神戸・野沢、引き分けコメント

2012年10月29日 | Weblog
【J1:第30節 神戸 vs 川崎F】試合終了後の各選手コメント(12.10.27)
10月27日(土) 2012 J1リーグ戦 第30節
神戸 3 - 3 川崎F (19:04/ホームズ/16,317人)
得点者:39' レナト(川崎F)、56' 都倉賢(神戸)、65' 小林悠(川崎F)、69' 楠神順平(川崎F)、76' 田代有三(神戸)、82' 都倉賢(神戸)

●野沢拓也選手(神戸)
「もう少し時間があれば逆転できたというのはありますし、よく引き分けで終われたなというのもありますけれど、ホームでの今日は選手自身も大事だというのは分かっていたし、そういう中で不本意な得点もありましたし、勝てたかなという試合でした。(吉田選手が抜けて戦い方は変えた?)特にそういうのは無いですけれど、みんな一つになって勝点3がほしかったので、そういった意味では前半に2人を変えざるを得なかったのはマッチングとしてはよくなかったと思います。ただその中でもみんなで90分を通して同点にできたのは良かったと言えば良かったですけれど、できれば勝ちたい試合だったですね」


勝ちたかったと語る神戸の野沢である。
一時は不調が伝えられておった神戸ではあるが、2点差を追いついての引き分けは復調の兆しと言っても良いのではなかろうか。
野沢の攻撃力を活かし、調子を戻すところを観てみたいとは思う。

清水戦コメント・報道

2012年10月28日 | Weblog
2012Jリーグ ディビジョン1 第30節


鹿島アントラーズ:ジョルジーニョ

(16位のG大阪と勝点差が試合前の6から5となったが)確かに今節で引き離すチャンスがあったのは事実であり、残念な結果だ。ただ内容を見れば、勝つに値した試合だったと思う。

序盤からあれだけ相手を圧倒できたのは良かったが、同点にした直後の失点が非常に残念。少し落ち着いて戦えば防げたと思う。しかし最後まで選手たちは必死に戦ったし、自分自身にとってもチームにとっても勇気が持てる試合だった。

敗戦という事実はあったが、次は違う大会の決勝。どちらもイーブンの条件であって、どちらも必死に戦うだけだと思う。今日の試合もそうだったが、両チーム共にいいサッカーをする。だから素晴らしい決勝になると確信している。試合後、選手たちにも話したが、来週末は全く別のゲームとなる。次に向けて全力で準備を進めて、選手たちと共に戦えればと思う。



【西 大伍】
(途中交代は)カードを1枚もらってしまっていたからだと思う。まだまだやりたかった。次は絶対に勝ちたい。内容は良かったと思う。1週間かけて次のことをみんなで考えたい。

【遠藤 康】
後半はチャンスが結構あった。内容が良くても勝てない試合が続いている。結果が出ないのは悔しい。来週のことよりも、今日は今日で勝ちたかった。気持ちを切り替えて決勝に挑むが、今日は考えられない。

【青木 剛】
相手の攻撃の形はなかったと思うが、2失点したことは反省しないといけない。前半からアントラーズの時間が多く、ボールを回せていたが取られた後のカウンターを注意した。失点シーンは清水の得意とする形なので上手く対応しないといけなかった。今日のことを決勝に生かさないといけないし、改善するところはして良いところは継続したいと思う。

【岩政 大樹】
良くない結果で終わった。相手が蹴って来ることはある程度、イメージしていた。こちらを混乱に陥れた感じではないが守備の甘さが見えた。1トップの金選手は予想とは違っていたプレーヤーだったが、特長は分かった。初めて決勝で対戦するよりはいい。守備は安定していたと言っても相手がリードしている時間が長かったので、リスクを負ってやってこなかったのだと思う。


2012年10月27日(土)

本日行われたJ1第30節清水戦は1-2と負けを喫しました。

【J1:第30節 鹿島 vs 清水】ジョルジーニョ監督(鹿島)記者会見コメント(12.10.27)
10月27日(土) 2012 J1リーグ戦 第30節
鹿島 1 - 2 清水 (17:04/カシマ/14,125人)
得点者:7' 金賢聖(清水)、43' 岩政大樹(鹿島)、44' 大前元紀(清水)


●ジョルジーニョ監督(鹿島):

Q:今日の敗戦で下の順位との差が詰まりました。その現状についてはどのように考えていますか?
「確かに、勝点6からガンバ大阪が引き分けたことで勝点5になったかもしれませんが、アルビレックス新潟戦の結果を知らないのでわかりませんが、今節で少し引き離すチャンスがあったのは事実です。ただ、結果として敗戦という形になりましたけど、内容を見てもらえば勝つに値する内容だったことは間違いない事実として言えることです。あれだけ多くのチャンスをつくり、あれだけ圧倒的に相手よりも主導権を握ってやれたことはよかったと思います。同点に追い付いたところで、次の失点、あるいは失点の仕方、時間帯というものが悪かったと思います。やっと同点に追い付いたわけですから、もう少し落ち着いてやれば良かったかな、というところで失点をしてしまいました。ただ、後半からまた、同じように盛り返すことができましたし、あれだけチャンスをつくれました。また、選手も最後まで諦めずに勇敢に戦ったその姿勢というものはすばらしいことであって、いろんな明るい兆しや材料があり、明るく自信を持つようなことが、個人としてもチームとしても、この試合ではあったと思います。」

Q:試合内容としては勝っていたと思いますが、1週間後に同じ対戦があります。この試合をどのように位置づけていたのかと、この1週間の過ごし方、どのように修正していくのかを教えて下さい。
「敗戦ということはあったかもしれませんが、違う大会に挑むわけですから、イーブンな状態での決勝戦です。どっちかにアドバンテージがあるような、そういう条件もないわけで、戦ってやれることが表現されればいいと思います。今日の試合内容を見てもらえば、両チームとも試合内容の質、サッカーも非常におもしろみのある試合になると思いますし、自分たちがやるべきことは選手たちにも先ほど話をしたとおり、JリーグはJリーグであって、ナビスコはナビスコなので切り替えていこうと言いました。敗戦したからといって悲観的になる必要は無いし、スポーツの世界というのは喜怒哀楽が多い世界であって、喜びもあって悲しみもあり、また次の試合があって次のタイトルがある世界です。ですから、なにも今日を負けたからといって次も負けるという機械的な計算もないので、次の大会に対して全力で準備を進めて、勝ち取れるように選手とともに戦いたいと思います」

Q:選手交代について、本田選手が入ってボールを奪う力が増し、興梠選手が入ってゴール前のエリアに入る力が出たと思います。それをファーストチョイスにする考えもあるのでしょうか?
「いまこの場で次の試合に対する発言をできる状態ではないと思います。ビデオを見て、良い部分もあれば悪い部分もあるだろうし、なにが機能してなにが機能しなかったというところも、いろんな部分で見えるので、いまの時点でそれをやるとかやらないという発言はできないと思います。しっかりと準備をして挑めればと思います」

Q:試合が終わる直前に監督はベンチを離れたと思いますが?
「トイレに行きたかっただけです。なにも問題はありません」


【J1:第30節 鹿島 vs 清水】試合終了後の各選手コメント(12.10.27)
●曽ヶ端準選手(鹿島):
「うまくボールを動かせていたし、いい形は数多くつくれていた。
(相手の決定機も少なかったが?)
後ろもピンチらしいピンチがないなかで決められてしまった。結果は負けてますし、内容どうこうよりも結果が大事。Jリーグの勝点のこともある。これからしっかり結果を残さないといけない」

●西大伍選手(鹿島)
「最近のなかでは良いサッカーだった。交代はイエローカードをもらったからだと思う。もう少しやりたかったけど…。次は絶対に勝ちます。サイドをもっと使ってもよかった。札幌戦でもそうだけど僕のサイドを使ってもらえなかった。もっと使ってくれたら良い崩しができたと思う」

●遠藤康選手(鹿島):
「得点のチャンスはけっこうあった。最近、内容が良くても結果が出ない。悔しいです。来週とリーグ戦はまた別。今日は今日。いまはあんまり来週のことは考えたくないです」

●青木剛選手(鹿島):
「相手は2ボランチの時と、1ボランチにしてうちのボランチに2シャドーをはめてくるのと二通りあったが、今日ははめてきた。
(守備については?)
失点したところ以外は相手のいい形もなかった。ただ、それは事実として受け止めないといけない。そこは清水の得意なところだった。しっかり修正したい。
(今日の結果を活かせるか?)
活かさないといけないと思う。改善するところは改善して、活かさないといけないところは活かさないと。来週のナビスコカップは別の大会だし、一発勝負。すべてを出せるようにしたい」

●岩政大樹選手(鹿島):
「よくない結果、よろしくない結果だと思います。相手の全体の戦い方としては、イメージしたというか、特に変わったところはなかった。
(そのなかでの2失点だったわけだが?)
今年のうちを象徴するような失点だった。僕たちを相手が混乱に陥れたということもなく、守備の甘さが見えた失点だった。
(ナビスコカップに向けては?)
一番は相手の1トップの韓国人選手の特長がわかった。予想していたタイプとはちょっと違った。時間とともにそれがわかってきた。決勝で初めてやるよりはよかった。
(試合内容について)
相手がほどんどリードしている状態だった。うちが良かったというよりは、そういう展開だっただけだと思う」


[ J1:第30節 鹿島 vs 清水 ]

1点を追う鹿島は43分、小笠原満男のコーナーキックを岩政大樹がボレーで合わせ同点に追いついた。岩政は今季3ゴール目。

清水がナビスコ杯決勝の前哨戦制しACL圏内まで勝ち点1差に迫る
[10.27 J1第30節 鹿島1-2清水 カシマ]

 11月3日に行われるナビスコ杯決勝と同一カードとなった前哨戦は清水エスパルスが鹿島アントラーズに2-1で競り勝ち、2試合ぶりの白星を飾った。清水はこれで4試合負けなし(3勝1分)。この日、3位浦和が引き分け、4位柏が敗れたため、5位から4位に順位を上げ、ACL出場圏内となる3位浦和に勝ち点1差まで迫った。

 試合は立ち上がりに動く。清水は前半7分、DF平岡康裕が右サイドのスペースにロングフィード。走り込んだDF吉田豊がワンタッチでゴール前に落とすと、FW金賢聖が鋭い反転から左足を振り抜き、豪快にゴールネットを揺らした。

 1点を追う展開となった鹿島も徐々に攻撃にリズムが出てくる。前半21分、DF西大伍からのスルーパスに反応したFW大迫勇也が右足ループシュートを狙うが、GKがキャッチ。同28分には開幕戦以来の先発となったMF本山雅志のスルーパスからMFドゥトラが左足で狙うが、ゴール左へ。同34分、大迫が角度のない位置から狙ったシュートもゴール左へ外れた。

 攻め込みながらゴールが遠い鹿島に対し、清水は前半42分、FW大前元紀がドリブルで右サイドを駆け上がり、GKと1対1を迎えるが、シュートはGKがセーブ。2-0と突き放す好機を逃すと、直後の前半43分だ。鹿島はMF小笠原満男の右CKにDF岩政大樹が右足ボレーで合わせ、1-1の同点に追いついた。

 前半終了間際に試合を振り出しに戻された清水だったが、そのわずか1分後に再び勝ち越しに成功する。左サイドでボールをキープした金がアーリークロス。ゴール前に飛び込んだ大前がダイビングヘッドで押し込み、2-1とリードを奪った。

 後半開始から本山に代えてMF本田拓也を投入した鹿島は後半16分、西に代えてFW興梠慎三もピッチに送り込む。MF柴崎岳が右SBにポジションを下げ、興梠が2列目の右サイドに入る攻撃的布陣で反撃に出ると、直後の後半17分、MF遠藤康のスルーパスに抜け出した興梠が右クロス。MFドゥトラが完全にフリーとなり、ヘディングで叩き付けたが、惜しくも左ポストを直撃した。

 同点ゴールを目指して攻勢を強めていく鹿島だが、清水守備陣も集中力を切らさない。平岡、DF村松大輔の両CBが体を張って跳ね返し、2失点目は許さなかった。後半42分にはDFカルフィン・ヨン・ア・ピンを投入して守備を固めた清水。GK林彰洋の好守もあり、2-1のままロスタイム6分間も逃げ切った。

 ACL出場圏内を射程圏に捉え、ナビスコ杯決勝にも弾みを付けた。「上位のチームが引き分けていたので、ここで勝ったらデカいと思っていた。しっかり守って、勝てて良かった」。そう笑みをこぼした大前は1週間後に迫ったナビスコ杯決勝に向け、「いい形で入れると思うけど、全然違う2つの大会。次も鹿島を倒すことだけを考えて1週間過ごしたい」と決意を新たにしていた。

【鹿島】岩政の同点弾も空砲/J1

敗れた鹿島イレブンはがっくりする(撮影・柴田隆二)

<J1:鹿島1-2清水>◇第30節◇27日◇カシマ

 鹿島DF岩政大樹(30)の同点弾も空砲に終わった。1点リードを奪われた前半43分、右CKから右足で合わせて今季リーグ3点目を決めた。しかし、その1分後に勝ち越され、後半も守りきられて敗戦。ホームで痛い黒星を喫した。1週間後のナビスコ杯決勝(11月3日)の“前哨戦”とも言える試合は、清水に軍配が上がった。

 それでも試合の中で、岩政は相手の情報を収集。清水の1トップFW金賢聖(23)をマークし「1トップのタイプが分かった。特徴を把握できたことは、初めて決勝でやるよりは良かった」と分析した。リーグ戦での勝ち点を奪うことはできなかったが、1週間後に再び同杯タイトルをかけ戦う。「今日を踏まえて考えます」と切り替えた。
 [2012年10月27日20時41分]

【鹿島】残留争い抜け出せず/J1
<J1:鹿島1-2清水>◇第30節◇27日◇カシマ

 鹿島は清水の7本を大きく上回る16本のシュートを放ったが、セットプレーからのDF岩政大樹(30)の1得点のみ。ホームで手痛い敗戦を喫し、なかなかJ1残留争いから抜け出せない。

 ジョルジーニョ監督(48)は「内容は勝利に値するもの。明るい兆しは多い」と前向きに話し、2連覇が懸かる11月3日のナビスコ杯決勝に向けて気持ちを入れ替えていた。
 [2012年10月27日20時53分]

鹿島4試合ぶり黒星 降格圏と勝ち点5差に
J1第30節 鹿島1-2清水 (10月27日 カシマ)

 鹿島はシュート16本を放ちながらゴールは前半43分の岩政の右足弾のみ。4試合ぶりの黒星で降格圏の16位G大阪との勝ち点差は5に縮まった。

 今季清水との公式戦の対戦成績は1勝2敗。黒星が先行したが、8月に加入した相手FW金賢聖の特徴の把握など収穫もあった。ジョルジーニョ監督は後半ロスタイム途中にベンチを離れ判定に不満を示す行為にも見えたが「トイレに行きたかった」と説明。「次は違う大会」と1週間後のリベンジを誓った。
[ 2012年10月28日 06:00 ]

降格危機の13位…鹿島
 ◆J1第30節 鹿島1―2清水(27日・カシマ) 鹿島は清水に敗れ、J2降格圏に再接近した。支配率、決定機など大部分で相手を上回ったが、ゴール数が下回った。DF西は「手ごたえはあったが、相手のサッカーに負けて悔しい」。降格圏の16位と勝ち点5差の13位。J2降格の可能性も残されている。次戦は清水と対戦するナビスコ杯決勝(11月3日)。西は「絶対に勝つ」と雪辱を誓った。
(2012年10月28日06時01分 スポーツ報知)

鹿島、清水に破れ、降格ラインまで勝ち点差5
J1・第30節 清水に1-2


【写真説明】鹿島-清水 前半29分、清水・金賢聖と競り合う鹿島・青木=カシマスタジアム、撮影・武井浩一

J1第30節(27日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は清水と対戦し1-2で敗れた。J2降格ラインの16位チームとの勝ち点差が5となった。今季通算成績は10勝8分け12敗、勝ち点38で13位。鹿島の敗戦数は2005年の1シーズン制移行後では過去最悪だった06年の12に並んだ。

鹿島は前半7分に失点。43分に岩政のゴールで追い付いたが、直後に勝ち越しを許した。後半は多くの時間を攻撃に費やし、惜しいシュートも放ったがゴールを割れなかった。首位を争う広島、仙台がともに1-1で引き分けて勝ち点55とし、得失点差で広島がトップを守った。

清水 2-1鹿 島
浦 和0-0C大阪
大 宮4-1 柏 
磐 田1-1仙 台
名古屋1-1横浜M
G大阪1-1広島
F東京5-0札 幌
鳥 栖2-0新 潟
神 戸3-3川崎


無念の結果も光明はあり。
これを糧に決勝戦は良い結果を掴み取ってくれると信じておる。

岩政、布石を打つ

2012年10月27日 | Weblog
ナビスコ杯連覇へ鹿島DF岩政 が布石
鹿島DF岩政大樹(30)が“ナビスコ杯前 哨戦”を逆手に取る。今日27日にホームで対 戦する清水とは、1週間後の同杯決勝(11月

さらに、今季すでに

国立)と同カード。

3日、

2試合戦っている相手でもあるが、

習後、岩政は「清水のメンバーが入れ替わって いるから、対面するFWの特徴をつかむ上では 大きい試合になる」とリーグでの勝利を目指す 一方で同杯を見据えた。

互いに手の内を見せざるを得ない状況だが、 実戦の中からの情報収集で先手を取る。

の心理を先回りして考える。情報があった方が 落ち着いて試合に臨める。セットプレーでも、 布石を打っておこうかなと思っている」とニヤ リ。同杯連覇に余念がない。


布石を打つと語る岩政である。
同じ相手との二連戦ということで、いくつか手を打つというのもありと言えよう。
特にセットプレイは手の内を隠すのも必要かと思う。
それも含めて楽しみにしたい。

小笠原主将、常に全力

2012年10月27日 | Weblog
情報戦なし!真っ向勝負!!…鹿島
 鹿島は手の内は隠さない。リーグ戦(27日・カシマ)、ナビスコ杯決勝(11月3日・国立)と続く対清水2連戦。初戦は情報戦を意識した戦い方も考えられるが、MF小笠原は「自然体でやる。鹿島に勝たなくて良い試合なんてない。常に全力」、MF本田は「勝たなきゃいけない」と断言。MFレナトが負傷で欠場見込みだが、真っ向勝負で“先手”を取る。
(2012年10月27日06時01分 スポーツ報知)

清水戦への意気込みを語る満男とヒゲくんである。
勝利への思いが伝わってくる。
ナビスコの前哨戦であるとか、優勝がなくなったリーグ戦であるとかは全く無関係に、どん欲に勝利を目指しておる。
レナトの負傷欠場は痛いところではあるが、チー一丸となって勝利を目指したい。
期待しておる。

山村、順調に回復

2012年10月27日 | Weblog
【鹿島】鎖骨骨折の山村順調に回復
 離脱中のJ1鹿島DF山村和也(22)が、順調な回復を見せている。新潟戦(8月25日)で右鎖骨骨折を負い離脱。リハビリを行っていた。今週に入ってから、ピッチでのロングキックを蹴り始めた。26日の茨城・鹿嶋市内での練習でも、ステップワークやキックなどを行った。山村は「まだチームの中に入って、接触プレーはできないけど、順調に回復している。リーグ戦の最後か、天皇杯に出られるように頑張りたい」と、励んでいた。
 [2012年10月26日21時42分]

順調に回復していると述べる山村である。
接触プレイこそ出来ぬが、ボールを使った練習を開始しており、復帰もそう遠くは無い様子。
山村が最後尾に入り、好フィードからチャンスを作る姿を望む声も多い。
天皇杯では山村の雄姿が拝めるのではなかろうか。
楽しみである。

レナト負傷

2012年10月26日 | Weblog
ナビスコ杯決勝を控える鹿島に暗雲、司令塔レナトが負傷
 鹿島アントラーズに緊急事態だ。J1リーグ第30節とヤマザキナビスコカップ決勝とで清水エスパルスとの2連戦を控えるが、試合前々日の非公開練習のなかでレナトが足の付け根を痛めてしまい出場が微妙な状態に。加入直後の第19節こそ途中出場だったものの、それ以降のリーグ戦ではすべての試合で先発出場を果たしてきただけに、司令塔を欠くとなれば痛恨となる。

 トップ下には本山雅志もいるが、前節の札幌戦をけがで帯同しなかっただけに、こちらも起用は微妙なところ。興梠慎三をトップに戻す[4-4-2]も選択肢としてはあるが、本人は「(監督は)考えてないんじゃないかな」と否定的だった。本田拓也を入れて柴崎岳を前に上げる案もあるが、大迫勇也・レナト・ドゥトラの3人が織りなす速攻が、攻撃の核となっていたことを考えると、攻撃力は未知数と言える。タイトルに向けての前哨戦を勝利し、波に乗って決勝の舞台に臨みたいところだったが、思わぬ障壁ができてしまった。


取材・文:田中滋
[ スポーツナビ 2012年10月26日 17:17 ]


プレビューにもあったがレナトが足の付根を痛めて出場が微妙とのこと。
これは痛い。
4-2-3-1が大迫システムのように思われておるが、大迫の後ろに控えるレナトがドゥトラとヤスと絶妙な距離感を保ってったがゆえより強力な攻撃が生まれておるのである。
ここでレナトを欠くこととなれば、大きくプランを変更することとなろう。
代役として期待される本山も、前節負傷で帯同しておらず、監督の信頼を得るに至っておらぬ。
ここは、4-4-2に戻し、興梠の起用が現実的であろうか。
それともヒゲくんを抜擢し、岳を前に上げるという手もある。
ナビスコ杯への弾みをつけるためにも、是非とも勝利を掴みたい一戦、采配に注目である。

清水戦プレビュー

2012年10月26日 | Weblog
【J1:第30節 鹿島 vs 清水】プレビュー:ヤマザキナビスコカップ ファイナルを控えた前週に同一カードによる対戦の妙。鹿島と清水は前哨戦をどう戦う?(12.10.26)
2週連続で同じチームと対戦することは、そうそうあることではない。おかげで試合の注目度は俄然増した。
タイトルマッチを前に、互いに手の内を明かしたくない部分もあれば、順位を少しでも上げるためには勝点も欲しい部分もあるだろう。鹿島は降格圏からの脱出を目指して、清水はACL出場権を賭けて、喉から手が出るほど勝点3が欲しい状況なのだ。そうした要素がこの試合の興味を余計に増すのである。

ただし、図らずも怪我人という要素が、この試合への準備を複雑なものにしそうだ。清水はセンターバックのカルフィン ヨン ア ピンが腰痛により出場が微妙な状態に。出場停止の高木俊幸を加えて二人のレギュラーを欠くことになりそうだ。そして、鹿島は非公開練習が明けた試合前日練習をレナトが回避、ランニングだけの調整で終えた。今季、2度対戦している両チームだが、ただでさえ「システムも、選手も違うし、まったく材料にならない」(岩政大樹)という状態だが、さらに選手の顔ぶれが変わるとなればピッチの局面ごとに初顔合わせの対戦となる。スカウティングで相手の情報は知っていたとしても、それが生きた知識になるのは実際に肌を合わせたときだ。次週のヤマザキナビスコカップに向けて情報を集めたい気持ちもあるだろうが、この試合で集めた情報もメンバーが変わってしまえば生きてこなくなる。

鹿島としては、[4-2-3-1]に布陣を変更してから清水と対戦するのは始めてとなる。1トップの大迫勇也の下でプレーするレナトは、このポジションに移ってから精彩を放つようになってきたが、そのレナトを欠くとなれば、新布陣の機能性も未知数だ。レナトの位置に本山雅志を起用する他にも、興梠慎三を右MFに入れて遠藤康かドゥトラをトップ下に移す方法、もしくは興梠をFW起用して[4-4-2]に戻すなど、さまざまなやり方が考えられる。もちろん、古巣との対戦となる本田拓也をボランチで起用して、柴崎岳を一列前にあげる方法もあるだろう。選手にも、レナト不在の場合どう戦うのかを示されていないため、土曜の朝にレナトの様子を見て、戦い方を決めることにだろう。

対戦成績は拮抗している両チームだが、ホームチームが圧倒的な勝率を残しているのが特長とする。02年セカンドステージ以来、カシマスタジアムでは鹿島が7勝2分と負け知らず。この試合を勝ってファイナルに向かいたいというのは正直な気持ちだろう。
若くて運動量のある清水の勢いが勝るか、1トップが機能し始めた鹿島がデータどおりの強さを見せるか。いずれにせよ、その結果がヤマザキナビスコカップ決勝の戦いに少なからず影響を与えるはずだ。
この前哨戦、目が離せない。


以上
2012.10.26 Reported by 田中滋


レナトが本日の練習を回避したと報じる田中氏のプレビューである。
これは心配である。
今季の二度の対戦に於いてレナトは起用されておらぬ。
いわゆる秘密兵器と言えよう。
ここは大事をとってナビスコ杯決勝戦に温存する手もある。
本山を起用するのも面白い。
事実、本山を起用したナビスコ杯GSではフル出場で勝利に貢献しており、相性が良い。
ナビスコ杯決勝の前哨戦として舞台は整った。
勝てる選手がピッチに立つ。
そして最後に笑うのは鹿島アントラーズである。
気を引き締めてスタジアムに向かいたい。

隆雅、ミニゲームで成長

2012年10月26日 | Weblog
2012年10月26日(金)

明日のJ1第30節 vs清水に向けて、9時半からスタッフをまじえてミニゲームを行いました。また、一部の選手はシュート練習も実施しました。

ミニゲームを行うメンバーである。
画面中央には隆雅がボールに絡んでおる様子。
まだまだ若き隆雅がミニゲームから得るものは大きい。
多くのものを吸収し、鹿島の左サイドを担うまでに成長して欲しいところ。
FW出身故に攻撃力は荒削りながら良い物を持っておる。
守備のポジショニングと戦う気持ちを育てていくのだ。
隆雅が駆け上がる未来の左サイドに思いが馳せる。
期待しておる。

ヒゲくん、大岩コーチのフェイントに引っかかる

2012年10月26日 | Weblog
[ 鹿島:前日練習の様子 ]


ミニゲーム終了時、背後からのプレスに倒された本田拓也選手を助け起こそうとする大岩コーチでしたが・・・

[ 鹿島:前日練習の様子 ]


助け起こすフェイントにかかり、本田選手はずっこけていました。明日は古巣・清水との対戦です。


ヒゲくんにフェイントをかました大岩コーチである。
明日は古巣・清水との対戦となるヒゲくんにとっては、ちょっとした息抜きになったのではなかろうか。
特殊な感情など持たず、肩の力を抜いて対戦したいところ。
勝利を掴むには平常心である。
ヒゲくんの出場を期待しておる。

対決・青木対石井コーチ

2012年10月26日 | Weblog
[ 鹿島:前日練習の様子 ]


ミニゲームで鋭いパスを出す青木剛選手とマークに付く石井コーチ。試合前日の練習では、いつも、ジョルジーニョ監督らスタッフを交えた白熱したミニゲームが行われます。

青木に対する石井コーチである。
まだまだ若いものには負けぬと気を張る石井コーチはフットサル日本代表に選出された三浦カズと同世代である。
この選出には発奮しておろう。
機会があるのであれば、石井コーチも代表に選ばれたいのではなかろうか。
プロとともに練習する石井コーチは十分に体が動く。
我らとしては、スポットの当たる舞台で活躍する石井コーチを見てみたい気がする。
とはいえ、今は鹿島のコーチである。
若き選手を指導し成長させることに尽力して欲しい。
石井コーチが如きグッド・プレイヤーが数多く現れることを期待しておる。