鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

オリヴェイラ監督続蹴方針

2010年10月28日 | Weblog
V逸でもオリヴェイラ監督続投へ…鹿島
 鹿島がオズワルド・オリヴェイラ監督(59)と来季の契約延長に向け話し合いを始めたことが27日、分かった。現在、勝ち点8差の2位と優勝は厳しい状況だが、昨季までJリーグ初の3連覇に導いた手腕を評価し、1年の契約延長を準備。正式オファーは順位確定後となるが、4連覇を逃しても続投方針は変わらない。合意に至れば来季で5季目となり、2000年から6年間、監督を務めたトニーニョ・セレーゾ監督(55)に続く、クラブ史上2番目の長期政権となる。

 鹿島がオリヴェイラ監督に続投を要請する方針を固めた。クラブ幹部は「終盤までこの順位(2位)にいる。まだオファーはしていないが、続投の方向で(同監督と)話し合いを始めているのは事実」と明言。正式オファーの提示はリーグ戦の順位確定後となる見通しだが、リーグ4連覇を逃しても、この方針は変わらないという。

 オリヴェイラ監督は07年に就任し、巧みなモチベーションコントロール術で史上初のリーグ3連覇に導いた。今季は、最大の目標としていたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は決勝トーナメント1回戦で敗退したものの、リーグ戦は勝ち点49で2位に付けるなど、変わらぬ手腕を発揮。残り7試合で、逆転4連覇の可能性も残している。

 2度の話し合いでは「来季は若手とベテランを融合し、タイトル獲得を目指す」(同幹部)というクラブのビジョンと、同監督の考えに溝がないことを確認。まずMF小笠原らの黄金世代(79年生まれ)と、来年新加入するMF柴崎岳(青森山田)らのプラチナ世代(92年生まれ)を融合させる。そして徐々に世代交代を進めつつ、さらにタイトル獲得も目指すという難題を、実績十分の指揮官に託す。

 今後は、年内の契約合意を目指し、リーグ戦終了後に契約交渉を本格化させる考え。続投となれば、来年で5季目を迎えるオリヴェイラ監督。鹿島の黄金時代が続くか、否かは、その手腕にかかっている。

 ◆オズワルド・オリヴェイラ 1950年12月5日、ブラジル・リオデジャネイロ州生まれ。59歳。99年にブラジル・コリンチャンスで監督業をスタート。同年の世界クラブ選手権(現クラブW杯)を制す。サンパウロ、フラメンゴなど名門クラブの監督を歴任し、07年から鹿島を指揮。同年にはリーグ、天皇杯の2冠を獲得し、昨季リーグ3連覇を成し遂げた。趣味は音楽鑑賞。183センチ、80キロ。

(2010年10月28日06時04分 スポーツ報知)

オリベイラ監督続投へ 5期目の指揮要請
J1鹿島
Jリーグ1部(J1)鹿島がオズワルド・オリベイラ監督に対し2011年シーズンの続投要請を固め、契約延長に向けて話し合っていることが27日、分かった。リーグ戦終了後に正式交渉を行い、今後条件面などで開きがなければ、同監督は来年、鹿島で5期目の指揮を執る。

オリベイラ監督は07年から鹿島の指揮官となり、今季で就任4年目。モチベーションコントロールや選手起用に優れ、リーグ史上初の3連覇や3年連続で最優秀監督賞を受賞するなど輝かしい実績を残してきた。今季は悲願のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝こそ逃したが、J1第27節終了時点で2位につけ、4連覇の可能性を残している。

鹿島は小笠原満男や中田浩二など主力の多くが30歳を超え、柴崎岳(青森山田高)ら将来性豊かな高卒新人4選手が入団する来季からは、ベテランと若手の融合が課題となる。実績では申し分ない同監督の下でさらなるタイトル獲得を目指すとともに、長期的な世代交代も見据えていく構えだ。

鹿島の監督では過去、00~05年に指揮を執ったトニーニョ・セレーゾ氏の6期が最長。


来季の監督構想が始まっておるとのこと。
鹿島としてはオリヴェイラ監督に来年も指揮を執ってもらう方向で話し合いがもたれておるとのこと。
これは重畳。
安定して成績を残しておる指揮官を簡単にすげ替えては、クラブの方針としてのブレが出るというもの。
昨季の大迫の抜擢や、今季のヤスの躍動など、若手の起用にも手腕が見て取れる。
初先発で結果を出した本山のようにベテランの扱いの上手である。
ここは、オリヴェイラ監督に託したい。
とはいえ、相手のある交渉である。
監督本人がどのような決断を下すかによっては、構想も崩れる可能性が有るであろう。
我等としては、今季、一つ一つ勝利を積み重ね、成績を確保したいところである。
来季も共にあれることを強く望む。

山村くん、背番号5を要求

2010年10月28日 | Weblog
山村 背番号9が濃厚も「ジダンの5番が良い」

<U-21日本代表・湘南>1本目、古林に競り勝ち突破する山村(左)
Photo By スポニチ


 【U―21日本代表合宿】山村がキャプテンマークを腕に巻き中盤の底で司令塔としてプレー。

 左右両足から繰り出す正確なパスで攻撃にアクセントを付け「まだミスは多いけど、展開できるようになってきた」と手応えを口にした。この日は背番号10を着けたが、アジア大会では9番が濃厚。ただ「ジダンが着けていた5番が良い」と、元フランス代表MFのスターがRマドリードで着けていた番号がお気に入りのようだ。

[ 2010年10月28日 ]

鹿島が獲得を目指すU-21日本代表の山村くんであるが、背番号5がお気に入りとのこと。
ボランチの選手にストライカーの番号である背番号9を用意する日本サッカー協会も如何なものかと思うが、好みの背番号を要求する山村くんの姿勢も評価したい。
やはり、自分の要求を表に出せぬようではプロとして成功せぬ。
山村くんには、プロとしての才覚があるのであろう。
ところで、現在鹿島の背番号5はジウトンが背負っておる。
かつては内藤成行やユダ、アリ、リカルジーニョ、ファボンと受け継がれた由緒ある番号と言えよう。
ユダの移籍騒動以来、日本人が付けたことはないが、ここは山村くんにこの系譜を受け着いて欲しいところ。
未来の背番号5に期待したいと思う。

シャルケ・篤人、カップ戦フル出場

2010年10月28日 | Weblog
内田攻守に貢献!フル出場で勝利に貢献
 シャルケは、26日のドイツ杯2回戦はアウェーで2部FSVフランクフルトと対戦し、1―0で勝った。

 日本代表DF内田は公式戦4試合連続の先発。右サイドバックに入って豊富な運動量で攻守に貢献しフル出場した。「また練習をしっかりやって頑張ります」と話していた内田。23日のフランクフルト戦に続く無失点で表情は明るかった。
[ 2010年10月28日 ]

飲めない内田、規律違反回避していた!
 ドイツ杯2回戦が各地で行われ、日本代表DF内田篤人(22)が所属するシャルケ04は敵地で、2部のFSVフランクフルトに1―0で勝利。内田はフル出場し、豊富な運動量で勝利に貢献した。同MF長谷部誠(26)のヴォルフスブルクは敵地で5部のビクトリア・ハンブルクに3―1で順当勝ち。長谷部は後半27分から途中出場した。DF相馬崇人(28)のコットブス(2部)はホームでFW矢野貴章(26)がいるフライブルクに2―1で勝利。相馬は後半28分から出場し、矢野はベンチ入りしなかった。

 格下の2部チームが明らかに守備を固めてきた試合で、内田は立ち上がりから積極的に攻撃参加。「1点取ってからそれぞれボールを回したり、前へいかないところはセーフティーにやることを考えながらやれた。結果がすごく大事」と満足そうに話した。この10日間で3試合、ほぼフル出場も「日本にいたときからやり慣れてますから」と胸を張った。

 23日のリーグ戦、アウェーのフランクフルト戦終了後、主将のドイツ代表GKノイアー、オランダ代表FWフンテラールら4選手が同市内のディスコで夜遊びしていたと地元紙に報じられた。マガト監督は「体に良くないのは明らか。許されることではない」と怒り心頭で、処分されることが濃厚。報道陣から伝え聞いた内田は「え、そうなんですか!? 僕は第1便で帰っちゃったから。ビール飲めないですから」。下戸が幸いし、規律違反を犯すことはなかった。

 加入約4か月でクラブにもとけ込んできた。ドイツ語のミーティングで分からないところは、宿舎ホテルで同室のヘベデスに英語で通訳してもらう。小指を骨折していた左足も「医者にはもう診せてないです。これからですよ」と上り調子をアピールした。

[2010/10/28-06:01 スポーツ報知]

カップ戦にフル出場し、完封勝利に貢献したシャルケの篤人である。
その試合後であるが、チームメイトの4名がディスコで夜遊びをしておったとのこと。
これには監督の逆鱗に触れておる。
篤人自身はビールが飲めぬということで、結果的に規律を守ることとなった模様。
一安心である。
小指の骨折も癒えつつあるようで、今後の飛躍に期待が持てる。
ドイツにて連戦をこなし、更に羽ばたいて欲しいと願う。

住生活グループ、鹿島アントラーズを応援

2010年10月27日 | Weblog
【横浜身売り決裂】住生活G会見 筒井副社長「諸条件がおりあわなかった」
2010.10.27 15:48
 住設機器最大手の住生活グループの筒井高志副社長は27日、TBSホールディングスとのプロ野球横浜ベイスターズの買収交渉が破談になったことを受け都内で会見した。筒井副社長は破談理由について、本拠地の場所や買収額など「諸条件が合わなかった」と繰り返したが、交渉の守秘義務を理由に明言は避けた。住生活グループは球団買収でグループ共通ブランド「リクシル」の知名度を高める戦略だったが、破談を受けブランド戦略の“再構築”を迫られるのは必至だ。
 会見に同席した、TBSとの交渉を担当した傘下のトステムの溝口和美副社長は、横浜ベイスターズ買収に名乗りをあげることが“売名行為”に当たるのではという記者からの質問に対し「売名行為だったら手を挙げただけで済んだ」と説明。溝口副社長によれば、10月5日に社内に買収のプロジェクトチームを立ち上げ、5人の社員が買収に関わるなど「全勢力をつぎ込んだ」とし、“売名”批判を打ち消した。
 住設大手のトステムとトイレ大手のINAXを傘下に置く持ち株会社の住生活グループは、傘下グループの知名度はあるものの、持ち株会社とリクシルブランドの認知度は低い。住生活グループではリクシルブランドの認知度をトステムやINAXレベルまで高めるには広告宣伝費で400億~500億円必要と試算。プロ野球への参入で500億円分の宣伝効果を1~2年で回収できるとみて、9月から買収交渉に入り、TBSグループが保有している球団株69・2%の大部分を11月をメドに取得する方針だった。ただ、球団の本拠地を横浜のままにするか移転するかなど条件面の“溝”を埋められず、破談に至ったと見られている。
 住生活グループでは、今回の買収断念を受けて、新たなブランド向上策が求められるが、球団買収に代わる現時点での代替策として「現在、スポンサーを務めるサッカーの鹿島アントラーズの応援を強めたい」との方向性を示した。


住生活グループのプロ野球団買収撤退の続報である。
単に名乗りを上げて売名行為をしたのではという悪意のある質問に対しても、真摯に答えており好感が持てる。
今後は鹿島の応援に更に力をつぎ込んでいただけるとのことで、災い転じて福となった。
トステムを含め住生活グループには今後ともお世話になっていきたい。
我等も、恩を返せるよう努力したいと思う。

レクリエーション・トレーニング

2010年10月27日 | Weblog
2010年10月27日(水)

午前練習では、レクリエーションの要素を含んだトレーニングを実施しました。また、本日は当初の予定から変更があり、午前練習のみとなりました。

楽しげにトレーニングを行う青木である。
今季はベンチを温める日が多いが、実力ならばレギュラーと遜色はない。
青木が中盤の底に君臨するだけで、相手チームは手も足も出なくなるのだ。
また、攻撃時には一転して相手に襲いかかる野獣と化す。
まさに中盤の王様である。
青木ほどの選手がレギュラーに居座れぬほど、鹿島のポジション争いは熾烈を極めるのである。
真の戦いの勝利したものだけがレギュラーとしてスターティング・イレブンに名を連ねる。
ポジションは与えられるものではなく奪い取るものなのだ。
勝者のメンタリティを備えたものがピッチに立っておる。
次節はどのような布陣になっておるのか、今から楽しみである。

住生活グループ、プロ野球団買収を見送り

2010年10月27日 | Weblog
住生活グループ、横浜球団買収を見送り
2010.10.27 10:33

 住生活グループが27日までに、TBSホールディングスとの間で行っていたプロ野球の横浜ベイスターズの買収交渉を打ち切ったことがわかった。買収価格などの条件面で折り合いが付かなかったと見られる。
 住生活グループは、住設機器の大手。傘下のトステムがサッカーJ1の鹿島アントラーズのスポンサーになるなど、スポーツへの協賛に熱心な企業として知られる。TBSはグループで、球団株式の69.2%を持つ筆頭株主だが経営不振となり、住生活グループに持ち株を売却する方向で、9月末ごろから協議を続けていた。
 球団の譲渡は原則として、新球団が参加しようとする年の前年の11月30日までに、12球団による実行委員会とオーナー会議での承認が必要。これに向け交渉してきたが、条件面での折り合いが付かなかったようだ。


鹿島のスポンサーであるトステムのホールディング企業である住生活グループがプロ野球団である横浜の買収から撤退とのこと。
10月13日にはプロ野球団保有後も鹿島へのスポンサーを続ける旨が報じられていただけに、スポーツの垣根を越えたシナジー効果を期待しておった。
しかしながら、条件面で折り合わなかったというのであれば、それは致し方のないところ。
我等はトステムと蜜月関係を続けるのみである。
「暖かい家は誰のおかげ?」
「桃子」
スタジアムでも流れた秋田のCMが懐かしい。

慎三のドッピエッタ後の試合は如何に

2010年10月27日 | Weblog
「興梠2発」が鹿島の逆転優勝ののろし
 鹿島FW興梠慎三(24)が、ゴールラッシュでチームを逆転Vに導く。24日横浜戦では、8月14日東京戦以来のゴールを含む2得点を挙げ、4試合ぶり勝利をもたらした。26日の練習後は「調子はいい。爆発の予感がする」と完全復活宣言。だがこれは、単なる興梠個人の復調だけを示すものではなかった。

 「取るべき人が点を取るということは、チームが狙い通りのサッカーをしているということ。チームとしていい状況だと示すバロメーターかも」と分析するのはMF中田。確かに興梠がリーグ戦で1試合2得点を挙げると、過去3度ともチームの5連勝以上につながっているのだ。

 しかも07年10月6日の神戸戦での2得点は、リーグ最終戦までの9連勝につながり、浦和との勝ち点10差をひっくり返す大逆転優勝につながる大活躍だった。09年5月16日柏戦での2得点は、チームに8連勝の勢いを生んだ。その後、興梠がゴールから遠ざかり、チームも一時低迷したものの、エースは終盤戦で、11月28日G大阪戦での2得点を含む5試合5得点と再爆発して、チームを逆転優勝に導いた。

 DF伊野波などは「興梠が取ると、こっちの気持ちも高まる」と心理的な効果も強調。本人は自分の得点とチームの好調さの因果関係について「よく分からないけどね」と謙遜(けんそん)するが、興梠の「マルチゴール」は間違いなく鹿島反撃ののろしになる。
【塩畑大輔】
 [2010年10月27日8時45分 紙面から]


慎三のドッピエッタ(同じ選手が1試合で2得点すること)から五連勝以上を記録しているというニッカンの情報である。
確かに慎三が好調な時期はチームも波に乗る。
そして、ユダの申すように、チーム戦術やプランが上手くいっているからこそFWが得点を記録するのである。
気持ちを高め、今季残り7試合を連勝で締めくくりたい。
その為、まずはアウェイの新潟戦である。
2008年4月2日以来勝ち星のない相手に、最高の戦術を緻密に打ち立て、勝利を引き寄せるのだ。
好調な慎三と出場停止開けのマルキーニョスに注目である。

山村くん、中盤の王様

2010年10月27日 | Weblog
攻守の要だ!山村“中盤の王様”に抜てき

スライディングする山村(右)
Photo By スポニチ


 【U―21日本代表合宿】鹿島、浦和、横浜など複数クラブが来年の獲得を目指すMF山村が“中盤の王様”として配置された。センターバックもこなすが、実戦形式練習ではボランチに抜てきされ、攻守に関塚ジャパンのキーマンとして期待されることになった。

 「まだ形はみえてこない。それは中国に入ってから。僕には運動量と守備の部分が要求されるので、自分の役割を果たしていきたい」と力強く語った。

 岡田ジャパン時代からA代表の招集経験を持ち、1月のアジア杯予選イエメン戦では国際Aマッチデビューも果たした逸材。練習前には、20日に行われたG大阪との練習試合のビデオを見て、修正点を確認してきたという。「攻守の切り替えとか、基本的なことをしっかりさせたい」と話していた。

[ 2010年10月27日 ]

鹿島が獲得を打診しておる流通経済大学の山村くんであるが、U-21日本代表の王様としてのポジションを与えられるとのこと。
下のカテゴリーの代表に選出され続けておった山村くんは、U-20ではCBとして起用されておった。
しかしながら、昨年末の韓国遠征よりMF選出となり、アジアカップの予選に於いてはフル代表でもMF選出されておる。
日本サッカー協会のスタッフとしては、もはやボランチの選手として考えておるのであろう。
空中戦の強さと足元の巧さを併せ持つ山村くんのポジションがどうなるかは難しい判断である。
まずは、アジアカップで結果を残して欲しい。
攻守に起点となるボランチとしての才能を光らせるのであれば、ユダの後継者として受け入れたいところ。
當間との連携を磨き、試合で輝いて欲しい。
楽しみにしておる。

カシマスタジアム、芝張り替え

2010年10月27日 | Weblog
芝張り替えでV4アシストだ…鹿島
 鹿島が逆転優勝を目指し、芝も使い切る。カシマスタジアムのピッチは酷暑の影響などで荒れているが、次のホーム主催試合、首位・名古屋戦(11月7日)との大一番までに、保有するすべての芝を張り替えて使うことを26日までに決めた。これまでにピッチの半分近くを張り替えており、残る芝は多くないが、管理者は「少しでも良い状態にしたい」と4連覇を後押しする。
(2010年10月27日06時02分 スポーツ報知)

荒れた芝で、鹿島が誇るパスサッカーが不調に陥ったこの夏。
クラブとしては、ラスト・スパートへ向け芝の張り替えを行うとのこと。
これは重畳。
ホームでのアドバンテージを持ち、首位・名古屋との直接対決を有利に迎えたい。
今年の聖地に於ける残り4試合(リーグ戦3試合、天皇杯1試合)を華麗なる勝利で飾るのだ。
我等は集う、聖地へ。
ホームでの勝利を信じ、歓喜の声を上げるために。

U-21日本代表・當間、軽快

2010年10月27日 | Weblog
連係に手応え!當間「みんな慣れてきた」
 【U―21日本代表合宿】DF當間が右サイドバックに入り軽快な動きを見せた。今回のチームが練習するのは19、20日の関西合宿を含めこの日で3日目。それでも「前よりはみんな慣れてきた感じ」と手応えを感じている。

 所属する鹿島では16日の湘南戦で待望のJリーグデビュー。MF小笠原ら先輩からは「頑張ってこい」と送り出されたようで「いいプレーをして結果を出したい」と意気込んでいた。

[ 2010年10月27日 ]

U-21代表で當間が躍動しておる。
チームとしての連携も深まり、當間が右サイドを活性化しておる模様。
満男らに送り出され、発布しておる當間は、結果を追い求めておる。
U-21代表にて経験を積み、鹿島にフィードバックするのだ。
次世代の右サイドは當間であると、名を馳せよ。
ウカウカしておると、留守中に笠井健太にポジションを奪われてしまうであろう。
サブとはいえ、ポジション争いは激しいのである。

練習試合 流通経済大学戦

2010年10月26日 | Weblog
2010年10月26日(火)

15時より行われた流通経済大学との練習試合は大迫選手の2ゴールなどが決まり、5-1で勝利しました。

好調大迫が2ゴール。
これは喜ばしい。
先日のFマリノス戦の終盤に大迫の独走があった。
観客も大いに沸き上がったが、ゴールに至らず、残念であった。
その鬱憤を晴らすことは出来たであろう。
次は公式戦にて爆発して欲しい。
期待しておる。

U-16日本代表 U-16選手権 ベトナム戦

2010年10月26日 | Weblog
U-16日本代表 AFC U-16選手権 ウズベキスタン2010
第1戦(vs ベトナム代表)試合結果

AFC U-16選手権 ウズベキスタン2010 第1戦(vs ベトナム代表)

10月25日(月)15:00KO @パフタコールスタジアム

U-16日本代表 6(前半3-0) U-16ベトナム代表

得点経過
15分 植田直通(大津高校)
18分 南野拓実(セレッソ大阪U-18)
35分 神田夢実(コンサドーレ札幌U-18)
46分 早川史哉(アルビレックス新潟ユース)
65分 南野拓実(セレッソ大阪U-18)
89分 石毛秀樹(清水エスパルスユース)

メンバー
GK
中村航輔 (柏レイソル)

DF
高木大輔(東京ヴェルディジュニアユース)
岩波拓也(ヴィッセル神戸ユース)
植田直通(大津高校) →60分 吉野恭平(東京ヴェルディユース)
鈴木隆雅(鹿島アントラーズユース)

MF
秋野央樹(柏レイソルU-18)→ 74分 石毛秀樹(清水エスパルスユース)
堀米悠斗(コンサドーレ札幌U-18)
楠美圭史(東京ヴェルディユース)
早川史哉(アルビレックス新潟ユース)

FW
南野拓実(セレッソ大阪U-18)
神田夢実(コンサドーレ札幌U-18) →45分 松本昌也(FAアカデミー福島)




U-16日本代表の鈴木隆雅くんが先発フル出場し、完封勝利に貢献しておる。
この試合では左SBに入り、クロスを連発しておった。
快足を飛ばし、左足からバンバン上がるクロスに未来を感じさせる。
経験を積み、トップ昇格を目指して欲しい。

Fマリノス戦レビュー

2010年10月26日 | Weblog
【J1:第27節 鹿島 vs 横浜FM】レポート:圧巻の本山。予測不能のヒールパスで興梠の2ゴールを演出し、鹿島に4試合の勝点3をもたらす。(10.10.25)

10月24日(日) 2010 J1リーグ戦 第27節
鹿島 2 - 0 横浜FM (16:04/カシマ/22,973人)
得点者:36' 興梠慎三(鹿島)、39' 興梠慎三(鹿島)

ジーコに導かれて始まった鹿島のサッカーは、伝統的なスタイルを貫いてきた。ほとんど全てのシーズンで中盤をボックス型にした[4-4-2]を採用し、チームの形を変えることなく、13冠という圧倒的なタイトル数を獲得してきたのである。
だが、それ故のジレンマも同時に抱えてきた。同じスタイルを貫き続けるため、ともすれば、古典的とも言えるサッカーに陥りがちとなり、相手チームとっては予測しやすく対策も立てやすい側面を持っていた。そこで、鹿島の選手たちは試合の流れを読む力を養い、相手が見せた一瞬の隙を突くスタイルを築き上げていったのである。そのため、王者でありながら「カウンターのチーム」と揶揄されることも少なくなかった。
しかし、鹿島のスタイルはそれだけではないのである。この日、その記憶を鮮烈に蘇らせてくれたのが、鹿島の10番、本山雅志だった。オーソドックスな形の定石通りのパスまわしが、突如として、ゴール前のチャンスになる。古典的なサッカーに、天才ならではの彩りを加える選手がいる。それが鹿島のサッカーであり、ジーコからレオナルド、ビスマルクと受け継がれてきた10番を背負う選手の役割なのである。本山が演出した2つのゴールは、本人が言うとおり完璧なものだった。

マルキーニョスを欠く鹿島は、本山をトップ下に据えた布陣で試合に臨む。序盤は横浜FMの選手にミスが多く、敵陣でパスを奪う場面が何度となく訪れた。その流れのまま、13分には右サイドからペナルティエリアに走り込んだ新井場徹が倒されPKを得る。横浜FMにすれば不運な判定だったが、このチャンスをキッカーの小笠原満男が外してしまい、五分の展開となった。
そこで輝いたのが本山だ。36分、ゴール左でジウトンからの鋭い楔のパスを受けるとゴールに背を向けたまま縦方向へヒールパス。それを感じ取っていた興梠慎三は、マークについていた栗原勇蔵より一瞬だけ速く動き出していた。距離を詰めてきたGKの飯倉大樹の頭上にふわりと浮かせたシュートが転々とゴールに吸い込まれる。興梠にとっては実に9試合ぶりのゴールで鹿島が先制点をあげた。
だが、本山の煌めきはこれだけでは終わらない。その3分後、今後はゴール中央で小笠原満男からの楔のパスを受けると、ヒールで優しく背後に流す。じつは、その直前に本山と興梠は「目線が合った」。またしても、マークの栗原より一瞬だけ速く動き出した興梠は、難無くゴールと正対する態勢をつくることができ、落ち着いてゴール左に流し込み2点目をあげた。
前半終了間際にも、本山からのスルーパスが興梠に通り、あわやハットトリックという場面をつくる。興梠は、前を向いてゴールに向かうことができれば持ち味を発揮できる。本山のアイデアによって、ゴール欠乏症を嘆いていた興梠も輝きを取り戻していた。

「見ての通り完敗でした」
試合後、頭を垂れた木村和司監督。後半から布陣を[4-4-2]から[4-2-3-1]に変更し、59分には端戸仁と狩野健太をピッチに送り、状況を変えることを画策したがうまくいかなかった。ただ、鹿島も後半は無得点。小笠原のシュートが左に外れたのを皮切りに、大迫勇也、遠藤康、ジウトンが惜しいシュートを見舞ったもののいずれもゴールとはならず、最後にバタつく展開となってしまった。しかし、この勝利によって得たものは大きい。
「勝点3という部分もありますが、みんなで一つのものを仕上げるということが、チームにとっては大きな収穫だったと思います」
オリヴェイラ監督は、チーム全員が同じ方向を向いて努力できたことに手応えを感じていた。また、チームからは浮かれた雰囲気は微塵も感じられなかった。快勝に笑みを浮かべたのは試合終了直後まで。ミックスゾーンに現れた選手たちは「一喜一憂するべきじゃない。まだ先は長いし、7連勝、6連勝しても優勝しなかったら意味がない」という新井場を筆頭に、引き締まった表情だった。
名古屋も勝利していたため、今節はその差を8から縮めることはできなかったが、追撃態勢が整ったことをようやく示した。今季のリーグ戦も、まだまだ面白くなりそうである。


以上
2010.10.25 Reported by 田中滋


2010年10月25日(月)

本日はチームオフとなっております。写真は昨日行われたJ1第27節横浜FM戦より。

本山を賞賛する田中氏である。
ジーコより連綿と引き継がれる鹿島の背番号10の歴史。
本山はその継承者として十分な資質を発揮しておる。
しかしながら、鹿島のサッカーを古典的と称するのは如何なものか。
それは、少々卑下しすぎと思わざるを得ない。
サッカーとはそういったものではないのである。
とはいえ、田中氏も職業柄、この様な表現をせねばならぬ時もあるのであろう。
また、試合翌日に原稿をアップせねばならぬ、期日的なものも考慮せねばなるまい。
鹿島のサッカーは鹿島が培い、勝利を積み重ねる素晴らしきサッカーであると、ここに宣言したい。
その中心には背番号10の姿が常にあるのである。

Fマリノス戦報道

2010年10月25日 | Weblog
興梠2発!V4へ「爆発できそう」/J1

ゴールを決め、笑顔で駆け出す鹿島FW興梠。右はがっくりの横浜DF栗原

<J1:鹿島2-0横浜>◇第27節◇24日◇カシマ

 鹿島が横浜に2-0と勝ち、前日神戸に勝った名古屋との勝ち点差8を守った。FW興梠慎三(24)が、MF本山雅志(31)のスルーパスにうまく飛び出し、前半36、39分に立て続けに得点。8月14日東京戦以来約2カ月ぶりのゴールは、残念ながら直前で風邪のため視察を取りやめた、日本代表ザッケローニ監督へのアピールにはならなかった。だが、調子を上げてのゴールラッシュで、Jリーグ優勝経由でのアジア杯代表メンバー入りを目指す。

 水を得た魚、本山を得た興梠だった。試合序盤から、興梠は本山のスルーパスで、ぐいぐいと横浜ゴールに迫った。「スルーパスが出てくるのはいいね。まず自分を見てくれるので、走り出せば必ずボールが出てくる。すごくやりやすかった」。前半36分には、左サイドの角度のないところから、相手GKの動きをよく見て、浮かせた左足シュートを流し込んだ。3分後にはヒールパスに「事前に目が合っていたから、来ると思った」と反応。DFライン裏に抜け出し、右足シュートをたたき込んだ。

 リーグ戦2得点は、09年11月28日G大阪戦以来、330日ぶり。しかもこの日は、事前に日本代表ザッケローニ監督がこの試合を視察することが発表されていた。見たかザック-。4月7日セルビア戦以来の日本代表復帰へ、最高のアピールを果たしたはずだった。

 しかしこの日、ザッケローニ監督は風邪をこじらせ、直前で来場をキャンセルしていた。なんたる不運。2ゴールでチームに4試合ぶりの白星をもたらし、優勝の可能性を残す大活躍も、個人的には「見返り」は薄くなってしまった。

 それでも興梠は「マルキーニョスも出場停止で不在だったし、自分が決めないとという気持ちは強かった」とチームに貢献できたことを素直に喜んだ。そして「優勝するには1つも試合を落とせない。この流れで、残り試合も勝てるようにしないと」とあくまでリーグ戦4連覇を見据えた。

 単にゴールラッシュするよりも、チームの勝利、さらには優勝につながる得点の方が、代表へのアピールにつながるという見方もできる。そしてこの日の活躍も、おそらくテレビ中継でザッケローニ監督の知るところとなっているだろう。「調子は上がっている。爆発できそう。自分でも楽しみです」。生視察の好機は、必ず再び訪れる。本調子をつかみつつある興梠が、リーグVと代表復帰の二兎(にと)を追って、二兎を得る。【塩畑大輔】
 [2010年10月25日8時51分 紙面から]



【鹿島-横浜】2点目となるゴールを決めた鹿島興梠(撮影・栗山尚久)

鹿島・本山、巧妙ヒールパス!先制点演出
2010.10.24 20:35

前半、シュートを放つ鹿島・本山(右端)=カシマ

 J1第27節第2日(24日、鹿島2-0横浜M、カシマ)チーム最多得点のマルキーニョスが警告累積で出場停止。エースFWを欠く中、オリベイラ監督はいつもの4-4-2でなく、ベテラン本山をトップ下に置く4-5-1の布陣で臨んだ。この策がはまった。

 「攻撃のスペースがない」と感じた序盤、31歳の本山は効果的にサイドチェンジを使って揺さぶった。相手の目先を変え、スペースをつくると中央へ。前半36分、絶妙なヒールパスを興梠に渡し、先制ゴールを演出。3分後、今度は小笠原からの強いパスをまたもヒールで興梠に流し、追加点を生んだ。

 腰痛、右脚の故障に苦しみ、本山は今季初先発。だが、生え抜きの10番に連係の不安は一切なかった。興梠は「モト(本山)さんは僕の特徴を知っているし、僕もモトさんの特徴を知っている。いいボールをくれた」と感謝した。

 残り7試合で名古屋との勝ち点差8。数字上は追い込まれているが、2007年には勝ち点差10を残り5試合でひっくり返し、逆転優勝。その自信が鹿島を支える。

 「厳しい戦いが続くが、これからだと思う」。そう言い切った本山の存在が、チームに新たな勢いを生んだ。

鹿島・興梠2発!横浜Mねじ伏せ2位キープ
2010.10.25 05:01

前半39分、鹿島は興梠がこの日2点目。横浜Mを突き放し、2位を守った

 J1第27節第2日(24日、鹿島2-0横浜M、カシマ)2位の鹿島はFW興梠慎三(24)の2ゴールで横浜Mに2-0と快勝。南アW杯の代表からもれた点取り屋がザック・ジャパン入りをアピールし、首位・名古屋との勝ち点差8を守った。G大阪は京都に2-1で競り勝ち3位キープ。川崎は2点のリードを守り切れず大宮と引き分け、勝ち点45で5位。広島に敗れた最下位の湘南は14試合連続白星なしとなった。

 横浜Mをねじ伏せたのは前半36、39分の興梠の2発。エースFWマルキーニョスが出場停止で、リーグ戦ではオリベイラ監督下で初の1トップ。2点ともアシストはMF本山からのヒールパスで、「いい所に走ればモトさんから絶対パスがくる。これでまた爆発したい」。アジア杯(来年1月、カタール)でのザック・ジャパンの招集候補50人にもリストアップされ、残り7戦で逆転の4連覇へ突っ走る。

巧妙ヒールパス、本山健在!興梠は2得点!
 【鹿島2―0横浜】チーム最多得点のマルキーニョスが警告累積で出場停止。エースFWを欠く中、オリベイラ監督はいつもの4―4―2でなく、ベテラン本山をトップ下に置く4―5―1の布陣で臨んだ。この策がはまった。

 「攻撃のスペースがない」と感じた序盤、31歳の本山は効果的にサイドチェンジを使って揺さぶった。相手の目先を変え、スペースをつくると中央へ。前半36分、絶妙なヒールパスを興梠に渡し、先制ゴールを演出。3分後、今度は小笠原からの強いパスをまたもヒールで興梠に流し、追加点を生んだ。

 腰痛、右脚の故障に苦しみ、本山は今季初先発。だが、生え抜きの10番に連係の不安は一切なかった。興梠は「モト(本山)さんは僕の特徴を知っているし、僕もモトさんの特徴を知っている。いいボールをくれた」と感謝した。

 残り7試合で名古屋との勝ち点差8。数字上は追い込まれているが、2007年には勝ち点差10を残り5試合でひっくり返し、逆転優勝。その自信が鹿島を支える。

 「厳しい戦いが続くが、これからだと思う」。そう言い切った本山の存在が、チームに新たな勢いを生んだ。
[ 2010年10月24日 19:14 ]

初1トップで興梠復活の2発!V争い残った

<鹿島・横浜>前半、横浜GK飯倉(右)と交錯しながらシュートを放った鹿島・興梠
Photo By スポニチ


 【鹿島2―0横浜】鹿島はFW興梠の復活の2発で優勝争いに踏みとどまった。前半36分、MF本山のスルーパスに反応し、左足でゴールに流し込んだ。その3分後には再び本山のヒールパスを右足ダイレクトで合わせて2点目。FWマルキーニョスが出場停止だった試合で9試合ぶりの一発を決めて「今までチームに迷惑を掛けた。最近はマルキしか得点してなかったし、僕が決めてやろうというのはあった」と笑顔を見せた。

 初の1トップに入り、トップ下の本山と抜群の連係を見せた。「モト(本山)さんにパスが入った瞬間に走りだせば、必ずいいボールが出てきた。やりやすかった。これで爆発したい」。首位名古屋との勝ち点差は8のままだが、目覚めた興梠がミラクルへと導く。
[ 2010年10月25日 ]

本山2アシスト…鹿島
 ◆J1第27節 鹿島2―0横浜M(24日・カシマ) 鹿島は初先発のMF本山がFW興梠の2得点をアシスト。「まだ活躍したという実感はない。後半は動けなかった」と言うものの4試合ぶりの勝利に貢献した。開幕前にヘルニアの手術を受け、復帰は5月。その後も20分の出場制限を受けるなど途中出場が続いていたが、先発復帰戦で見事に期待に応えた。首位・名古屋との勝ち点差は8のまま。逆転優勝を最後まであきらめない。
(2010年10月25日06時01分 スポーツ報知)

興梠、鮮烈2発!鹿島V戦線残った

 鹿島‐横浜M 前半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・興梠=カシマ

 「J1、鹿島2‐0横浜M」(24日、カシマ)

 鹿島のFW興梠慎三(24)の鮮烈な2発でV戦線に生き残った。「僕たちは1敗も落とせない。名古屋が取りこぼすまで勝ち続けるしかない」。マルキーニョスが累積警告で出場停止の危機を、9試合ぶりのゴールで救った。

 前半13分にMF小笠原がPKを失敗。嫌なムードを振り払ったのは同36分だ。MF本山のヒールパスに抜け出し、左足ループ弾で先制。39分には再び本山のヒールパスを受けて加点した。「うれしいより複雑。決められなくて迷惑をかけた」と71日ぶりのゴールに照れ笑いするが、4連覇に望みを残す活躍だった。

 日本代表から遠ざかるが、ザック日本と同じ1トップ布陣で活躍。ザッケローニ監督は風邪で視察を取りやめたが、自宅でテレビ観戦。快足FWの復活劇は届いたはず。
(2010年10月24日)

鹿島 4連覇あきらめない
2010年10月25日 紙面から

鹿島-横浜M 前半36分、先制ゴールを決める鹿島の興梠、左は横浜Mの栗原。GK飯倉=カシマスタジアムで

 各地で4試合を行い、2位の鹿島はホームで横浜Mと対戦し、FW興梠慎三(24)の2発で横浜Mを2-0で下し、4試合ぶりの白星を飾った。逆転での4連覇に向け、首位の名古屋との勝ち点差8を守った。3位のG大阪は京都に2-1で競り勝った。広島はFW李忠成(24)の5試合連続ゴールなどで湘南に快勝し、勝ち点42で7位に浮上した。最下位の湘南は14試合連続白星なし。川崎は2点のリードを守り切れず大宮と引き分け、勝ち点45で5位。
 左足で技あり、右足で強弾。雨の舞うカシマでFW興梠が11カ月ぶりの1試合2発。いずれも今季リーグ初先発のMF本山のヒールパスを沈めた。「モト(本山)さんにボールが入った瞬間、いい所に走れば(ラストパスは)出てくる」。勝利を導いたのは勝負どころで感じ合う連係だった。
 前半36分、敵陣左サイドで本山がパスを受ける。一呼吸置いて、右かかとで鋭角なスルーパス。追いすがるDF栗原が「届いたと思った」両足タックルの上、猛ダッシュで寄せるGK飯倉の体の上を、興梠は冷静に突き、仕留めた。間隙(かんげき)を縫うパスと絶妙ループは、合致したイメージの結晶だった。
 3分後、2人は再び共鳴し合う。同39分、小笠原から縦パスが入ると、本山がノールックで右ヒール。「信じていた」興梠が急加速で走り込んで右足を強振すると、ゴールネットから水しぶきが上がった。本山はうなった。「慎三の動きとフィニッシュ能力の高さ」。勝敗はここで決した。
 マルキーニョスが出場停止。オリベイラ監督が敷いたのは、鹿島では異例とも言える「4-2-3-1」。急ごしらえの布陣であっても、修正可能な「あうんの呼吸」が名古屋猛追の原動力になる。残り7戦、勝ち点8差。07年シーズンは残り5戦で勝ち点10差をひっくり返した。「残り全試合勝つだけ」と興梠。まだ、不可能を口にする差ではない。 (松岡祐司)

J1鹿島:流れ呼び込んだ興梠2発

【鹿島・横浜マ】前半39分、2点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島・興梠=カシマサッカースタジアムで2010年10月24日、長谷川直亮撮影

 ○鹿島2-0横浜●(24日、カシマ)

 9試合ぶりとなるFW興梠の得点が、チームに流れをもたらした。

 試合が動いたのは前半36分。本山からのパスを受けた興梠が左サイドでDF栗原と競り合いながらGKを誘い出し、左足で流し込んで先制。3分後には小笠原のパスを受けた本山がヒールで流し、前線の興梠がまたも冷静にゴールを揺らした。出場停止のマルキーニョスに代わって先発出場した本山との好連係が、4試合ぶりの勝利につながった。

 鹿島は今季、マルキーニョスを欠いた5試合で4分け1敗。オリベイラ監督はこの日、普段の2トップから、本山をトップ下、興梠を1トップに置く布陣に変更した。「ここ最近は真ん中からスルーパスがあまり出てこなかった。モトさん(本山)はパスが入った瞬間に前を見てくれるので、良い所に走ればパスが出てくる」と興梠。本山が時折、サイドのフェリペガブリエルと野沢らにボールを散らして守備を分散させ、その上で縦パスを興梠に供給し、鹿島は主導権を握り続けた。

 鹿島は3連覇の間、終盤に必ずキーとなる選手が現れ、追い上げを果たしてきた。その意味で、今季腰のヘルニアの手術で出遅れた本山の活躍も、大きな収穫だ。この日の勝利が追い上げののろしになるか。【中村有花】
毎日新聞 2010年10月24日 22時09分(最終更新 10月24日 22時20分)


興梠が2発 鹿島、久々の白星で名古屋追う
2010年10月25日10時58分


後半、横浜マ・小椋(右)と競り合う鹿島・本山=西畑志朗撮影

(24日、鹿島2―0横浜マ)

 ゴールを背にして出した2本のヒールパスは、視界の外にいた鹿島の興梠につながった。そして決まった2得点。もちろん、送り主の本山の背中に目が付いているわけではない。コンマ数秒の周到な準備がベテランの妙味を生む。

 前半36分。くさびのパスを受ける前、左隣の興梠にちらりと視線をやった。「最終ラインの裏を狙っているな」。右かかとで、見えない背後に球をはたく。フリーで飛び出した興梠の足元に収まった。

 3分後。再びくさびのパスが入る前、今度は2人の目が合った。またもスルーパスが通る。決めた興梠は「『シュートしてください』という素晴らしいパスだった」

 大黒柱マルキーニョスの出場停止がなければ、2人の連係は実現しなかった。腰や右足のけがに悩む本山は今季初先発。「守備の負担を減らしたい」というオリベイラ監督の配慮で、4―2―3―1の布陣のトップ下に座った。鹿島伝統の4―4―2を崩してまで起用された31歳が、4試合ぶりの勝利を導いた。

 試合後は足を引きずりつつ笑顔で「負担が軽いから、これくらいはやらないと」

 「本山にはけがの問題があるが、今後も使いたい。マルキーニョスとの同時起用もある」。選択肢が増えて監督は喜んだ。残り7試合で首位・名古屋との勝ち点差は8。4連覇が難しい状況は変わらない。ただ、鹿島が逆転への「切り札」を得たことも間違いない。(中川文如)

 ○興梠(鹿) 2カ月ぶりの得点。
「チームに迷惑をかけ続けてきたから、まだ喜べない」

水魚の交わり。
まさに昨日の試合は、慎三と本山が織りなすファンタジーをスタジアム全体が堪能した。
慎三を活かすには本山という処方箋が一番だったのである。
復活した慎三の得点力で、残り試合一つ一つ勝利を積み重ねていきたい。

小笠原満男、300試合出場達成

2010年10月25日 | Weblog
鹿島・小笠原、J1通算300試合出場
2010.10.24 20:35
 J1第27節第2日(24日、鹿島2-0横浜M、カシマ)鹿島のMF小笠原が史上48人目のJ1通算300試合出場を達成した。初出場は1998年4月15日のG大阪戦。(カシマ)

小笠原満男のJ1通算300試合出場が報じられておる。
思い起こせば1998年1st ステージ、負傷のビスマルクに替わって入ったのは当時の新人・小笠原満男であった。
攻撃的MFのポジションで攻守に動き回り、完封勝利に貢献した。
当時は東北のファンタジェスタの異名を持ち、パスにドリブルと攻撃のアイデアを発揮していたものであったことを記憶しておる。
そこから、一つ一つ試合を積み重ね、300試合出場を達成とは素晴らしいこと。
ただし、2005年8月20日のホーム・広島戦「心の風邪」なる不可解な不出場がなければ、もう一試合早く達成されていたはずであることが心残りである。
ところで、昨日はユダの200試合出場も達成されておった。
こちらが報じられぬのは、非常に残念である。