鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

Fマリノス戦報道

2010年10月25日 | Weblog
興梠2発!V4へ「爆発できそう」/J1

ゴールを決め、笑顔で駆け出す鹿島FW興梠。右はがっくりの横浜DF栗原

<J1:鹿島2-0横浜>◇第27節◇24日◇カシマ

 鹿島が横浜に2-0と勝ち、前日神戸に勝った名古屋との勝ち点差8を守った。FW興梠慎三(24)が、MF本山雅志(31)のスルーパスにうまく飛び出し、前半36、39分に立て続けに得点。8月14日東京戦以来約2カ月ぶりのゴールは、残念ながら直前で風邪のため視察を取りやめた、日本代表ザッケローニ監督へのアピールにはならなかった。だが、調子を上げてのゴールラッシュで、Jリーグ優勝経由でのアジア杯代表メンバー入りを目指す。

 水を得た魚、本山を得た興梠だった。試合序盤から、興梠は本山のスルーパスで、ぐいぐいと横浜ゴールに迫った。「スルーパスが出てくるのはいいね。まず自分を見てくれるので、走り出せば必ずボールが出てくる。すごくやりやすかった」。前半36分には、左サイドの角度のないところから、相手GKの動きをよく見て、浮かせた左足シュートを流し込んだ。3分後にはヒールパスに「事前に目が合っていたから、来ると思った」と反応。DFライン裏に抜け出し、右足シュートをたたき込んだ。

 リーグ戦2得点は、09年11月28日G大阪戦以来、330日ぶり。しかもこの日は、事前に日本代表ザッケローニ監督がこの試合を視察することが発表されていた。見たかザック-。4月7日セルビア戦以来の日本代表復帰へ、最高のアピールを果たしたはずだった。

 しかしこの日、ザッケローニ監督は風邪をこじらせ、直前で来場をキャンセルしていた。なんたる不運。2ゴールでチームに4試合ぶりの白星をもたらし、優勝の可能性を残す大活躍も、個人的には「見返り」は薄くなってしまった。

 それでも興梠は「マルキーニョスも出場停止で不在だったし、自分が決めないとという気持ちは強かった」とチームに貢献できたことを素直に喜んだ。そして「優勝するには1つも試合を落とせない。この流れで、残り試合も勝てるようにしないと」とあくまでリーグ戦4連覇を見据えた。

 単にゴールラッシュするよりも、チームの勝利、さらには優勝につながる得点の方が、代表へのアピールにつながるという見方もできる。そしてこの日の活躍も、おそらくテレビ中継でザッケローニ監督の知るところとなっているだろう。「調子は上がっている。爆発できそう。自分でも楽しみです」。生視察の好機は、必ず再び訪れる。本調子をつかみつつある興梠が、リーグVと代表復帰の二兎(にと)を追って、二兎を得る。【塩畑大輔】
 [2010年10月25日8時51分 紙面から]



【鹿島-横浜】2点目となるゴールを決めた鹿島興梠(撮影・栗山尚久)

鹿島・本山、巧妙ヒールパス!先制点演出
2010.10.24 20:35

前半、シュートを放つ鹿島・本山(右端)=カシマ

 J1第27節第2日(24日、鹿島2-0横浜M、カシマ)チーム最多得点のマルキーニョスが警告累積で出場停止。エースFWを欠く中、オリベイラ監督はいつもの4-4-2でなく、ベテラン本山をトップ下に置く4-5-1の布陣で臨んだ。この策がはまった。

 「攻撃のスペースがない」と感じた序盤、31歳の本山は効果的にサイドチェンジを使って揺さぶった。相手の目先を変え、スペースをつくると中央へ。前半36分、絶妙なヒールパスを興梠に渡し、先制ゴールを演出。3分後、今度は小笠原からの強いパスをまたもヒールで興梠に流し、追加点を生んだ。

 腰痛、右脚の故障に苦しみ、本山は今季初先発。だが、生え抜きの10番に連係の不安は一切なかった。興梠は「モト(本山)さんは僕の特徴を知っているし、僕もモトさんの特徴を知っている。いいボールをくれた」と感謝した。

 残り7試合で名古屋との勝ち点差8。数字上は追い込まれているが、2007年には勝ち点差10を残り5試合でひっくり返し、逆転優勝。その自信が鹿島を支える。

 「厳しい戦いが続くが、これからだと思う」。そう言い切った本山の存在が、チームに新たな勢いを生んだ。

鹿島・興梠2発!横浜Mねじ伏せ2位キープ
2010.10.25 05:01

前半39分、鹿島は興梠がこの日2点目。横浜Mを突き放し、2位を守った

 J1第27節第2日(24日、鹿島2-0横浜M、カシマ)2位の鹿島はFW興梠慎三(24)の2ゴールで横浜Mに2-0と快勝。南アW杯の代表からもれた点取り屋がザック・ジャパン入りをアピールし、首位・名古屋との勝ち点差8を守った。G大阪は京都に2-1で競り勝ち3位キープ。川崎は2点のリードを守り切れず大宮と引き分け、勝ち点45で5位。広島に敗れた最下位の湘南は14試合連続白星なしとなった。

 横浜Mをねじ伏せたのは前半36、39分の興梠の2発。エースFWマルキーニョスが出場停止で、リーグ戦ではオリベイラ監督下で初の1トップ。2点ともアシストはMF本山からのヒールパスで、「いい所に走ればモトさんから絶対パスがくる。これでまた爆発したい」。アジア杯(来年1月、カタール)でのザック・ジャパンの招集候補50人にもリストアップされ、残り7戦で逆転の4連覇へ突っ走る。

巧妙ヒールパス、本山健在!興梠は2得点!
 【鹿島2―0横浜】チーム最多得点のマルキーニョスが警告累積で出場停止。エースFWを欠く中、オリベイラ監督はいつもの4―4―2でなく、ベテラン本山をトップ下に置く4―5―1の布陣で臨んだ。この策がはまった。

 「攻撃のスペースがない」と感じた序盤、31歳の本山は効果的にサイドチェンジを使って揺さぶった。相手の目先を変え、スペースをつくると中央へ。前半36分、絶妙なヒールパスを興梠に渡し、先制ゴールを演出。3分後、今度は小笠原からの強いパスをまたもヒールで興梠に流し、追加点を生んだ。

 腰痛、右脚の故障に苦しみ、本山は今季初先発。だが、生え抜きの10番に連係の不安は一切なかった。興梠は「モト(本山)さんは僕の特徴を知っているし、僕もモトさんの特徴を知っている。いいボールをくれた」と感謝した。

 残り7試合で名古屋との勝ち点差8。数字上は追い込まれているが、2007年には勝ち点差10を残り5試合でひっくり返し、逆転優勝。その自信が鹿島を支える。

 「厳しい戦いが続くが、これからだと思う」。そう言い切った本山の存在が、チームに新たな勢いを生んだ。
[ 2010年10月24日 19:14 ]

初1トップで興梠復活の2発!V争い残った

<鹿島・横浜>前半、横浜GK飯倉(右)と交錯しながらシュートを放った鹿島・興梠
Photo By スポニチ


 【鹿島2―0横浜】鹿島はFW興梠の復活の2発で優勝争いに踏みとどまった。前半36分、MF本山のスルーパスに反応し、左足でゴールに流し込んだ。その3分後には再び本山のヒールパスを右足ダイレクトで合わせて2点目。FWマルキーニョスが出場停止だった試合で9試合ぶりの一発を決めて「今までチームに迷惑を掛けた。最近はマルキしか得点してなかったし、僕が決めてやろうというのはあった」と笑顔を見せた。

 初の1トップに入り、トップ下の本山と抜群の連係を見せた。「モト(本山)さんにパスが入った瞬間に走りだせば、必ずいいボールが出てきた。やりやすかった。これで爆発したい」。首位名古屋との勝ち点差は8のままだが、目覚めた興梠がミラクルへと導く。
[ 2010年10月25日 ]

本山2アシスト…鹿島
 ◆J1第27節 鹿島2―0横浜M(24日・カシマ) 鹿島は初先発のMF本山がFW興梠の2得点をアシスト。「まだ活躍したという実感はない。後半は動けなかった」と言うものの4試合ぶりの勝利に貢献した。開幕前にヘルニアの手術を受け、復帰は5月。その後も20分の出場制限を受けるなど途中出場が続いていたが、先発復帰戦で見事に期待に応えた。首位・名古屋との勝ち点差は8のまま。逆転優勝を最後まであきらめない。
(2010年10月25日06時01分 スポーツ報知)

興梠、鮮烈2発!鹿島V戦線残った

 鹿島‐横浜M 前半、先制ゴールを決め喜ぶ鹿島・興梠=カシマ

 「J1、鹿島2‐0横浜M」(24日、カシマ)

 鹿島のFW興梠慎三(24)の鮮烈な2発でV戦線に生き残った。「僕たちは1敗も落とせない。名古屋が取りこぼすまで勝ち続けるしかない」。マルキーニョスが累積警告で出場停止の危機を、9試合ぶりのゴールで救った。

 前半13分にMF小笠原がPKを失敗。嫌なムードを振り払ったのは同36分だ。MF本山のヒールパスに抜け出し、左足ループ弾で先制。39分には再び本山のヒールパスを受けて加点した。「うれしいより複雑。決められなくて迷惑をかけた」と71日ぶりのゴールに照れ笑いするが、4連覇に望みを残す活躍だった。

 日本代表から遠ざかるが、ザック日本と同じ1トップ布陣で活躍。ザッケローニ監督は風邪で視察を取りやめたが、自宅でテレビ観戦。快足FWの復活劇は届いたはず。
(2010年10月24日)

鹿島 4連覇あきらめない
2010年10月25日 紙面から

鹿島-横浜M 前半36分、先制ゴールを決める鹿島の興梠、左は横浜Mの栗原。GK飯倉=カシマスタジアムで

 各地で4試合を行い、2位の鹿島はホームで横浜Mと対戦し、FW興梠慎三(24)の2発で横浜Mを2-0で下し、4試合ぶりの白星を飾った。逆転での4連覇に向け、首位の名古屋との勝ち点差8を守った。3位のG大阪は京都に2-1で競り勝った。広島はFW李忠成(24)の5試合連続ゴールなどで湘南に快勝し、勝ち点42で7位に浮上した。最下位の湘南は14試合連続白星なし。川崎は2点のリードを守り切れず大宮と引き分け、勝ち点45で5位。
 左足で技あり、右足で強弾。雨の舞うカシマでFW興梠が11カ月ぶりの1試合2発。いずれも今季リーグ初先発のMF本山のヒールパスを沈めた。「モト(本山)さんにボールが入った瞬間、いい所に走れば(ラストパスは)出てくる」。勝利を導いたのは勝負どころで感じ合う連係だった。
 前半36分、敵陣左サイドで本山がパスを受ける。一呼吸置いて、右かかとで鋭角なスルーパス。追いすがるDF栗原が「届いたと思った」両足タックルの上、猛ダッシュで寄せるGK飯倉の体の上を、興梠は冷静に突き、仕留めた。間隙(かんげき)を縫うパスと絶妙ループは、合致したイメージの結晶だった。
 3分後、2人は再び共鳴し合う。同39分、小笠原から縦パスが入ると、本山がノールックで右ヒール。「信じていた」興梠が急加速で走り込んで右足を強振すると、ゴールネットから水しぶきが上がった。本山はうなった。「慎三の動きとフィニッシュ能力の高さ」。勝敗はここで決した。
 マルキーニョスが出場停止。オリベイラ監督が敷いたのは、鹿島では異例とも言える「4-2-3-1」。急ごしらえの布陣であっても、修正可能な「あうんの呼吸」が名古屋猛追の原動力になる。残り7戦、勝ち点8差。07年シーズンは残り5戦で勝ち点10差をひっくり返した。「残り全試合勝つだけ」と興梠。まだ、不可能を口にする差ではない。 (松岡祐司)

J1鹿島:流れ呼び込んだ興梠2発

【鹿島・横浜マ】前半39分、2点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島・興梠=カシマサッカースタジアムで2010年10月24日、長谷川直亮撮影

 ○鹿島2-0横浜●(24日、カシマ)

 9試合ぶりとなるFW興梠の得点が、チームに流れをもたらした。

 試合が動いたのは前半36分。本山からのパスを受けた興梠が左サイドでDF栗原と競り合いながらGKを誘い出し、左足で流し込んで先制。3分後には小笠原のパスを受けた本山がヒールで流し、前線の興梠がまたも冷静にゴールを揺らした。出場停止のマルキーニョスに代わって先発出場した本山との好連係が、4試合ぶりの勝利につながった。

 鹿島は今季、マルキーニョスを欠いた5試合で4分け1敗。オリベイラ監督はこの日、普段の2トップから、本山をトップ下、興梠を1トップに置く布陣に変更した。「ここ最近は真ん中からスルーパスがあまり出てこなかった。モトさん(本山)はパスが入った瞬間に前を見てくれるので、良い所に走ればパスが出てくる」と興梠。本山が時折、サイドのフェリペガブリエルと野沢らにボールを散らして守備を分散させ、その上で縦パスを興梠に供給し、鹿島は主導権を握り続けた。

 鹿島は3連覇の間、終盤に必ずキーとなる選手が現れ、追い上げを果たしてきた。その意味で、今季腰のヘルニアの手術で出遅れた本山の活躍も、大きな収穫だ。この日の勝利が追い上げののろしになるか。【中村有花】
毎日新聞 2010年10月24日 22時09分(最終更新 10月24日 22時20分)


興梠が2発 鹿島、久々の白星で名古屋追う
2010年10月25日10時58分


後半、横浜マ・小椋(右)と競り合う鹿島・本山=西畑志朗撮影

(24日、鹿島2―0横浜マ)

 ゴールを背にして出した2本のヒールパスは、視界の外にいた鹿島の興梠につながった。そして決まった2得点。もちろん、送り主の本山の背中に目が付いているわけではない。コンマ数秒の周到な準備がベテランの妙味を生む。

 前半36分。くさびのパスを受ける前、左隣の興梠にちらりと視線をやった。「最終ラインの裏を狙っているな」。右かかとで、見えない背後に球をはたく。フリーで飛び出した興梠の足元に収まった。

 3分後。再びくさびのパスが入る前、今度は2人の目が合った。またもスルーパスが通る。決めた興梠は「『シュートしてください』という素晴らしいパスだった」

 大黒柱マルキーニョスの出場停止がなければ、2人の連係は実現しなかった。腰や右足のけがに悩む本山は今季初先発。「守備の負担を減らしたい」というオリベイラ監督の配慮で、4―2―3―1の布陣のトップ下に座った。鹿島伝統の4―4―2を崩してまで起用された31歳が、4試合ぶりの勝利を導いた。

 試合後は足を引きずりつつ笑顔で「負担が軽いから、これくらいはやらないと」

 「本山にはけがの問題があるが、今後も使いたい。マルキーニョスとの同時起用もある」。選択肢が増えて監督は喜んだ。残り7試合で首位・名古屋との勝ち点差は8。4連覇が難しい状況は変わらない。ただ、鹿島が逆転への「切り札」を得たことも間違いない。(中川文如)

 ○興梠(鹿) 2カ月ぶりの得点。
「チームに迷惑をかけ続けてきたから、まだ喜べない」

水魚の交わり。
まさに昨日の試合は、慎三と本山が織りなすファンタジーをスタジアム全体が堪能した。
慎三を活かすには本山という処方箋が一番だったのである。
復活した慎三の得点力で、残り試合一つ一つ勝利を積み重ねていきたい。

小笠原満男、300試合出場達成

2010年10月25日 | Weblog
鹿島・小笠原、J1通算300試合出場
2010.10.24 20:35
 J1第27節第2日(24日、鹿島2-0横浜M、カシマ)鹿島のMF小笠原が史上48人目のJ1通算300試合出場を達成した。初出場は1998年4月15日のG大阪戦。(カシマ)

小笠原満男のJ1通算300試合出場が報じられておる。
思い起こせば1998年1st ステージ、負傷のビスマルクに替わって入ったのは当時の新人・小笠原満男であった。
攻撃的MFのポジションで攻守に動き回り、完封勝利に貢献した。
当時は東北のファンタジェスタの異名を持ち、パスにドリブルと攻撃のアイデアを発揮していたものであったことを記憶しておる。
そこから、一つ一つ試合を積み重ね、300試合出場を達成とは素晴らしいこと。
ただし、2005年8月20日のホーム・広島戦「心の風邪」なる不可解な不出場がなければ、もう一試合早く達成されていたはずであることが心残りである。
ところで、昨日はユダの200試合出場も達成されておった。
こちらが報じられぬのは、非常に残念である。